オクニョ:ユン・テウォンは実在する?モデルはいるの?

オクニョ 韓国ドラマ紹介

韓国時代劇”オクニョ・運命の女”のヒロイン・オクニョの仲間になるユン・テウォン。彼が生きているのは朝鮮王朝第13代明宗(ミョンジョン)の時代。

ユン・テウォンは実在の人物ではありませんが、当時の歴史的背景や人物関係を巧みに利用して描かれたキャラクターです。

彼は文定大妃の弟で権力者であったユン・ウォニョンの庶子という設定。物語の中で重要な役割を担っています。

この記事では、ユン・テウォンの人物像や、彼を取り巻く実在の人物との関係について解説します。

 

スポンサーリンク

ユン・テウォンとはどんな人物?

コ・スさん演じるユン・テウォンはコン・ジョミンの商団を任される行首(リーダー)。

かつては町のゴロツキでした。依頼をうけ牢獄にいるカン・マンボの殺害を依頼されたユン・テウォンが典獄署に潜入したのがオクニョとの最初の出会いです。テウォンはその手柄を認められ商団の一員となりました。

商団の一員となったテウォンは頭角を表し行首を任されるまでになります。

途中、ユン・ウォニョンを頼るふりをして権力を手にしますが。チョン・ナンジョンを追い詰めるのが目的。

やがて、外知部(ウェジブ)という弁護人団体を作ります。オクニョの才能を見出して共に活動していきます。さらには朝廷の実力者とのつながりも持つようになります。

後半では司憲府の持平になり、チョン・ナンジョンを捉え、ユン・ウォニョンを追い詰めます。

物語の最後までオクニョの味方になる人物です。

 

スポンサーリンク

父親は重臣・ユン・ウォニョン

ユン・テウォンは幼いころ母とともに父親に捨てられ苦しい生活をしていました。彼を捨てた父の名はユン・ウォニョン。

ユン・ウォニョン(尹元衡)は文定大妃の弟。明宗時代の朝廷で一番権力を持っていた重臣です。

母の敵・チョン・ナンジョン

母は妓楼・素素楼(ソソロ)の元妓生ホンメ。

ホンメはウォニョンの妾となったのですが、チョン・ナンジョン(鄭蘭貞)がウォニョンの妾になったことで追い出されてしまいました。

チョン・ナンジョンは史実でもウォニョンの妾になったあと、他の妾や正妻を追い出して最終的にはウォニョンの正妻になりました。ナンジョンの被害あった妾のひとりがテウォンの母親だったという設定です。

母親代わりの安国洞の奥様

幼いころに母をなくしたテウォンには母親代わりの女性がいます。それがドラマでは安国洞(アンググドン)の奥様と言われる人物。

安国洞の奥様は実在の人物でウォニョンの正妻だった金氏がモデルです。金氏はウォニョンと別居状態になったあと死亡します。チョン・ナンジョンが毒殺したといわれます。

安国洞の奥様もウォニョンの正妻。ナンジョンが来たあと家を追い出されてしまいました。

テウォンの母と同じ境遇になるのです。そのせいか安国洞の奥様はテウォンをかわいがっていました。テウォンも彼女を慕っています。しかしナンジョンの陰謀で彼女も命を落とします。

 

スポンサーリンク

まとめ

韓国ドラマ「オクニョ 運命の女」に登場するユン・テウォンは実在の人物ではありませんが、当時の歴史的背景や人物関係を巧みに利用して描かれたキャラクターです。

ユン・テウォンは悪名高い重臣ユン・ウォニョンの庶子という設定。父に捨てられながらも母の敵であるチョン・ナンジョンに復讐するため商団のリーダーとして頭角を現します。

物語が進むにつれて、ユン・テウォンはオクニョの才能を見出し共に活動するようになりました。

朝廷の実力者ともつながりを持ちながら、チョン・ナンジョンを追い詰めていきます。ユン・ウォニョンが失脚するのは史実。その事件に深く関わっていく人物になるのです。

ユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンによって家を追い出された女性の子供の想いが形になったような人物がユン・ウォニョンなのですね。

 

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました