孤城閉 第36・37・38・39・40話あらすじとネタバレ感想

孤城閉 あらすじとネタバレ 中国時代劇あらすじ

中国ドラマ「孤城閉(こじょうへい)~仁宗、その愛と大義~」36・37・38・39・40話のあらすじとネタバレ感想紹介記事です。

 

西夏との戦争が終わり、都で盛大な灯籠祭りが開かれました。仁宗 趙禎は視察も兼ねて徽柔や曹丹姝、臣下を連れて街に出かけました。

趙禎たちは女相撲を見学。ところが趙禎たちはある姉妹についての歌を聞いてしまいます。それは王拱辰をからかっているようです。王拱辰は薛逡の三女と結婚。でも三女は病死。その後、王拱辰は薛逡の五女と結婚しました。そのことが悪くいわれているのです。いわれのない偏見ですが、王拱辰は気まずくなってその場を立ち去ってしまいます。

朝議の場では問題が次々と持ち込まれます。街の大きな酒楼が倒産思想になっていること。地方の官吏・滕宗諒の横領疑惑などです。

范仲淹は滕宗諒はそのような人物ではないとかばうのですが。これまで不正を厳しく罰してきた范仲淹は批判にさらされるのでした。

孤城閉・仁宗、その愛と大義 ドラマあらすじ全話一覧
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孤城閉 主要人物

趙禎(ちょう・てい)/仁宗
演:王凱(ワン・カイ)

曹丹姝(そう・たんしゅ)/曹皇后
演:江疏影(ジャン・シューイン)

李蘭恵(り・らんけい)/順容・宸妃 
演:車暁

苗心禾(びょう・しんか)
演:許齢月

張妼晗(ちょうひつかん)
演:王楚然

 

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第36話 深い心の傷

 

賈玉蘭は許蘭苕と話し合い体調のよくない張妼晗の代わりに許蘭苕が仁宗 趙禎の世話をするようにもちかけます。許蘭苕はその気になります。張妼晗は公主を出産した後体調がよくなく賈玉蘭の提案を受け入れました。

感想:意外と張妼晗は提案を受け入れましたね。賈玉蘭は何かたくらんでそうです。

 

張茂則は趙禎に都で一番の酒楼・礬楼の税の件について躊躇しながらも梁元生が砂糖菓子の店の息子だったことを話しました。趙禎も梁家のことは知っていて未だに気にしているのでした。そして趙禎はふと母の李宸妃のことを思い出します。

さらに趙禎は叔父の八大王・趙元儼から皇子と公主の死は生母への不孝のせいだと言われ苦しみます。

感想:趙禎は梁元生が親の仇をとって孝行したのが羨ましいのですね。それに対して自分は生母の李氏が生きている間は何も出来ていない。さらに八大王が煽るものだからなおさら。

 

 

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第37話 遊戯の結末

 

王拱辰の妻・薛玉湖は薛玉湖は張妼晗を訪問。欧陽修が夫の王拱辰を侮辱しているのに腹をたてて、張妼晗に愚痴をこぼしていました。薛玉湖は張妼晗に歌を紹介しますがそれは欧陽修が作ったもので意味を知らされさらに欧陽修に腹がたってしまいます。

感想:慰めるどころか火に油ですね。

 

一方。范仲俺は朝議の場で、自分の命を賭けて滕宗諒の無罪を主張。王拱辰は滕宗諒が不正を働いというものの。范仲俺は一連の証拠を挙げて、滕宗諒の行動は国のために行ったものだと署名。有罪判決を下すことはできないと主張しました。さらには将軍の狄青を都に戻しました。勝手に呼び戻したことに仁宗 趙禎は怒るものの。説明を聞いた趙禎は滕宗諒を降格にして穏便な決定を下します。

感想:難しいところです。確かに滕宗諒を重罪にするのは気の毒な気もします。でも王拱辰たちも納得しないでしょうね。

 

第38話 父親の不在

 

王拱辰は、仁宗 趙禎が勝宗諒に下した処罰が軽いのが不満でした。そのため朝廷に出るのを拒否していました。そんな王拱辰に趙禎は不満をもちました。それに対して范仲淹は自ら降格を申し出て地方への異動を希望します。

また石介と富弼が結託して謀反をたくらんでいるとの噂があり、調査結果が報告されます。実際には石介と富弼には謀反の動きはないのですが。そういう噂がたつのは理由があると考え。趙禎は勝宗諒を更に降格して遠方に左遷。不満をもっている者たちを抑えようとします。

感想:
石介たちは気の毒です。大臣たちの対立は仁宗の手にはおえません。実際に宋はこんな感じで臣下たちが権力争いを行いムダな批判の応酬をしていました。それも宋が衰退する原因のひとつになります。

 

苗心禾の皇子・最興来は発熱して寝込んでしまいました。ところが最興来の病気は趙禎に伝わっていません。そのため趙禎は張妼晗の元へと通っています。最興来の熱の原因はマダニだとわかりましたが、趙徽柔にも同じような腫れが見つかり・・・

感想:
最興来は心配ですね。趙徽柔まで。でも何で伝わっていないんでしょうね。

 

第39話 事実を知る苦しみ

 

朝議の場で仁宗 趙禎は富弼に陝西巡察の任務を与えました。その後、王拱辰が来ているというので会いました。趙禎は自分の意見を通すためにストライキを起こしたことを叱り。閉会にしました。巡察に向かう富弼を范仲淹は見送りました。一方の欧陽修のイライラは収まらりません。

感想:
このあと欧陽修は中国史上有名な「朋党論」を書きます。儒教の強い中華王朝では高い評価を得ましたが。ただ単に皇帝の臣下たちが派閥を作るのを正当化した文章。皇帝への不満書いただけです。

 

趙禎のもとに皇子の最興来が病気になったと報告がありました。あわてて趙禎は皇子に会いに行こうとしますが、感染の危険性があるので会わせてもらえません。皇后の曹丹姝が責任をもって看病するというので趙禎はその通りにするしかありませんでした。

趙禎は疫病の広がりは天の警告だと考え、対策を話し合うために大臣たちを集めます。

感想:
ようやく最興来の病気を趙禎が知りましたが。というか皇帝が知るのが遅いのでは?曹丹姝も大変です。

 

第40話 父の思い母の思い

 

仁宗 趙禎は最興来の病気は試練だと考え、将来立派な君主になるようにとの願いから「皇太子」にしようと考えます。ところが重体の最興来を看病する苗心禾は太子にするという命令を伝えに来た使者を怒って追い返します。苦しそうにしている最興来に国や民を背負わせることはできないと思うのでした。皇后の曹丹姝はそんな苗心禾をなだめようとするのですが。苗心禾にはとどきません。

感想:
中華王朝って死にかけている人に位を与えるのをよくやります。だからと言って病気が治るわけでも無いんですけどね。苗心禾にとっては病気で苦しんでいる幼い子にさらに重荷を背負わせるのかと喜べない気持ちもあるでしょう。

 

許蘭苕は宦官の張承照に会いました。許蘭苕は張承照に夏竦への伝言を依頼します。夏竦は石介を恨んでいたので。許蘭苕からの連絡を受け取ると最興来たちが疫病にかかったことを八大王に教えてしまいます。

八大王は趙禎に皇子たちの病気は生母への不幸が原因だと訴えました。そこに最興来の死の報告が届き、趙禎はショックを受け。本当に生母が怒っているのかと不安になるのでした。

感想:
趙禎は生母への罪悪感がずっとついて回るんですね。そのせいで周りの人の人生も変わってしまうのです。このドラマでは八大王がさらに煽る役回りになってますけど。劉太后のことをあれこれ言う人は実際にいたでしょうね。

 

 

 

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