中国ドラマ「始皇帝 天下統一」の56・57・58・59・60話ネタバレとあらすじ感想紹介記事です。
秦王 嬴政はいよいよ東方諸国の攻略にとりかかりました。
最初に攻略したのは魏。次は趙や韓を狙っています。
衰えたとは言っても趙は大国。嬴政は策略をしかけて趙を孤立させることにしました。
趙偃は徐々に秦の罠にはまりつつああります。趙はどこまで耐えられるでしょうか?
「始皇帝天下統一」のあらすじとネタバレ・感想を紹介します。
始皇帝天下統一 番組情報
原題:大秦賦
2020年、中国
全78話
原作小説:大秦帝國之東出
作者:孫皓暉
始皇帝天下統一の主要人物
・嬴政(えい せい)/秦王
演:張魯一
・呂不韋(りょ ふい)
演:段奕宏
・趙姫(ちょうき)
演:朱珠
・趙偃(ちょうえん)/趙王
演:蒋毅
第56話 疑念
趙王 趙偃は咸陽へ向かい、秦王と会見。両国は互いに舞を披露します。
嬴政と趙偃は狩りを行います。
ところが趙佾は趙偃の暗殺を計画。趙偃も嬴政を暗殺しようとしていました。
結局、李信が嬴政の暗殺を阻止。嬴政は趙偃を監視させます。
趙佾による趙偃の暗殺も秦の兵によって阻止されるのでした。
第57話 それぞれの思惑
龐煖は秦が趙を攻撃するのではないかと心配しています。趙偃は急いで嬴政と会って話し合うことに。
会談の中で嬴政は趙を強くする方法を話し。趙偃も嬴政にアドバイスします。
燕の太子丹は同盟を阻止しようと趙姫に会いました。
趙との同盟を知った趙姫は趙偃を暗殺しようとします。
嬴政は姫丹を監禁。趙偃は姫丹の首を要求。でも嬴政は姫丹を処刑せず、偽の死体を用意します。
それに満足した趙偃はろくに死体を確認せず、秦と同盟を結ぶのでした。
第58話 戦略
秦と趙の同盟が成立。ところが趙佾の野心が刺激され、趙偃を暗殺して自分が新しい王になろうとします。
しかし暗殺は失敗。趙偃は趙佾を処刑しようとしますが。郭開は説得して処刑を思いとどまらせます。
趙佾は趙偃の暗殺に失敗。そればかりか計画がバレて弱みを握られてしまいました。
趙王偃は秦が楚を攻めると信じているので、龐煖を将軍に任命、燕国を攻撃させます。ピンチの燕は太子秦に救援を求めました。
嬴政は趙軍が燕に深く攻め込み、趙の守りが手薄になったところで秦軍を出撃させ。李信たち秦軍は趙の鄴城を占領。
趙偃は激怒しますが、もう遅い。秦は最初から趙を攻めるつもりで準備していますからね。
いよいよ秦による趙の攻撃が始まりました。
趙偃はどうするのでしょうね。
第59話 対趙攻防戦
秦軍に攻められている趙では、李牧と趙佾は龐煖を呼び戻すよう主張しますが。趙王偃は却下、李牧と趙佾を左遷。龐煖に薊城を攻め落とすよう命令します。
趙軍の動きを知った嬴政は秦軍に邯鄲を攻めさせます。
無理な戦いを強いられている龐煖が率いる20万の兵も王翦と桓齮の奇襲を受けて壊滅。龐煖は逃走していしまいます。
それを知った趙偃は倒れてしまいました。代わりに倡后が命令を出します。
そこに李牧と趙佾が到着、見事な戦いで秦軍を食い止めます。漣漪は李牧をおびき出そうとするものの、焦った李信と楊端和は趙軍の策略にはまって撤退するのでした。
第60話 趙王の死
秦軍の邯鄲(かんたん)への攻撃が始まって数ヶ月。秦軍は邯鄲を攻略できずにいました。
趙は衰えたとはいえ、名将の李牧(りぼく)と強力な騎兵部隊がいます。でも無能な君主と王宮内の権力争いのため、無駄な犠牲が出ていました。
そこで秦は趙内の争いを利用。
姫丹に趙佾が秦と内通していると嘘の情報を信じ込ませ、趙にそれを広めさせました。
趙佾は公子嘉派の人物ということもあり、倡后に疑われますが。李牧の活躍もあり、趙佾の排除は失敗。
そこで倡后は趙佾を誘惑して李牧を排除しようとしますが。それを見た趙王偃が激怒して吐血、死亡しました。
ドラマなので面白おかしく脚色してますが。滅びる時の国はこういうものかも知れませんね。
紀元前236年。趙国が混乱する最中。趙王偃が急死。悼襄王(とうじょうおう)の諡号が贈られました。
子の趙遷(ちょうせん)が即位。郭開が輔佐しました。
趙遷は趙最後の国王・幽繆王(ゆうぼくおう)です。
その後も秦軍と趙軍は戦い続けて扈輒が戦死、10万の趙軍が失われるのでした。
秦と趙の戦いが続いています。趙偃が秦の策略にひっかかり、龐煖や数十万の兵を失いましたが。李牧らの活躍で持ちこたえています。衰えたとはいえ大国だけのことはあります。
でもそれもいつまで保つがわかりません。その悼襄王も急死。倡后と郭開が権力をもつ事になってしまいます。
国が危ないのに内輪もめしていたら、滅亡を早めるだけなのに。自分のことしか考えられないのでしょうね。
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