大宋宮詞 第21・22・23・24話あらすじとネタバレ

大宋宮詞あらすじ・ネタバレ 中国時代劇あらすじ

中国ドラマ「大宋宮詞(だいそうきゅうし) ~愛と策謀の宮廷絵巻~」の第21・22・23・24話あらすじとネタバレ紹介記事です。

 

真宗 趙恒のもとに蕭太后から講和を認める手紙が届き、宋の陣営でも議論が行われ紅覇することになりました。

韓徳讓が澶州にやってきて講和が結ばれました。この条約で遼は関南の領土を諦めること。貿易をすること、宋が歳弊として絹と銀を送ることでした。

その後、細かい条件交渉を終えた曹利用が戻ってきて30万両と報告。それでも真宗は講和ができて納得。ここに「澶淵の盟」と呼ばれる宋と遼の和平条約が成立します。功績のあった臣下たちに論功行賞が行われました。

戻ってきた劉娥は徳妃になり宮中に入るはずでしたが。先帝の遺言があると重臣たちが反対します。

さらに趙吉の位牌を太廟に置く件についても反対意見が出ます。すると寇準は妥協案を出し、劉娥が3年間先帝を供養すること入内できることになりました。

 

大宋宮詞(だいそうぐうし) あらすじとネタバレ全話一覧

 

 

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大宋宮詞 情報

原題:大宋宮詞
英語:Palace of Devotion
2021、中国
全61話

キャスト

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劉娥(りゅう・が)
演:劉濤(リウ・タオ)

趙恒(ちょう・こう)/真宗
演:周渝民(ヴィック・チョウ)

郭清漪(かく・せいい)/章穆皇后
演:斉溪(チー・シー)

李婉児(り・えんじ)
演:劉聰(リウ・ツォン)

寇準(こう・じゅん)
演:梁冠華(リャン・グァンホア)

蘇義簡(そ・ぎかん)
演:曹磊(ツァオ・レイ)

 

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第21話

 

真宗 趙恒は郭賢を定州への流刑を命令。郭皇后と趙佑は跪いて泣いて流刑を撤回するように懇願。その姿に憐れみを感じた趙恒は郭賢の定州行きを思いとどまります。

職を辞した郭賢は二皇子 趙佑の学問の師匠として熱心に教育。その成果に満足した真宗は郭賢を復職させるのでした。

儒教の三礼を根拠にして真宗 趙恒は劉娥に3年間 先帝の皇陵を守ることを命令。任期を終えたたら劉娥を入宮させ、趙吉の位牌を太廟に安置すると臣下に約束させます。もし反対するものがいれば死罪にすると宣言。臣下は黙って従います。

とはいうものの。真宗は思い通りに劉娥たちを後宮に迎え入れることができないことに苛立ちを覚えるのでした。

一方、寇準は軍人の俸禄と軍費の削減を提案。潘伯正は西の守りのため軍備の拡張を主張、対立します。

真宗は寇準の案を採用。そこで潘伯正は王欽若のもとを訪れ、寇準への嫉妬を利用して寇準を陥れようとしました。

感想と解説

史実では澶淵の盟の後、王欽若が皇帝に意見して寇準が降格になります。

王欽若は皇帝に取り入るのが上手い人です。実際の真宗はブレまくりの人なので他人の意見に流されやすいのです。史実の寇準は功績の大きい人ですが、態度も大きく自分の思い通りにならない人には「殺すぞ」と脅して敵を作ってばかり。だからいざという時に皇帝や他の人が味方してくれません。

ドラマでは寇準の悪いところはあまり描かないですから。その分、王欽若が悪者になってしまいますよね。民間には寇準=善玉のイメージで広まっているので、王欽若=悪玉になりますね。

 

第22話

 

潘家に巫医が呼ばれ、潘玉姝と趙恒の血を使ってなにやら判断しています。巫医は潘玉姝と趙恒の相性が悪いので二人の間には子供は産まれないと結論付けてしまいます。玉姝の母は何か治療法はないかと訪ねますが巫医は首を横に振るのでした。

それを聞いた潘玉姝は魂を失ったようにショックをうけてしまい。潘家の者たとも愕然としてしまいます。眠れない夜を過ごします。

その後。潘良の友人・鐘樵が訪ねてきました。すると潘伯正はある計略を思いつきました。潘玉姝と鐘樵に寝床を共にさせ子供を作らせようというのです。

劉娥と李婉児は皇陵で暮らし始めました。あるとき森で薪を集めていると倒れている青年を見つけました。助けてみると彼は疱瘡(天然痘)にかかっていることがわかりました。。

真宗は劉娥から疱瘡が流行っているという連絡をうけて皇陵に向かおうとしますが、郭賢たちに阻止され激怒します。

劉娥たちの介抱で青年は命をとりとめました。しかもその青年は李婉児の弟だとわかります。姉弟は再会を喜びます。ところがそこに郭賢たちが送った刺客がやってきて・・・

 

感想と解説

呪術師の言うことを真じるなんてそんなバカなと思うかもしれませんが。現代でも信じる人はいますし。1000年前ならどんなに地位のある人だって信じたくなりますよね。

巫医:字幕では「神医」になってることもあります。ここでは「名医」の意味ではなく呪術と医術の療法を使って治療する「巫医」のこと。昔は医術と呪術の区別があいまい。とくに庶民は高価な薬を買ったり医者に診てもらうことができないので呪術を利用する人が多くいました。金持ちでも迷信を信じることはあります。

 

第23話

 

潘玉姝は再び貴妃になり豪華な成平殿で暮らし始めました。しかし彼女はそんなことには満足していません、今でも鍾樵がくれた真珠の耳飾りをつけています。潘玉姝は鍾樵と密会を重ねついに子を身ごもります。

潘玉姝の懐妊を知った真宗は妃とその子が疫病にかかるのを防ぐという理由で潘玉姝を外出禁止。窓に板を打ち付け外との接触を断ちました。暗い部屋に取り残された潘玉姝はますます鍾樵を恋しがるのでした。

一方、皇后 郭清漪の侍女・晴儀は侍医になりすました鐘樵を見て皇后に伝えます。怪しいと思った皇后は貴妃を様子を見るためお見舞いに行きました。ところが皇后は貴妃を誤って転倒させてしまい、真宗から怒られます。そして潘玉姝のことは詮索するなと言われます。

やがて都でも疱瘡が流行。趙佑と貴妃も感染してしまいます。

郭賢は村で疱瘡を直している者がいると聞き曹利用を派遣。ところが疱瘡を治療していたのは劉娥でした。郭賢は劉娥を宮殿に戻したくはありません。でも治療のために蘇義簡を派遣して密かに呼び出して佑皇子の治療を行わせました。

軽症の貴妃は助かりました。しかし佑皇子は厳しい状況でした。

 

感想と解説

郭賢たちは劉娥に敵対しておいて都合よすぎるように思えますが。宋はそういう人たちの国なので別に郭賢が異常なわけではありません。そういう事してるから金に痛い目にあわされるんですけどね。

侍医でも治せないのに、療劉娥が使っている疱瘡(天然痘)を治療するものってそんなに効くんだ。民間医療に負ける宮廷の医療って一体・・・

 

第24話

 

劉娥は趙佑を看病しました。趙佑は治りかけたように見えましたが。劉娥にはもう治らないことがわかりました。そして趙佑は亡くなってしまいます。

子を失った悲しみのあまり皇后も倒れてしまいました。皇后の重体を知り郭賢がやってきました。すると劉娥になぜ刺客を送ったのかと問い詰められてしまいます。

皇后は父にこれ以上事を荒立てないように言うと、劉娥に自分がいなくなったとの後宮を任せるといいます。そして皇后は劉娥を次の皇后にして欲しいと真宗に遺言書を残し息を引き取りました。

劉娥は趙恒と再会。徳妃に、侍女の瓔珞を美人にしました。でも3年の供養期間が残っているため皇陵に戻りました。

貴妃が女の子を出産。指が6本あったので不吉だと言われハサミで指を切り落とされてしまいます。

そして3年の供養が終わりました。真宗は劉娥を迎えに行かせました。郭賢も劉娥の入内に賛意。そして李婉児は婕妤になりました。

 

感想と解説

劉娥はようやく戻ってきましたが。これからすんなり皇后になるのは難しそうですね。というか劉娥の周りの人たちが次々に側室になってるけど大丈夫?あとて問題起こらない?

ちなみに現実にも6本指の人はたまに産まれることがあります。医学的には「多指症」と言い、500人に一人の確率で起きるといわれます。コブのようなもの、軟骨だけ、骨格まで揃った完全な指になってるものなど様々。現在の先進国では子供のころに手術で切ることが多いようです。

日本では豊臣秀吉が六本指だったと言われます。

 

 

 

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