中国ドラマ「星河長明・運命の妃と不滅の帝」の1・2・3・4・5話 ネタバレとあらすじ感想記事です。
星河長明の読み方は「せいがちょうめい」です。
「星河長明」は中国で人気の中華ファンタジー九州シリーズ最新作。
「海上牧雲記」「九州縹緲録」「斛珠夫人」と同じ九州世界が舞台。「星河長明」では九州世界で最初に大陸を統一した晁王朝の時代を描きます。
晁王朝の初代皇帝 彧修明を演じるのは「蘭陵王」「明蘭」でお馴染みの人気俳優 ウィリアム・フォン。
夜北の部族の娘で予知能力があり人々から不吉と嫌われているヒロイン 葉凌霜を演じるのは「東宮・永遠の記憶に眠る愛」で注目されたポン・シャオラン。
葉凌霜は彧修明と出会い人生が大きく変わるのですが。
星河長明 世界観:九州とは
「九州」という架空の世界を舞台にした中華ファンタジー。東陸、北陸、西陸の3つの大陸に9つの州があるので「九州」といいいます。この世界には人間や羽を持った羽人などが暮らしています。時代によって支配する王朝が変わるので作品によって国名が違ったりします。
日本で見られるドラマ作品は「海上牧雲記」「九州縹緲録」「斛珠夫人」などがあります。
「星河長明」は九州世界で最初の統一王朝「晁」が舞台。
ドラマは新しいですが、描いている時代は「海上牧雲記」「九州縹緲録」「斛珠夫人」よりも古いです。
九州世界の地図
中州という大陸の中心地に皇帝の住む「天啓城」があります。夜北はその
星河長明 主要な登場人物
・彧修明/晁朝の高帝
演:馮紹峰(ウィリアム・フォン)
・葉凌霜/夜北の少女。疫病神と嫌われています。
演:彭小苒(ポン・シャオラン)
・七海蕊/夜北公主。葉凌霜の親友。
演:劉夢芮(リウ・モンルイ)
・七海怜/夜北長公主。
演:程小蒙(チョン・シアオモン)
・葉景清/葉凌霜の父。夜北大淵古
演:王茂蕾
・七海震宇/夜北七部の首領。七海蕊の父。
演:高曙光
・界諸嬰/大晁の重臣。
演:金沢灝(ジン・ゾーハオ)
・翼無憂(よく・むゆう)/羽臨空(う・りんくう)、羽族の王子。
演:朱正廷(ジュー・ジョンティン)
第1話
九州大陸を舞台に人族と羽族が覇権を争い、彧修明が統一王朝「大晁」を築き上げました。でも夜北だけは未だ大晁に服従していません。
夜北では七つの部族の争いが絶えません。
夜北の娘・葉凌霜は生まれつき不思議な力を持っていますが、七歳の時に父親の葉景清によって封印され苦み部族の人々からも疫病神と嫌われつらい思いをしています。
ある祭りの日。七海蕊と叶凌霜が見物に来ていると。そこに雪狼王が現れます。危ないと思った瞬間、助けに入ったのは彧修明でした。
大晁の皇帝・彧修明は夜北に政略結婚を申し込みに来たのでした。夜北は和睦に応じて七海怜を嫁がせるつもりでしたが、大晁皇帝・彧修明は七海蕊を娶ることを望んでいたのでした。
葉凌霜は彧修明に会い、七海蕊に代わって大晁の妃になることを申し出るのですが・・・
葉凌霜は人々から嫌われていますが。自分のせいで人々に不幸が起こるとは考えていませんし。葉凌霜は希望を捨てていないようです。自分の運命は自分で変えられると信じているようですね。だからこそ仲のいい七海蕊の代わりに政略結婚の相手になると決断できたし。あんなに大胆な行動もとれたのでしょう。
第2話
葉凌霜の作戦は失敗。彧修明によって脅迫され、逆に七海蕊と共に大晁へ行くように迫られます。
葉凌霜と七海蕊は夜北を離れようとしますが。葉凌霜は夜北の者たちに捕まってしまい、生贄にされそうになりました。葉凌霜が捕まったのを知った七海蕊は運命をともにしようと決意。夜北の者はしかたなく二人を解放。
七海蕊と葉凌霜はおたがいに相手を救おうと危険にもひるまず行動しています。二人の関係はそれほど強いのですね。
葉凌霜は七海蕊と共に大晁へ行くことを決意。ところが翼無憂が七海蕊を連れて逃亡。彧修明は七海蕊の逃亡を阻止しようとするが失敗しました。ここで七海蕊がいなくなったら夜北の立場は危ないのでは?
でもまあ晁も夜北も彼女たちを争いの道具としてしか思ってないので。彼女たちが反発する気持ちもわかります。
一方。晁内部も一枚岩ではないみたいです。界海天は彧修明に無断で藍衣軍を配備。それに対して七海震宇は藍衣軍を奇襲、壊滅させてしまいます。でもこんなことをしたら晁も黙ってはいないですよね。大丈夫でしょうか。
第3話
夜北は七海震宇の指揮のもと晁軍に攻め込みますが。七海震宇が戦死、夜北は敗北しました。最悪の結果に。なんともやりきれません。
しかし彧修明はただの人ではなく大きな力が備わっているようですが。陰りもみえているようです。
結局、葉凌霜は捕虜になって彧修明と天啓へ向かうことになります。葉凌霜は謝語安によって欽天監に連れて行かれました。
謝語は独断で動いてますが大丈夫でしょうか。
冷天曦は彧修明の妃となりました。冷天曦は羽族が送り込んだスパイなのですが、一族を裏切ってでも彧修明のもとにいることを望んだのでした。
葉凌霜は琥珀石に閉じ込められた雲紋と出会います。雲紋は研究中に失敗して肉体を失い魂が閉じ込められたみたいです。こういう不思議なキャラがいるのもファンタジー世界らしいです。
一方、謝語安は夜北の住民を虐殺する軍令を受け取り心を痛めるのでした。
大変な事になってきました。
第4話
七海伶たちは晁が夜北の民を虐殺しようとしているのを知り。人々を避難させます。界諸嬰は悩んだ末に彼らを助けます。
葉凌霜の存在が彧修明にバレてしまいました。彧修明は葉凌霜に星瀚大典の吉地を算出するよう命令し、「白露(はくろ)」の名前を与え欽天監の掌令に任命しました。彧修明は結局、任命するのですね。
白露こと葉凌霜は正式に欽天監の者になったのはいいのですが。難題を押し付けられてしまいました。しかも吉地をめぐっては樊如晦と界海天の思惑が対立、その争いに白露も巻き込まれてしまいます。
本来、欽天監とは占いではなくて星の動きを計算して日時を決めるもの。だから霊感はなくてもどの星がいつ、どこに来るのかは決めることができます。でもその解釈や場所選は個人の主観が入るので、こじつければどうとでもなります。
白露は星辰力と雲紋の助けがあるので教育や訓練を受けた欽天監でなくてもなんとか務まっているのでしょうね。
第5話
翼無憂は葉景清の遺言を受け、白露を守るために天啓へ向かいました。
白露は吉地を探しまわりますが住民の反対もありなかなか見つかりません。ようやく荒れ地を見つけます。
結局は理屈どおりにはいかないんですよね。そこでいろいろこじつけて適当な場所を選ぶことになるのです。顧客が納得する理由で応えを出してあげるのが占い師の腕の見せ所。当然、顧客=彧修明の性格や好みも知らないといけませんね。そもそも彧修明もあんまり信じてませんし。
白露は彧修明をうまく説き伏せ吉地を決定。彧修明は欽天監の主事に任命。それに怒った界海天は白露に祭壇を建てる責任を押し付けるのでした。
感想
ドラマが始まったときは葉凌霜は悲しい生い立ちのヒロインのように思えましたが。いつの間にか、理解者も増え働き場所を見つけて新天地で新たな人生を歩み始めました。もちろんそこには、別の困難が待っているのですけど。これから葉凌霜がどのような活躍をするのか、彧修明との関係がどうなるのか楽しみです。
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