『鳳凰の飛翔』第3話・第4話のあらすじをお届けします。
鳳知微が寧奕の正体を知り秋家との婚礼話が波乱の展開に。
この記事では、各話の見どころを紹介しつつ、登場人物の思惑を粗紹介します。
この記事で分かること(各話要点)
- 第3話:鳳知微が楚王府に潜入し、寧奕の正体を知り。秋明纓が鳳知微に結婚拒否を誓わせる。
- 第4話:婚礼相手は秋玉落に変更になるものの最終的に破談。大成遺児の噂に皇太子が焦って燕州への出陣を志願。
鳳凰の飛翔 3話 あらすじ
楚王府に忍び込んだ鳳知微は寧弈が楚王だと知り、秋明纓は鳳知微に嫁がない誓わせる。
3話 あらすじ
鳳知微は寧弈に直談判するため妓女のふりをして楚王府の宴へ潜入します。ところが寧弈は仕立て屋を装って彼女に近づき、そのまま楼閣へ連れ去って閉じ込めてしまいました。置き去りにされた鳳知微は、脱出しようと湖へ飛び込み騒ぎを起こします。
その混乱をよそに寧弈は兄たちへの接待を続けます。酒席でわざと不穏な噂を口にし、皇太子・寧川の触れられたくない過去を笑いながら突く寧弈。宴が終わると彼は鳳知微の前に現れ、自分が楚王であることを明かしました。
一方、秋府では母の秋明纓が鳳皓を人質に取られ追い詰められていました。それでも彼女は鳳知微に対し、絶対に寧弈へ嫁いではならないと約束させるのです。
さらに寧弈と皇帝が同時に血を吐いてしまうのでした。
感想
私は寧奕が仇と言い切られる場面にまず強い違和感が残りました。第1話の経緯を見る限り幼い寧奕には軍を動かす力はなく、実際に兵を動かして顧衡を死に追いやったのは皇太子・寧川の側です。寧奕自身も顧衡に赤子を助けると約束していて直接手を下した人物として描かれているわけではありません。
だから寧奕を「親の仇」と言い切るのは言い過ぎでは?と思ったのです。
でも、秋明瓔の側から見ると、そう言ってしまうのも分かる気がします。
秋明瓔は現場にいたわけではありませんし、分かることといえば夫が追討で追い詰められて死んだということくらい。夫を殺した側に寧奕がいたのは確かで現場での細かなやり取りよりも天盛の皇族に人生を壊されたという思いが強いはず。秋明瓔にとっては、皇太子だろうが寧奕だろうが、同じ仇に見えてしまうのも仕方ないと思えました。
ここに注目
なぜ秋明纓は鳳知微の結婚にあそこまで反対するの?
秋明纓が鳳皓を人質に取られているのに、それでも鳳知微の結婚に反対するのは、私は息子を助ける/助けないの二択ではなく、もっと大きな破滅が見えているからだと思いました。
秋明纓は玉華(五夫人)に脅されているのに、鳳知微に寧弈に嫁がないと誓わせます。普通なら人質がいる時点で折れそうなのに折れない。ここで秋明纓が恐れているのは、鳳皓の命そのものより、婚姻が引き金になって知微の素生が明らかになり顧衡と大成の遺児の件が表に出ることだに見えます。なにしろ顧衡は血浮屠の首領で大成の遺児を守っていた人物。
天盛側は血浮屠の残党や大成の血を抹殺しようとしている。だから鳳知微が楚王府に嫁いで身辺を調べられれば、素性がバレる危険が跳ね上がる。もし鳳知微の血筋が疑われたら、弟の鳳皓や匿っていた秋家も連座で粛清対象です。秋明纓が言う「婚礼の日が復讐の日になる」「秋家は皆殺しになる」というのは過激なようでいて。現実に起こってもおかしくないことだといえますね。
鳳凰の飛翔 4話 あらすじ
寧奕と秋家の婚礼は取りやめ。一方、大成残党の噂が広まり皇太子は焦ります。
4話 あらすじ
秋府では秋明瓔の猛抗議を受けて秋尚奇が方針を変更。鳳知微ではなく実の娘・秋玉落を寧奕に嫁がせると言い出しました。秋夫人は泣きながら反対し、五夫人の玉華は批判をしますが、秋尚奇が叱りつけて結局は婚礼の準備が進められます。
知微は鳳鳳皓に五夫人には近づくなと念を押し。五夫人は知微を嘲って二人のの関係は決定的に悪化します。
一方、参内した寧奕は天盛帝と囲碁を打ち、宴の様子を穏やかに報告しました。寧奕は体調不良を理由に婚約解消を願い出ます。
寧奕と秋家の婚礼は中止と発表になりました。
その後、燕州で大成残党の存在を隠していたことが明るみに出て皇太子は皇帝から激しく叱責されました。追い詰められた皇太子は汚名返上のため燕州への出陣を志願するのでした。
ここに注目!
寧奕も心が読めない天盛帝の怖さ
寧奕と天盛帝が静かに碁を打つ場面。皇子相手なら余裕でいなす寧奕ですが、天盛帝の前ではどこか慎重で落ち着かない感じに見えます。
自分が宗正寺から出された理由は皇太子たちを牽制するために利用されているため。そう思っているから、あえて天盛帝にその言葉を投げかけたのに、返ってきたのは父としての愛情を匂わせる問いかけでした。
見た目には大きな変化はありませんが、表情からは寧奕は明らかに動揺しています。寧奕は父の言葉を信じたい。でも信じた瞬間にすべてを失うかもしれない。また利用されるかも知れない。だから父の言葉を信じるのを恐れているように見えました。
天盛帝は最後まで本心を見せません。冗談めかして怒ったかと思えば「8年か」と神妙な事を言う。見ていても天盛帝が何を考えているのかよくわかりません。
こういう読めないところが天盛帝の怖さで、さすがの寧奕も何を信じていいのかわからなくなるのは当然だと思います。
秋玉落が不吉と言われる理由と不条理な秋夫人の怒り
この婚約破談で秋玉落と鳳知微の娘が気の毒な目に会ってしまいましたね。
世間では最初から楚王・寧奕の婚約相手は秋家の娘だと思われていました。秋家の内部では鳳知微を身代わりにしようとしていましたが。そんな事情など、世間の人は知りません。だから縁談が壊れた瞬間にその理由は自動的に花嫁側へ押し付けられます。破談の理由は相性が悪い、皇子の体調がよくないですが。
噂好きの世間では額面通りには受け取らなでしょう。「不吉な娘だからだ」という噂になってしまうわけです。
でもこれは迷信というのもあるでしょうが、責任をなすりつけるための心理もあると思います。縁談を決めたのも破棄したのも皇帝です。でも皇帝が間違ったとは言えません。楚王に落ち度があるとも言えない。
そうなると、切り捨てられるのは立場の弱い花嫁です。秋玉落は何もしていないのに、破談の結果だけを背負わされ「災いを呼ぶ娘」というレッテルを貼られてしまいました。
その一方で、秋夫人の怒りが鳳知微へ向かうのも理不尽です。秋家の都合で鳳知微を身代わりにしようとしていたのです。でもそんなことは世間には言えません。自分たちの身勝手が招いた結果です。
でも認めたくない。だから一番立場の弱い鳳知微は感情のはけ口にされてしまった。
身勝手な大人たちのせいで評判を落とし苦労させられる秋玉落と鳳知微が気の毒です。
次回はどうなる?
鳳知微の素生はばれてしまうのか?燕州出陣は皇太子にとって挽回の機会になるのか、それとも新たな疑念を生むのか。
そして寧奕はこの状況をどう利用してくるのかが気になります。
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鳳凰の飛翔 第5話のあらすじとネタバレ

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