中国ドラマ「黒豊と白夕(こくほう と はくせき)天下を守る恋人たち」の第13・14・15・16話 感想とあらすじネタバレ紹介記事です。
科挙の試験で不正が行われたことがが発覚。調査が行われ大勢の人々が逮捕されました。
雍州王は激怒。大臣たちが慌てふためく中、豊蘭息が調査を担当しました。
一方、白琅華は父と連絡がとれないため、白風夕が事実を隠していると思って白風夕に苛立ちをぶつけます。白風夕は黒豊息に捜査を依頼しており、自分が宗主になることはないと言うのですが。
この記事はDVD/動画配信版の内容をもとに書いています。
テレビ放送の際には編集されて一部内容が変わっている場合があります。ご注意ください。
黒豊と白夕 番組情報
原題:且試天下
英題: Who Rules The World
2022年、中国
日本語字幕放送版は 全38話。中国版、DVDは全40話
原作小説:且試天下
作者:傾泠月
主要人物
・黒豊息(こく ほうしょく)/豊蘭息(ほうらんしょく)
演:楊洋(ヤン・ヤン)
黒豊息は民間の情報組織 隠泉水榭(いんせんすいしゃ)の榭主(しゃしゅ)
その正体は天下四大公子の一人。雍州の第二王子・豊蘭息
・白風夕(はく ほうせき)/風惜雲(ふう せきうん)
演:趙露思(チャオ・ルースー)
白風夕は天霜門(てんそうもん)の女侠。
その正体は青州の公主(王女)
・皇朝(こう ちょう)
演:頼芸(ライ・イー)
冀州の世子。
第13話 若君の正体
豊蘭息は禁足、事件は再調査
豊蘭息は会試の不正を調て朝議の場で梁国公を追求しました。ところが王宰相が異議と唱えて、再審査となり。豊蘭息は朝臣を陥れた罪で謹慎になってしまいます。科挙の不正事件は張仲革によって再調査されることになりました。貢生の宋思翰が拷問をうけ裴有説が試験問題を漏らしたと白状するのですが。
不正事件に巻き込まれる天霜門
天霜門の顧宇は顧宇は相変わらずギャンブル癖が治らず、借金を作ってしまいました。顧宇は借金の返済のために殺人を請け負ってしまいます。
顧宇は盧休穆を悪い役人だと信じたようですが、口封じに使われただけなんですね。これで天霜門も科挙の不正事件に巻き込まれることになったわけですが。白風夕は豊蘭息と黒豊息の関係に疑いを持ち始めます。
雍王は不正事件が百里氏の企みだと知っても真相究明をしようとしません。結局、盧休穆に責任を押し付けてしまいました。むしろ雍王は百里氏だと知ったから追求したくないんですよね。百里氏は豊蘭息の母を目の敵にしているし、雍王も政略結婚で一緒になった豊蘭息の母よりも、百里氏の方が好きだったから。でも豊蘭息としては納得いかないでしょう。雍王に失望するのもわかります。
第14話 新たな試練
黒豊息の正体を知る白風夕
雍州王の決定で科挙の不正事件は捜査が終わり。これ以上は追求しないことになりました。百里氏を疑っている豊蘭息は納得いきまません。豊蘭息は蘭雲楼に白風夕を招待。料理を振る舞いますが、白風夕は黒豊息の正体を知り去っていくのでした。
豊蘭息と白風夕(風惜雲)は幼い頃に会っていて、豊蘭息は風惜雲を今でも想っています。でも白風夕は昔の豊蘭息のことは覚えてません。豊蘭息が一方的に思っているだけで深い関係ではなかったようですね。しかも白風夕は自由に生きるのを望んでいますし。陰謀を巡らせるのも好きではなさそう。陰謀の多い政の世界で生きて王子の豊蘭息といっしょに暮らす事はできないでしょうね。
豊萇の縁談
百里氏は長男・豊萇に戚国公の娘・戚澄と結婚するよう命じるのでした。
戚国公は黒豊息の政敵。豊萇が戚澄と結婚すれば豊萇と黒豊息は敵になってしまいます。豊萇と黒豊息が争って豊莒が残ればいいと思っているのです。豊萇も実の子なのに、手駒にすぎないのですね。こういうときだけ親子の関係を持ち出して仲のいい兄弟の仲を引き裂こうというとは身勝手です。
第15話 軍馬の怪
霧山での試練
白風夕たちは霧山にやってきました。ところが白琅華と霧山が谷に堕ちてしまいます。ところがそこに天霜門の宗主 白建徳がいたのでした。白琅華は父に出会えて大喜び。よかったね。とはいえ太陰老人の試練を乗り越える者が現れないと誰もここから出られません。
玉無縁は目的達成のために地震を起こしてしまいます。おかげで白風夕は洞窟に閉じ込められるし周辺の村も壊滅。ずいぶんと荒っぽい、というか目的のためには手段を選ばないタイプ?実は冷酷なのでは?
太陰老人の試練の試練に挑む豊蘭息と白風夕
豊蘭息は白風夕を心配して霧山に来ました。そこで白風夕と再会。二人で太陰老人の試練に挑みます。
豊蘭息は軍馬の問題を解決したと思ったら、さっそく白風夕のもとに来ましたよ。やはり彼女のことがかなり気になる様子です。そして二人で協力して誰もたどり着けなかった太陰老人のもとに到着。やっぱり試練を突破するのはこの二人ですよね。白風夕も白建徳が無事だと知ってホッとした様子。でも本当の試練はこれからです。それにここでクリアしないと白建徳たちは助かりません。大丈夫でしょうか。
第16話 技を継ぐ者
試練に挑む黒豊息と白風夕
黒豊息は太陰老人に招かれて試練に挑みます。幻覚を使った試練に黒豊息たちは苦戦。
いくら武術を磨いて戦いには強くなっても心を責められたらたまりませんよ。しかも黒豊息が一番気に病んでる母の死についてですからね。黒豊息も忘れようと思ってもできないトラウマですからかなり苦しいでしょう。それを救ったのは白風夕ですが。かなり脳筋なやり方。なんだかんだで2人は蘭因璧月(らんいんへきげつ)の技を身につけました。
いいのかこれで?でもなんだか太陰老人も納得しているみたいだからいいのでしょう。
社稷堪興図を手に入れた黒豊息
自らの命が残り少ないのを知っている太陰老人は社稷堪興図を黒豊息に渡し、黒豊息と白風夕が帰った後。霧山は崩壊するのでした。そのころ白建徳たちを断魂門が襲撃、黒豊息たちが撃退するのでした。
太陰老人って道教の神っぽい名前がついてますが。そこまで強大な存在じゃないし人間みたいです。仙人ということでいいのでしょうか。
玉無縁は行動が怪しいですね。社稷堪興図を雍州に持ち帰った黒豊息ですが。母の墓参りをしたいという黒豊息に雍州は動揺。なんと倚歌公主は陵墓に葬られていないようです。いったいどういうことでしょうか。そんな扱いでいいのでしょうか。
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