中国ドラマ「鶴唳華亭(かくれいかてい)」第59~60話(最終回)のあらすじとネタバレ感想の紹介記事です。
いよいよ最終回です。
軟禁中の蕭定権のもとに皇帝 蕭睿鑑がやってきました。二人は一緒に温かいお茶を飲みます。事件の真相を知った蕭睿鑑は蕭定権に謝り、父子として話したいと言います。
そして皇帝は蕭定権に手枷をつけたまま、顧思林の所に行って説得しろと言うのでした。
その後、蕭定権は顧思林に会いに行きました。顧思林は蕭定権の誕生のいきさつについて話し始めます。蕭定権は当時、朝廷で力を持っていた顧一族の思惑で生まれたのでした。それを聞いた蕭定権は驚きました。
一方、長州では敵が襲撃。李明安たちが守るのですが。
注:
この記事はオリジナルの中国版(CS・DVDも同じ)をもとに構成。BS放送版は再編集され話数が60話から57話になっています。ずれている部分があるのでご了承ください。
鶴唳華亭 登場人物
蕭定権(しょう ていけん)/皇太子
演:羅晋(ルオ・ジン)
陸文昔(りく ぶんせき)/顧内人
演:李一桐(リー・イートン)
蕭睿鑑(しょう えいかん)/皇帝
演:黄志忠(ホァン・チーチョン)
蕭定棠(しょう ていとう)/斉王
演:金瀚(ジン・ハン)
顧逢恩(こ ほうおん)/ 嘉義伯
演:劉徳凱
見出しのサブタイトルはCS放送時のもの
第59話 決着をつける時
BS版 第56話 公正な裁きに賭けて
長州の顧逢恩たちは敵と戦っていましたが、次第に追い詰められていきます。
皇太子 蕭定権は長州を助けるため、伯父 顧思林に長州に行くように説得します。でも顧思林は斉王 蕭定棠がいるかぎり皇太子の地位は安泰ではないので遠征には反対でした。伯父を説得できないとわかった皇太子 蕭定権は長州に向かうように命令します。仕方なく顧思林は長州に向かいます。
皇太子は蕭定権は皇帝の元へ向かいました。そこで斉王の処分について意見。軽い処分で終わらせようとする皇帝に対して蕭定権は血で書いた書状を差し出し、公正な裁きを求めます。皇太子の意志の固さを知った皇帝は驚きました。
長州に顧思林たち援軍が到着。顧逢恩たちとともに長州を守りきりました。死んだと思われていた李明安も生きていました。
朝議では陸英親子の件が話しあわれ、陸英親子は無罪。張陸正の罪が確定しました。
陸文昔は死刑を免除されて長州に流されることになりました。蕭定権は陸文昔に人を派遣してそのことを伝えるのでした。
感想:
陸英親子の罪が晴れてよかったです。張陸正は当然の報いですし。斉王も自業自得ですね。今までが甘すぎたのでようやくといった感じです。そして皇帝は蕭定権は顧思林に似ていると思っていましたが、実は自分に似ていると気づきます。似た者同士は反発するのでしょうね。
第60話(最終回) 想い人の名
BS版 第57話 あなただけは失わない
蕭定棠は都を追われることになりました。蕭定棠は都を離れる前に父と母に会いたいと騒ぎますが、兵士たちに阻止されます。そこに皇太子 蕭定権がやってきて甘え過ぎだと厳しく言い放つと蕭定棠を追い返します。
蕭定権は、会えないながらも母に別れをする蕭定棠を見て自分も母との別れを思い出すのでした。
皇帝は陸文昔の処分を皇太子 蕭定権に任せました。
雪の日。皇太子 蕭定権は思い出の場所に向かい陸文昔に会いました。屏風で隔てられた二人はお互いに自分の想いを伝え合います。蕭定権は自分の名前の意味を教えました。そして陸文昔に本当の名前を訪ねようとします。
しかし思いとどまり、屏風の裏から出てくると陸文昔を抱き寄せキスするのでした。
1年後。顧逢恩は長州の戦いに勝利。皇帝たちは喜びます。ところが顧思林が移動中に敵に待ち伏せされ戦死したとの報告が届きます。皇帝と 蕭定権はショックを受けるのでした。
顧思林の遺体を引き取るため蕭定権は長州に向かいました。蕭定権はまた戻ると言って陸文昔としばしの別れをします。
8ヶ月後。蕭定権はまだ戻ってきません。懐妊中の陸文昔は蕭定権の帰りを待っているのでした。
感想
蕭定権と陸文昔が無事結ばれてよかったです。でもなんだか不穏な終わり方ですね。
事件は解決しているし、二人は無事ゴールイン。でもこれで終わりじゃないようです。蕭定権が長州に向かったあと話は続編の別雲間で描かれます。
もともと鶴唳華亭と別雲間は一つの物語だったのをTVドラマ化するときに分けたみたいです。「鶴唳華亭」は悲劇的な意味のタイトルなんですが。これは別雲間のラストまで含めた内容を意味してるんですね。
そう思うと蕭定権がいったいどうなってしまうのか気になりますよね。
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