中国ドラマ「孤城閉(こじょうへい)~仁宗、その愛と大義~」16・17・18・19・20話のあらすじとネタバレ紹介記事です。
張麗華は梁元生からの手紙を受け取りました。そこで彼女は韓琦に助けを求めました。韓琦は王曾に県令の問題を伝え朝廷でこの問題を議論するよう要請しす。
韓琦は県令が不正を働いていることを明らかにすると、これらの役人は呂夷簡が採用したのだと批判しました。呂夷簡は反論しますが、王曾たちの追求によって呂夷簡は解任されてしまいます。
その後、王曾は仁宗 趙禎の所に行き自分も解任するように求めました。趙禎は自分が出した呂夷簡の解任は間違っていたのかと怒りますが。王曾の説明を聞いて納得。
張茂は韓琦に梁懐吉のことを話し、梁懐吉は梁元生を兄と認めようとしないこと。梁懐吉が宦官になったのは親族の存在を否定していることを伝えました。
踊り子たちは明日の宴で陛下の御前で舞うことを楽しみにしていました。その間も張妼晗は厳しい練習を重ねています。
孤城閉 主要人物
趙禎(ちょう・てい)/仁宗
演:王凱(ワン・カイ)
曹丹姝(そう・たんしゅ)/曹皇后
演:江疏影(ジャン・シューイン)
郭清悟(かく・せいご)/郭皇后
演:蒋沁芸
劉娥(りゅう・が)/皇太后
演:劉濤
第16話 理想の宰相
曹皇后に劉皇太后の姿を思い出す仁宗
宋に地震が起こりました。地震の後、皇后・曹丹姝は後宮各所の巡回監察を非常に適切に手配しました。その手際の良さに仁宗・趙禎は非常に感心。皇太后・劉娥を思い出すのでした。
かつて真宗皇帝が亡くなったとき劉娥も今の曹丹姝と同じように冷静に行動。幼い趙禎を皇帝にするために先帝の遺言に従って各大臣を指揮して趙禎の即位の準備をさせました。
晏殊に相談する仁宗
今の趙禎にはこういう時期に相談できる宰相がいません。そこで趙禎は幼い頃からの師だった晏殊を呼んでかつてのように意見を聞いて朝廷の重要事項を処理しようと考えました。でも晏殊は趙禎はもう成長したのでかつていのようにはいかないと考え。言葉を選びながら助言をしました。
晏殊を宰相にと考える韓琦たち
一方、韓琦や他の人々は災害について長い間話し合いました。頻繁に起こる自然災害や外国の脅威に立ち向かうため、最適な人物は晏殊だけだと意見が一致しました。それは趙禎ものそんだことでした。
第17話 親しみと恐れ
険悪になる仁宗・趙禎と皇后・曹丹姝
仁宗・趙禎は皇后・曹丹姝が病気になったことを知り坤寧殿を訪れました。すると曹丹姝は「重病ではなく、少し風邪気味なだけ」と言って、あえて趙鎮を心配させないようにしました。
話をしていると侍女がやってきました。趙禎は繯児がいないことに気が付いて話を聞いてみると。曹丹姝は繯児を結婚させようとしているのでした。
趙禎と曹丹姝では繯児への見方が違いました。そこで趙禎は侍女たちを下がらせ二人で繯児について話し合います。しかし二人の意見は食い違い、趙禎は不機嫌になってしまいます。
結婚話に反発する張妼晗
賈玉蘭は張妼晗に京城の富豪である塩商人に嫁がせるつもりだと言いました。すると張妼晗は趙禎以外とは結婚しないと強く主張。彼女は一生宮中に留まり、他の誰にも嫁がないと言いました。張妼晗は賈玉蘭が彼女を嫁がせようとするのは、裏に誰かがいるに違いないと考え、許蘭苕に怒りをぶつけました。
繯児を宮中から出そうとする曹丹姝
繯児は曹丹姝にこのまま宮中に置いて欲しいとお願いしますが。曹丹姝は繯児がここにいるのはよくないと考え。曹家に戻そうとするのでした。
第18話 西の辺境
新しい宰相
朝廷では宰相の候補がいくつか上がっていましたが。仁宗・朝廷は張士遜(ちょうしそん)と章得象(しょうとくしょう)を選びました。呂夷簡や范仲俺が選ばれると思っていた臣下たちは驚きました。趙禎は宰相を決めた後、彼らを呼び出して西の国境問題について話し合いました。
タングートの動き
タングートの趙元昊(ちょうげんこう)の話題になると、張士遜は元昊の懐柔を主張しました。ところが韓琦は元昊が宋に反抗的で野心を持っているで感化は無駄だと考え、張士遜の考えに反対しました。
廷州狄青府では、タングートに派遣されていた使者たちが戻ってきました。それによると元昊は宋から与えられた「趙」の姓を捨て独自の姓を名乗り皇帝になろうとしていることがわかります。それを知った趙禎は激怒するのですが。
第19話 苦渋
曹丹姝の決意
タングートの元昊が「皇帝」を名乗り夏国を名乗り宋に屈辱的な文書を送ってきました。それを知った皇后・曹丹姝は宮廷で嘆き悲しむ皇后であるよりも、普通の兵士として伯父と共に戦場に出たいと思うのでした。
タングートへの対応で意見が別れる宋の朝廷
一方、重臣たちも意見が割れています。張士遜らは戦いを避け、再び戦争にならないように緩和政策を主張しています。でも蘇子美たちはそれには反対でした。新形は激しい口論になります。そこに仁宗・趙禎が到着しました。
趙禎は過去の朝廷の行いを振り返り。タングートに対して戦争をしかけず容忍し続けたものの、彼らを従わせることができなかったと言いました。蘇子美は趙禎の過ちを批判。元昊などの反乱者に対して寛容で譲歩しすぎたというのです。それを聞いた趙禎は自ら出征して元昊を討つこと言います。でも臣下たちはそれはよくないと考えました。元昊はただの反逆者なので皇帝が自ら遠征する必要はないというのです。
張妼晗を陥れる許蘭苕
許蘭苕は恵児があるものを持っているのを知りました。許蘭苕はそれを使って恵児を脅し。張妼晗を陥れようとしていました。
第20話 そなたは私のもの
迷う曹丹姝
任守忠は曹丹姝のもとに行って、張妼晗が禁書を隠していると主張。また張妼晗は危険だと感じています。彼は曹丹姝に張妼晗を宮殿から追放するように言いましたが。曹丹姝は迷っています。
張妼晗をそばにおく仁宗
その間、許蘭苕は張妼晗を解放。楊懷敏が止めようとするのも振り切って仁宗 趙禎にもとに行きました。そして助けを求め、ただ趙禎のことだけを思っていると訴えました。趙禎は張妼晗を見て心を痛めました。賈玉蘭から事情を聞いた趙禎は張妼晗そばに置くことにしました。趙禎にとっては初めて自分で好きな人を身近に置くことが決定できて満足。張妼晗は幸せな気持ちでいっぱいでした。
成長した李徽柔
康定元年。李徽柔は少女に生長。庭で歌を歌い。苗心禾と曹丹姝も姉妹のように仲良くしていました。西野国境では宋とタングートとの戦争が続き、仁宗 趙禎は戦いをどうやめさせるか大臣たちと頭を悩ませていました。
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