中国ドラマ「玉面桃花~福を呼ぶ契約結婚~」第1・2・3・4・5話のあらすじとネタバレ紹介記事です。
舞台になるのは架空の中華王朝の江南の雲莱鎮(現在の福建省漳州市)という小さな町。
胡嬌(こ・きょう)は精肉店の娘。明るく積極的で包丁の扱いも得意。
許清嘉(きょ・せいか)は幼いころに両親を亡くし、胡家に引き取られて育ちました。胡嬌と許清嘉は親が決めた許嫁です。許清嘉は都で科挙を受けるために旅立ち、しばらく胡嬌と連絡は断っていました。
その許清嘉が科挙で二番目の成績を収めて帰ってきました。彼は親の決めた約束通り、胡嬌と結婚すると言うのですが。
その「玉面桃花」に登場する人物とキャストを紹介します。
玉面桃花 情報
原題:玉面桃花總相逢
英題:The Lady in Butcher’s House
2022年、中国
全36話
主な登場人物
・胡嬌(こ・きょう)
演:張含韻(クリスティ・チャン=チャン・ハンユン)
・許清嘉(きょ・せいか)
演:佟夢実(トン・モンシー
・高正(こう・せい)
演:陳奕龍(チェン・イーロン)
第1話
7年前。雲莱鎮で精肉店を営む胡家に貧しい少年・許清嘉がやってきました。肉屋の娘・胡嬌と許清嘉の父親は親友で二人は親同士が決めた許嫁でした。胡嬌の父は何度も科挙に不合格になり役人になるのを諦めて精肉店を営んでいました。許清嘉の父は役二でしたが両親が死んでしまい親の遺言を頼って胡家を訪れたのです。許清嘉は胡家の保護を受け勉学に励みました。そして7年後。許清嘉は見事、科挙に合格。それも第2位の榜眼でした。
役人たちは許清嘉に娘との結婚を勧めましたが、許清嘉は縁談をすべて断り親の約束通り胡嬌と結婚するため戻ってきました。
でも胡嬌は弱々しい許清嘉が気に入りません。なにより胡嬌は無能な父が嫌いでそのせいで母が過労で亡くなってしまいました。その父が決めた縁談も嫌でした。さらに胡嬌は何年も音信不通だった許清嘉に腹を立てました。
でも許清嘉はお世話になった胡家への恩返しのためにも結婚すると譲りません。胡嬌の父も縁談には乗り気ですが。なんと胡嬌は別の男がいいと言い出すのですが。
第2話
許清嘉の帰郷を祝い宴席がひらかれました。胡嬌はその場で許清嘉を困らせ、夫にふさわしくないと見せつけようとします。銀のかんざしを取り出して許清嘉が愛人を養っているのでふさわしくないと言いますが。父の胡庭芝がそれは母の物だと言って怒り、胡嬌は納屋に閉じ込められてしまいました。
許清嘉は胡嬌に会いに行きなぜ結婚を嫌がるのか聞きました。胡嬌は許清嘉が悪い人だとは思っていないが、好きでもない人と結婚するのは嫌だと答えます。
そのころ胡家に陳氏がやってきて店を安い値段で買おうとしています。陳氏の背後には知府がいました。でも許清嘉は心配ないと言います。
翌日。丞相府の第2執事、賈権がやってきました。賈権は許清嘉の結婚を見届けに来たというのです。横柄な態度をとっていた陳氏は賈権が来ると旧に態度を変えました。
一方、胡嬌は鏢曲の阿牛に会おうと家を抜け出していました。
第3話
許清嘉のもとを訪れた老人は身分を明かしませんでしたが、許清嘉には彼が丞相の賈昌だとわかりました。許清嘉は宰相の娘との縁談を既に婚約している人がいると断っていました。宰相の娘との縁談を断ったことは皇帝の耳にも入っていました。
でも許清嘉が胡嬌と結婚しなければ皇帝を欺いた罪で処罰を受けます。それを知った胡嬌は、許清嘉があまりにも愚かだと非難しました。彼が丞相の娘と結婚すれば富と栄華を得られます。でも許清嘉は約束を守りました。
そこで胡嬌は二人が偽装結婚してこの場を凌ぐことを提案しました。3年後に離婚することにして。その間に胡嬌はお金を貯めて土地を買い店を開くことができると考えました。許清嘉にとっては不本意ですが他にいい方法は思いつかず結局、胡嬌の提案を受け入れました。
胡嬌が家に戻ると、父の胡庭芝が待っていて帰りが遅いと怒ります。そして許清嘉と結婚するように説得しようとしました。しかし胡嬌は先手を打って結婚を進めようと主張。娘の態度に胡庭芝は驚きます。
そして客を招いて宴が開かれ、二人の結婚は確定します。
第4話
宴のあと。許清嘉は墓参りのために山に行きました。ところが許清嘉は迷子になってなかなか帰ってきません。
山の付近には狼も出ます。胡嬌は許清嘉が行方不明になったのを聞くと、鏢局の者を連れて許清嘉を探しに行きました。
胡嬌は地面に狼の足跡を見つけると、彼女は匕首を取り出し警戒しました。すると背後から足音が聞こえ、拳を振りかざすとそこには許清嘉がいました。
雨のため2人は洞窟に避難しました。許清嘉は狼から逃れた経緯を語りました。でもひそかに賈権が助けていたことは知りませんでした。しばらく休んだ後、二人は無事に戻りました。
翌朝。胡嬌が結婚式の準備をしていると父の胡庭芝がやってきて花嫁衣装を持ってきました。それは胡嬌の母が縫ったものだというのです。それを聞いた胡嬌は神妙な気持ちになりその花嫁衣装を着ることにしました。
結婚の日がやってきました。胡家は親戚や友人を招いて宴会を開き賈権もやってきて祝福しました。賈権は許清嘉の選択を認めてはいますが、丞相家との縁談を断ったので丞相を敵にまわすかもしれないと許清嘉に忠告するのでした。
第5話
祝宴の後。寝室に黒服の男が侵入してきましたが。それは許清嘉の友人たちでした。その後、二人は寝台と床の布団に別れて眠りました。
3日後。許清嘉の任地の上庸に旅立つ日がやってきました。2人は家族に別れを告げると旅立ちました。
半月ほどかけて上庸に到着しました。胡嬌が川辺で洗濯をしようとしていたところ、老人が思い詰めた様子で立っているのを見つけました。胡嬌と許清嘉が老人を救い話を聞いてみると、彼はかつて上庸県丞であった遲文俊だとわかりました。
遲文俊は自分が冤罪で投獄されて脱獄したと言います。
ところがそこに上庸県尉の高正が現れ遲文俊を捕らえようとします。高正は何度も脱獄する遲文俊に我慢ならず斬ろうとしました。そこに許清嘉が出てきて説得すると高正は刀を収め遲文俊を連行しました。許清嘉は高正が冷徹だと思うのですがそれだけではないような気がしました。
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