中国ドラマ「蒼蘭訣(そうらんけつ)エターナル・ラブ」の16・17・18・19・20話のネタバレとあらすじ・感想紹介記事です。
長珩は小蘭花(しょうらんか)を助けるために蒼鹽海に行きますが、見つかって昊天塔に閉じ込められました。
小蘭花は結黎と共に蒼鹽海を脱出。ところが刺客に襲われます。小蘭花を救ったのは長珩でしたが、それは容昊が化けたものでした。
小蘭花は長珩(容昊)に言われて赤地女子の命簿を修復。謝惋卿の名前を知ります。
小蘭花は長珩が偽物だと知り逃げますが、容昊に捕らえられました。
彼女の危機を知った東方青蒼がやってきて助かったものの。小蘭花は力尽きて倒れてしまうのでした。
オリジナル版の全30話のバージョンで書いてます
BS放送版は全34話に放送されていますのでご注意ください。
蒼蘭訣 主要人物
・小蘭花(しょうらんか)
演:虞書欣(ユー・シューシン)
・東方青蒼(とうようせいそう)
演:王鶴棣(ワン・ホーディ―)
・長珩(ちょうこう)
演:張凌赫(ジャン・リンホー)
第16話
小蘭花と東方青蒼はある村に立ち寄りました。
その村で東方青蒼は老婆から文句を言われるのでした。
あの婆さん怖いもの知らず。よく生きてられたね。
月尊は恐ろしいもののはずなのにね。以前の東方青蒼なら怒って殺害していたかも知れません。
小蘭花は東方青蒼に人をいたわる気持ちが出てきたんじゃないかと思ってるようです。
また怖い父の夢を見て強さのあまり起きてしまい、冷静ではいられません。
東方青蒼は感情がないはず。本来はこのようなことで心を動かされるはずはないと思うのですが、小蘭花との出会いで変わってきたのかも知れませんね。
でも、七情が戻ると彼の力も弱まってしまうようです。冷酷さは彼の武器でもあるので、一族のためにはいいのか悪いのか悩むところですね。
だからと言って、小蘭花にあたるのはどうかと。
東方青蒼本人もそう思っているので、心が痛むようですが。
それだけ一族を背負う責任が重いということなのでしょうね。
第17話
小蘭花は、反対を押し切って先代月尊の寝殿に忍び込みました。
そこで小蘭花は、東方青蒼の過去を知るのでした。
この父、厳しすぎない?
厳しけりゃいいってものでもありませんけどね。厳しさも必要だけど、理不尽な厳しさはどうかとおもいますね。
このドラマに限りませんが、中国ドラマってモラハラ・パワハラを「お前のため」ですませちゃうところがあるように思いますね。
一応、先代は厳しいながらも子への愛情はもっていたようですけど。
そう思った小蘭花は先代の月尊の元神を呼び覚まして直接話しを聞こうとします。
元神って設定、便利だね。
元神(げんしん)は道教にある考え方。魂というかその人が生まれつき持っている気質。
本来の元神とはちょっと違うのですが。中華ファンタジーやドラマの表現では魂や記憶と考えて問題ありません。
生前の記憶は先天的なものではなく、後天的に獲得したものなので元神ではなく識神のはずですが。中華ファンタジーではそのへんは曖昧になってるようです。
つまり元神があるかぎり死者と対話できるということ。
もちろん簡単ではありませんけどね。
第18話
東方青蒼は先代の月尊と対話。
先代の決断の意味を知ります。
簡単に言うと
赤地女子(いつも思うけど変なネーミング)との戦いで負けそうになった月族。
勝つためには凄い力が必要。
その力を手に入れるには情を断たなくてはいけない。
普通なら何千年もかかる。
親を殺せば一瞬で情を断ち、力が得られる。
力が得られれば赤地女子に勝てる(たぶん)。
そこで先代は青蒼に自分を殺させた。
で、無敵の東方青蒼が誕生したわけです。
その東方青蒼も赤地女子と相打ちになって封印されたわけですが。
無茶な設定。情を断つのが力になる意味がわからない。
父の命を生贄に力を得る方がまだ分かりやすいですね。
その後、蒼鹽海に戻った東方青蒼は弟の代わりに罰を受け。小蘭花に介抱してもらいます。
弟とのわだかまりも解けてよかったね。
良かったんじゃないでしょうか。
まだぎこちないですけど。小蘭花が間に入ればなんとかなりそう。
第19話
東方青蒼が変わったと喜ぶ小蘭花。
でも東方青蒼は水雲天を征服して小蘭花を虐めた者を殺すと言うので。小蘭花はガッカリ。
もともと民族対立があるからムリじゃないかな。
術の影響とかの問題ではなさそうですよね。
両親の夢を見る小蘭花。自分が何者か気になった小蘭花は洞窟に籠もるのでした。
小蘭花には両親はいないはずだよね
本人も忘れている過去があるのかも知れませんね。
しかも小蘭花と東方青蒼の間には、民族の違いというだけではなく。何か怨恨があるみたいです。小蘭花の過去にはいったい何があるのでしょうか?
第20話
東方青蒼と小蘭花は人間界の鹿城にやってきました。
ここでは彼らは人間になりすましています。ここで赤地女子が転生した謝惋卿(しゃわんけい)を発見します。
凄い神仙も普通の人間に転生するんだね。
もともと中国には転生の考え方はなかったのですけど。仏教が伝わり輪廻転生を知りました。仏教の影響で誕生した道教にも転生の考え方あります。
そのため中華ファンタジーにはよく転生が出てきます。
なぜ赤地女子が芸妓の謝惋卿に転生したのかは謎ですが。
人間界で活動する東方青蒼と小蘭花。
なんだか二人は甘々の恋人のようです。東方青蒼は小蘭花に連れなくされても嬉しそう。変な快感を覚えてる?
これが冷酷で最強の月尊とは思えないね。
やっぱり、感情が戻っているのでしょうね。
それはいいことかも知れませんが。そうなると月尊の力はどうなるのでしょう?
舞台は人間の社会に移りました。
東方青蒼たちはしばらく赤地女子が転生したという謝惋卿の動向をおかけることになりそうです。
一方で、長珩も人間界にやってきました。東方青蒼と出会ったら大変な事になりそうですが。
これからの展開が気になります。
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