中国ドラマ「与君歌(よくんか)~乱世に舞う運命の姉妹~」の14・15・16・17話のネタバレとあらすじ感想の紹介記事です。
与君歌(よくんか)は唐をモデルにした大興王朝が舞台。
弥紗郡主 劉彌紗(りゅうびさ)が寧和郡主のお見舞いのため皇宮に来ました。ところが弥紗郡主のお目当ては斉焱に会うことでした。
寧和郡主は傷はそんなに深くないのにまだ目覚めません。仇煙織たちが調べた結果、刺される前に酒を飲まされ出血多量で意識不明になっているようです。
劉彌紗は斉焱と会い、皇后にしてくれれば鎮呉の武力と経済力を提供すると提案。斉焱は鎮呉の軍師に会うことを条件に受け入れのでした。
弥紗郡主たちの策を考えている鎮呉の軍師が何者か気になりますね。いったい何の目的があるのでしょうか?
与君歌(よくんか)の主要人物
・斉焱(せい えん)/武宗
演:成毅(チョン・イー)
・程若魚(てい じゃくぎょ)/淩泠/王若泠
演:張予曦(チャン・ユーシー)
・仇煙織(きゅう えんしょく)/王若清
演:宣璐(シュエン・ルー)
・珖王 斉宸(せい しん)/十三
演:韓棟(ハン・ドン)
・仇子梁(きゅう しりょう)
演:何晟銘(ミッキー・ホー)
・巌修(げん しゅう)
演:李俊逸(リー・ジュンイー)
第14話 鎮呉の軍師
武宗 斉焱は程若魚を紫衣局に戻しました。程若魚はそのことが不満で腹立たしそうに立ち去ります。その後、斉焱が弥紗郡主と街に出かけ西市を散策。
でも程若魚のことを思い出してしまうんだよね。
程若魚のことを大切に思うから自分のそばから離した方がいいと思ったんですね。仇子梁のこともありますから、命を狙われることもあるでしょう。
斉焱たちが市場で品物を見ていると刺客がに襲いかかりました。そばにいた程若魚が助けに駆けつけ撃退。齐焱は刺客の持ち物から廬従の令牌を見つけたのでした。
廬従の令牌は仇煙織が仕込んだもののようですね。
仇煙織は自分が皇后になれば皆が安全になるといい程若魚に協力を求めます。
そう、うまくいくのかな。
仇煙織は斉焱が好きなのではなく、皇后の地位だけが欲しいと言いますけれど。そう簡単には信用できませんよね。
程若魚は厳修が仇煙織に恋していることに気がついたようです。それでも厳修が仇煙織のために自分を犠牲にして働いていることは理解できないようですね。
程若魚は夏紫苑に騙されて呼び出され、鎮呉の軍師に引き渡してしまいます。程若魚が目を覚ますとそこには鎮呉の軍師がいました。
こいつが今までの事件を影で操っていたのか。
どうやら斉焱を恨んでいるようですね。8年前に斉焱に片目を撃ち抜かれ、一族300人を殺されたようです。それなら斉焱を狙うはずです。
8年前というと朝露の変ですね。軍師は反仇子梁側にいた人物のようです。
第15話 8年ぶりの再会
鎮呉の軍師は武宗 斉焱を呼び出し。珖王 斉宸と程若魚も同行するように言います。程若魚は軍師を裏切り者と罵りますが。斉宸は8年前の「朝露の変」の真相を話すのでした。
8年前、文宗 斉昂は李敘、鄭祿、王揚たちと仇子梁を排除する計画をたてました。でも仇子梁に気づかれて失敗。逆に文宗は監禁されてしまいます。
文宗は韓岳に勅命を宰相の王揚に届けさせました。その途中で斉焱に討たれてしまいます。韓岳はなんとか王揚のもとにたどり着きます。
ところが王府は仇子梁の兵に襲撃され、程若魚の家族は命を落としました。
程若魚にとってもつらい過去だね。
このとき勅命を届けた韓岳が鎮呉の軍師でした。
その勅命とは斉宸を後継者にすることです。
韓岳は死んだのかと思ってましたが、生きて復讐の機会を狙っていたんですね。
韓岳は斉宸に皇帝になるよう焚き付けていますが。そうなると仇子梁と直接対決になりますし、犠牲もふえるでしょうから簡単にはいかないでしょう。
韓岳は仇煙織を誘拐。仇煙織は鎮呉の軍師が韓岳だと知って驚きました。そして過去の出来事を話します。
仇煙織も8年前の事件で犠牲になった一人だったんだね。
程若魚の姉ということになりますね。それにしてもかなり危険な行為です。
そのころ、仇煙織が誘拐されたことに怒った仇子梁は劉彌紗を捕らえて脅迫するのでした。
このドラマでも何度か出てくる「朝露の変」にはモデルになった事件があります。
唐の文宗の時代に起きた「甘露の変」です。
当時の唐は宦官が力を握り。皇帝の即位すら左右するほどでした。文宗も宦官の王守澄のおかげで即位できた皇帝でした。そこで文宗は宦官を排除しようとある作戦を計画します。
文宗は王守澄を排除するため、李訓や鄭注と協力。まず宦官の仇士良を王守澄と対立させ。王守澄を失脚させようとしました。その作戦は成功。次に仇士良を排除しようと「甘露が降った」と報告。確認のために宦官が集まった所を韓約が率いる兵で始末す予定でした。ところがその作戦が仇士良にバレてしまいます。仇士良は文宗を監禁。李訓と鄭注は処刑されました。
第16話 替えの利かない駒
斉焱は8年前の「朝露の変」の前夜を思い出しました。
かつて文宗皇帝は李敘や鄭祿と協力して宦官を排除しようとしました。でも王揚はそれが成功しても李敘や鄭祿たちが力をもつだけ。失敗したら報復にあうと考え、斉焱に中止するよう依頼。
斉焱は皇帝に伝えようとしますが、仇子梁に邪魔され計画に気づかれてしまいます。そこで王揚は斉焱に仇子梁に従うふりをして国を救って欲しいとお願いしたのでした。
そんな過去があったんだ。斉焱は辛い役目を背負わされましたね。
韓岳は仇子梁を殺害しようとしますが、おびき出す方法がありません。そこで仇煙織は王揚の孫娘であることを明かす作戦を提案。左馬にわざと漏らして伝えさせることにしました。
仇煙織の正体を明かすのはかなり危険だよね。
韓岳に閉じ込められた斉焱と程若魚たち。ところが程若魚はヒドい内傷がもとで高熱が出ています。斉焱は自らを傷つけ程若魚たちを逃がそうとするのですが。
無茶な事するな。
第17話 8年越しの復讐
仇煙織は韓岳に将棋営の仕掛けを教えます。
齊宸たちは脱出。程若魚も韓定に助けられました。
よく仇子梁に気づかれずこんな仕掛け作ったね。
そりゃそうでしょ。話だけでは信じられるはずがない。
やったか?でも斉焱も巻き込まれたみたいだけど。
与君歌 ここまでの感想
仇子梁は火の海に消えました。仇煙織と韓岳の8年ごしの復讐は達成されたのでしょうか。
でも余裕がある感じの仇子梁が気になります。助かる方法を知っているのでしょうか。でも仇子梁が生きていたら仇煙織の命は危ないですよね。正体を知られているわけですから。
あと仇煙織は斉焱も敵だと思っています。仇煙織の立場からすると当然でしょう。仇子梁の手下になって自分たちを襲ってきたのですから。
文宗の計画が漏れたからと言って、斉焱が仇子梁の手下になる理由がよく分かりません。それがいくら仇子梁に気に入られて助かるためだとしても。
ただの傀儡で無能なふりをしていればいいと思います。その方が仇子梁も安心するでしょう。
さて気になるのは仇子梁と斉焱の行方です。ここで死ぬとは思えませんし、斉焱は当然生きているでしょう。
でも二人とも助かった場合、それはそれで新たな問題が出てきます。一体どうなるのでしょうか。
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