清越坊の女たち・当家主母 第16・17・18・19・20話あらすじとネタバレ感想

清越坊の女たち あらすじ 中国時代劇あらすじ

中国ドラマ「清越坊(せいえつぼう)の女たち〜当家主母〜」の第16・17・18・19・20話のあらすじとネタバレ感想の紹介記事です。

 

魏良弓は衰弱。医師からは冬は越せないと言われました。曽宝琴は沈翠喜に魏良弓に会いに来るように懇願しました。

そこで沈翠喜は曽宝琴の真剣な訴えを信じて魏良弓に会いに行きました。

沈翠喜と魏良弓の命が尽きるまでともに過ごそうと誓うのでした。

 

清越坊の女たち・当家主母 あらすじ全話一覧

 

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清越坊の女たち 時代背景

舞台になるのは清朝の第6代皇帝 乾隆帝(けんりゅうてい)の治世。
江南(長江から南)の蘇州では織物が発達。蘇州の緙絲は宮廷にも治められる品になり。緙絲の一大産地になっていました。

 

 緙絲(こくし)

中国の伝統的な織物。日本では綴織(つづれおり)と呼ばれます。

経糸(たていと)と緯糸(よこいと)経糸を交差させた平織りを基本に、緯糸に様々な色の糸を使って絵画のような模様を再現した織物です。

緙絲は漢の時代から存在、唐・宋の時代に発展。清朝時代に盛んに作られ、乾隆帝の時代には最盛期を迎えます。蘇州は清朝時代には緙絲産業の中心地でした。

 

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清越坊の女たち 主要人物

・沈翠喜(しん・すいき)
演:蔣勤勤(ジアン・チンチン)
織物工房・清越坊(せいえつぼう)の女主人

・林舒芳(りん・じょほう)
演:張慧雯。
沈翠喜に仕える侍女。

・曽宝琴(そ・ほうきん)
演:楊蓉(ヤン・ロン)
任雪堂の妾。秀山の生母。

・任秀山(じん・しゅうざん)
演:陳天雨(チェン・ティエンユー)
任雪堂と曽宝琴の息子。

・任如風(じん・じょふう)
演:李逸男(リー・イーナン)
任雪堂の異母弟。

・李照(り・しょう)
演:王雨(ワン・ユー)
蘇州織造局の高官。

 

第16話 醜聞

 

沈翠喜は魏良弓に会いました。魏良弓は沈翠喜に自分の生い立ちを語り、2人は互いに気持ちを確かめ、共感しあいました。そして残りの人生を一緒に過ごすと誓います。

ところが蘇州の街で女将と教育係の恋愛を描いた話「繍荷包(しゅうかほう)」が広まりました。李照は魏良弓への見舞いという名目で曽宝琴の屋敷にやって来ました。ところが曽宝琴は、秀山が師を心配して任家に連れ戻したと嘘をつきます。

一方、噂を聞きつけた糸卸が組合にやって来ました。彼らはただでさえ生糸の値が思うように上がらず不満をもっているところに、今度の醜聞が降って湧いてきたので自分たちも評判を落とすのではないかと不安になったのです。任如風と林舒芳は彼らに反論。そこに巧児が現れました。丁栄が噂を流したと言って跪きます。

そこで任如風は講談師を捕まえに行きました。その後、任如風や林舒芳たちは沈翠喜の部屋に行きました。するとそこに丁栄がいて沈翠喜を陥れようと罠を仕掛けている最中でした。

 

感想

中国ドラマによく出てくる流言飛語(フェイクニュース作戦)。これが効くんですよね。でも任如風が見違えるほどしっかりしています。噂の出処を突き止めることができましたが、なにやら怪しい雰囲気・・・

 

第17話 任家の反撃

 

丁栄の悪事がばれて巧児たちと口論に。追い詰められた丁栄は男物の衣を取り出すと沈翠喜が縫った物だと言いました。すると林舒芳は沈翠喜をかばうためそれは自分が良弓のために縫った物だと主張しました。

丁栄に絶望した巧児は彼と結婚したことを後悔すると出血して死んでしまいます。丁栄は巧児が死んだ腹いせに、李照の所に行って清越坊を潰すことに協力します。

沈翠喜の代わりに疑惑を引き受けてしまった林舒芳は任如風との婚約を破棄することになりました。林舒芳は任如風の対面を気にしてのことですが、そうとは知らない林舒芳は婚約を破棄されて荒れてしまい、街で見かけた丁栄に暴行を加え彼を豚以下と罵りました。

曽宝琴は会いに来た李照に対して織造局の資金難を話題にしました。シラをきる李照に対して、自分の父の末路を話して悪事から手を引くようにと言います。

その後、曽宝琴は任家を訪問。李照への対策を沈翠喜たちと話し合うのでした。

感想

巧児は後悔したまま死んでしまいました。気の毒です。それにしても丁栄は全然懲りてないというか。逆恨み。まあ中国ドラマの悪人らしいです。さて丁栄はいつまで李照の言いなりになるのでしょうか。

でも林舒芳と任如風の婚約が破談に。何でそうなるのかなあ。

 

第18話 春に散る花

 

李照は丁栄を呼び出して海賊と取引して生糸を売りさばくよう指示。海禁令を破れば死罪ですが、丁栄は仕方なく引き受けます。

一方の曹文彬は海賊の張飈を捕らえるために全力で捜査を行います。丁栄は何度か取引の後、ついに見つかってしまいました。丁栄は逃げ延びると李照に報告。

李照は曹文彬の仕業だと気づき怒ります。李照はこれ以上、曹文彬に邪魔をさせないため。文彬の後ろ盾になっている両江総督のもとへ向かいました。

その後。沈翠喜と魏良弓は穏やかなときを過ごしました。2人は庭で話し合い、沈翠喜がどのようにして任家に来て、そしてどのように曽宝琴と出会ったかを話しました。

そして春がやってきました。ある日、沈翠喜は魏良弓のそばで鴛鴦(おしどり)を刺繍してました。それを見て魏良弓は幸せそうにしています。そして一緒に見に行こうと言うと目を閉じました。

刺繍は完成に近づきました。ところが糸が切れてしまいます。沈翠喜は魏良弓の死を知ることになるのでした。

 

感想

魏良弓が死んでしまいました。意外と出番短かったですね。このドラマはそういうのがテーマじゃないってことなのでしょう。でも短いからこそ余計に印象的な場面だった気もするし、これはこれで良かったと思います。

 

第19話 悲しみを乗り越えて

 

魏良弓の遺体は曽宝琴が引き取り葬儀を行う事になりました。沈翠喜は魏良弓を失った翠喜は悲しみのあまり食事ものどを通りません。

葬儀の日。沈翠喜は曹文彬に呼び出され、李昭が江寧に行ったと聞かされました。そして曹文彬の娘が嫁ぐので婚礼衣装を作って欲しいと頼まれます。沈翠喜はそれを引き受けました。

葬儀場にやって来た沈翠喜は線香をあげました。そして魏良弓を彼の母の墓のとなりに葬ります。沈翠喜は曽宝琴に今の気持ちを伝えました。すると曽宝琴は沈翠喜にやるべきことがあると言って励まします。曽宝琴の言葉でやる気を取り戻した沈翠喜は仕事に取り掛かり、清越坊の河東分店が開業します。

林舒芳の兄・林大虎がやって来ました。彼は妹が任如風に嫁ぐという噂を聞き借金の肩代わりをさせようとしました。林舒芳が断ると林大虎は暴力をふるい林舒芳は怪我をしてしまいます。

沈翠喜は清越坊の商売をもり立てるため、曹文彬の娘の他、結納の宴席に出席する曹家の人たちの衣の仕立ても引き受けました。結納は華やかに行われ、曹文彬も満足。

しかし曽宝琴は派手な商売をする沈翠喜に不安を感じるのでした。

 

感想

曹文彬が立ち直って何より。でも曽宝琴って意外としっかりしている。いろいろ経験してるからね。逆に沈翠喜が頑張りすぎて心配になってきました。曹文彬はやっぱり中国の役人ですね。ある意味リアルだけど。

 

第20話 雨降って地固まる

 

曽宝琴は派手な商売をして目立っている沈翠喜に、悪目立ちし始めていると忠告するのですが、沈翠喜は言うことを聞きません。

その後、沈翠喜はしばらく入っていなかった任雪堂の部屋を整理しました。すると彼の書いた手紙を見つけました。そこには沈翠喜にむけた言葉が書かれていましたが。任雪堂の本当の気持ちを考えその手紙を燃やし。曽宝琴を雪堂の妾ではなく正式な妻として任家に迎え入れることにしました。

沈翠喜は離れで暮らすことにしました。そして曽宝琴が秀山に会えるようにして。さらに彼女に任家の緙絲の技や商いの方法をなどを教えます。突然の好待遇に曽宝琴は沈翠喜が何を考えているのか分からず、逆に不安になってしまいます。

林大虎は相変わらずやって来てましたが、任如風が追い返していました。それを知った林舒芳は実家に向かって兄と縁を切ると宣言。任如風もあとからやって来ると林舒芳はお礼を言い。任如風は林舒芳に気持ちを伝えました。林舒芳はそれに答えました。陳暁紅の希望通りに縁談がまとまり、婚礼が行われることになるのでした。

 

感想

沈翠喜は曽宝琴を正式な任雪堂の妻として迎えました。沈翠喜としてもよほどの覚悟がないとできません。でも魏良弓と出会って失ったことで大切なものは何かを知ったのでしょう。沈翠喜は曽宝琴に沈家を任せるつもりなのかも。

でも曽宝琴にしてみたら突然の変化ですから驚きますよね。

 

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