与君歌 22・23・24・25話のネタバレとあらすじ感想

与君歌あらすじ 中国時代劇あらすじ

中国ドラマ与君歌(よくんか)~乱世に舞う運命の姉妹~」の22・23・24・25話のネタバレとあらすじ感想の紹介記事です。

 

武宗は鞍王を救出。安全なところに移そうとしますが、鞍王は拒否。武宗は嫌がる鞍王を無理やり、鎮呉に送ってしまいました。

李得昀が宮中に到着。武宗 斉焱は李得昀に2ヶ月の期間で討伐するよう命令。仇子梁はどうせムリだと思い認めます。

太皇太后 郭氏は程若魚を斉焱の妃として迎え入れるようと考えています。

寧和郡主は珖王の治療を受けて意識を取り戻したものの、仇子梁によって命を落としてしまいました。

斉焱はますます仇子梁への怒りを強め。程若魚を妃に迎える話も破棄してしまうのでした。

 

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与君歌(よくんか)の主要人物

与君歌登場人物

・斉焱(せい えん)/武宗
演:成毅(チョン・イー)

・程若魚(てい じゃくぎょ)/淩泠/王若泠
演:張予曦(チャン・ユーシー)

・仇煙織(きゅう えんしょく)/王若清
演:宣璐(シュエン・ルー)

・珖王 斉宸(せい しん)/十三
演:韓棟(ハン・ドン)

・仇子梁(きゅう しりょう)
演:何晟銘(ミッキー・ホー)

・巌修(げん しゅう)
演:李俊逸(リー・ジュンイー)

 

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第22話 怒りの矛先

夏紫苑の恨み

程若魚は夏紫苑(かしえん)の縄を解き、朝露の変の真相を詳しく話しました。でも夏紫苑は信じません。夏紫苑は斉焱に強い恨みを抱いていました。

夏紫苑は王林(おうりん)に拷問されたこともふくめて斉焱のせいだと思っています。程若魚はそんな夏紫苑に腹を立て、斉焱はこれからの戦いに一人で挑む決意をするのでした。

夏紫苑が恨むのは当然かも。程若魚の言い分もわかるけど、難しよね。

斉焱にどんな考えがあったにしろ、許されることはないでしょうね。ドラマの最初から思っているのですが、本当に他に方法はなかったのか?という気はします。まあそれも無茶な計画をたてた文宗に原因があるのですけど。

 

 程若魚の危険な任務

廬従で反乱を起こした陳胤台は自分が節度使に任命されると思っていました。武宗 斉焱は誰を廬従に派遣するか考えていましたが。程若魚は自ら名乗りです。

でもあまりにも危険なため武宗 斉焱は彼女を派遣したくありません。李得昀は決断を斉焱に任せるのでした。程若魚は斉焱の心配を無視して廬従に向けて出発。仇煙織は程若魚に協力するのでした。

いや、無茶だよ。下手すると戦争になるかもしれないんだよ。

 

程若魚は執剣人で皇帝のボディーガード。外交官でも軍の指揮官ではありません。安易に考えすぎな気がしますね。程若魚は自分から戦いそうで危なっかしい。
仇煙織は仇子梁を騙してあと、程若魚に協力。バレなければいいんですけど。

仇煙織の嘘と策略

程若魚は廬従で郡主の仲間に接触。張疆が陳胤台を殺害したことを知ります。

仇煙織の嘘がバレてしまい、仇子梁からひどく叱られました。程若魚は将棋営の見張りをかわして都に戻ろうとするのですが。

廬従の方がなんだかあっさり片付いたね。

 

張疆たちが予想外に頑張りましたね。むしろ将棋営の方が心配という。仇煙織も時間稼ぎができればいいのでバレるのは想定していたと想いますけれど。
ちなみに廬従のモデルはウイグル。唐の武宗が即位する前。ウイグルで反乱が起きてウイグルのハンが命を落とし、ウイグルに嫁いでいた太和公主(寧和郡主のモデル)が唐に戻る騒ぎになりました。そのとき唐の武宗は軍を派遣して国境付近に押し寄せるウイグルを撃退した事があります。その話がモデルになっているようです。

 

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第23話 叔母の正体

1. 程若魚の帰還

朝廷では2か月で廬従の乱を鎮めるという約束がはたせず、役人たちから猛攻撃を受けていました。

そこに程若魚が到着。陳胤台が殺害されたと報告。斉焱は安堵し、仇子梁は信じられない様子。李得昀は解任を免れ門下侍郎に任命されます。

自分は何もしないやつに限って人の責任追及はうるさいよね。

 

李得昀の力を奪いたいのでその口実なんでしょう。権力争いしている人間には国のことは見えてませんから。これでひとまずは武宗 斉焱も助かりましたが。仇子梁はこのままでは気はおさまらないでしょうね。

 

2. 皇太弟 斉溶

仇子梁はなぜか鞍王・斉溶を連れてきて、皇太弟にしろと言い出します。さらに仇子梁は三千の神才軍を動かし、武宗 斉焱を脅迫。その場は収まったものの。結局、斉焱は斉溶を皇太弟に任命するのでした。

なんで斉溶がここにいるの?鎮呉に送ったはずでは?

厳修が言うある婦人が関わっているようですね。それにしても斉溶も本気で皇帝になりたかったのでしょうか?彼も脅されているのでしょう。斉焱としては斉溶の訴えるような表情を向けられてはやりきれない想いになったでしょうね。

 

程若魚は程兮と右士の話を立ち聞き。斉溶を連れ戻したのが程兮だと知ります。程兮から右相が異父弟だと言われ、協力を求められますが、断ります。

でも程若魚は程兮の裏切りを斉焱に伝えることもできず悩むのでした。

程兮は怪しいと思っていたけど、仇子梁に味方するとはね

程兮が先帝に仕え、今の斉焱をあまり快く思っていないのはわかります。でも仇子梁は共通の敵のはず。斉焱と仇子梁を対立させて共倒れを狙うのが目的だとしても、これでは一気に仇子梁に力が傾いてしまうはず。何を考えているのでしょう。

 

第24話 叔母の裏切り

李則寧は武宗 斉焱を訪問。結婚を迫りますが、斉焱は断ります。

すると李則寧は程兮が鞍王を仇子梁に引き渡したことを一部始終語ります。斉焱はすぐには信じられないものの、程若魚を呼び出して話を聞きますが。程若魚は事実を隠し曖昧な返事をします。

斉焱は程兮の裏切りを確信、程若魚にも裏切られた思いで腹が立ち、程若魚と程懐智を追い出すのでした。

 

鞍王の引き渡しは大変な裏切りだよ。程若魚は事の重大さをわかっているのかな?

 

やはり程若魚は育ててもらった程兮に恩を感じて「かばいたい」という思いが強いのでしょうね。中国式の儒教では孝は忠よりも上、身内の不正でもかばうのが孝です。なので程若魚がそう思うのも理屈ではわかるのですが。それでは皇帝を守る役目は果たせませんね。
まあ斉焱も怒り過ぎかなという気はします。信じていただけに失望感も大きいのでしょうね。

 

程兮は右相を訪れ、鞍王を仇子梁に渡したことを認めした。彼女は右相に皇太弟の冊封式で政変を起こし、斉焱を打倒しようと持ちかけます。でも右相はそれを無視するのでした。

程兮は斉焱を倒すつもりなんだ。右相は乗り気ではなさそうだけど。

最初から様子がおかしいとは思っていましたが。そこまで考えているとは驚きました。なぜそこまでして斉焱を倒したいのでしょうか。

程懷智は程若魚を連れて程兮を訪れ怒り出します。程兮は程懷智を追い出すと程若魚は仕方なく紫衣局の者を集めるのですが、紫衣局の者たちは程兮に味方し程若魚に剣を向けるのでした。

まあ仕方ないよね。紫衣局は程兮が育てたんだから。

程若魚はかなりショックを受けたようです。たぶん人生で最大の挫折感じゃないでしょうか。程若魚は試験は優秀で皇帝には気に入られているのかもしれないけど、紫衣局が未熟な程若魚に従うはずがありませんよね。
それにしても程若魚に近づいて吹き込んでいる仇煙織は頭いいというか、やり手と言うか。それで程若魚が斉焱に認められればいいですけど。

 

 

第25話 郡主の奪還

程若魚は劉弥紗を救い出す決意をして、斉焱のもとに戻ってきました。程若魚は、程兮が劉弥紗を紫衣局に隠していると考えているのです。

程若魚と斉焱は紫衣局に潜入。程兮に見つかりますが、程兮は侵入者が斉焱だとわかっても跪くことはなく。むしろ斉焱は仇子梁に好き勝手させる無能だと言うのでした。

程兮も皇族なの?

程兮の祖父・斉琥はかつて斉焱の祖父と王位って殺されました。右相は程兮の異父弟。程若魚はもちろん、程懷智も程兮の正体は知らなかったのです。

何やら複雑な人間関係になりました。

 

戦いの末に斉焱と程兮は傷つき、斉焱は宮殿に運ばれました。斉焱は古傷が悪化、命が危ないといます。程懷智と程若魚は再び斉焱のもとに残ることになりました。

しかし斉焱は李則寧と結婚、程若魚はただ皇帝に仕えるだけにするというのです。

なんだかんだ言っても許すんだ。

李則寧は幼い頃からの許婚というのもありますが。李得昀は仇子梁との戦いで必要な戦力なので、政治的な決断が大きいですね。
斉焱は本当は程若魚に側にいてほしいのでしょう。それが期待が裏切られたと思ったので感情的になってただけじゃないでしょうか。あと、危険に巻き込みたくないというもあるようです。めんどくさい皇帝です。

 

程兮は仇子梁のもとに身を寄せ。仇子梁も受け入れました。程兮は劉弥紗を王林のもとに送ります。でも劉弥紗の存在は仇子梁に知られてしまいます。

程兮は仇子梁の敵じゃないの?

「敵の敵は味方」でしょうか。敵味方の関係がややこしくなってきましたね。程兮にとって仇子梁は敵。でも今の敵は「斉焱」です。斉焱を倒すための一時的な協力ですね。もちろんお互いに信用してない。利用し合うだけの関係です。こういうやり取りは中国らしいなと思う部分ですが。視聴者には分かりづらいですね。

 

ここまでの感想

程兮が斉焱を裏切りました。いや、もともと程兮は斉焱を信じていない。自分の弟を次の王にしたいのでしょう。紫衣局もそのための戦力。だから斉焱にはかくしていたんですね。

その程兮は斉焱を倒すためとはいえ仇子梁に協力。こうなると程兮も、仇子梁と同じ。自分に都合のいい人物を皇帝にしたいだけに思えてきます。

程兮がそこまでして皇帝にしたい右相とは。怪しいですね。

斉焱は程若魚を遠ざけ、李則寧との結婚を決意。仇子梁との決戦を考えた政治的な判断です。ますます人間関係がこじれてきたような気もしますが。

まずは劉弥紗の救出が先ですね。劉弥紗は無事救出されるのでしょうか?

 

 

 

 

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