韓国ドラマ「太宗 イ・バンウォン~龍の国~」の全話あらすじと、物語の核心に触れるネタバレ情報を一覧形式でご紹介いたします。
このドラマは李氏朝鮮の第3代国王 太宗 イ・バンウォンを、これまでの英雄的なイメージとは違う新たな視点から描いたドラマです。
威化島回軍に始まり高麗滅亡から朝鮮建国、そして太宗即位までの激動を全話紹介。
この記事で分かること
- 威化島回軍から朝鮮建国までの歴史の流れ
- 王子の乱を中心とした権力闘争の全体像
- イ・バンウォンが太宗に至るまでの葛藤と決断
- 主要人物たちの立場や思惑の違い
太宗 イ・バンウォン のあらすじ 一覧
1388年。
威化島回軍。禑王退位・昌王即位。
1389年。
昌王退位・恭譲王即位。禑王・昌王処刑。
1392年。
鄭夢周を殺害。
恭譲王が廃位。
7月 李成桂が王に即位。
1392年 8月 八男 李芳蕃が世子になる。
1393年。国号「朝鮮」に決定。
1394年。高麗王族粛清を命令。
1395年。漢城に遷都。
1396年。神徳王后康氏が死亡。
次男 李芳果が国王 定宗になる。
趙思義の乱。
太宗は反乱を扇動したとして上王 李成桂を軟禁。
世子が廃され。忠寧大君が世子になる。
太宗が譲位して上王に。世宗が即位。
1420年。
元敬大妃閔氏が死去。
太宗イバンウォンの時代背景
物語は14世紀の高麗王朝末期。具体的には1388年から始まります。
当時、高麗は内政の混乱に加え、強大な力を誇る明との外交関係においても難しい状況にありました。明の洪武帝・朱元璋はかつて高麗が占領した遼東の返還を要求、両国の間には緊張が高まっていました。
高麗朝廷内では明との関係を重視する親明派と、これに反発する勢力が対立していました。強硬派の高麗王 禑王は遼東奪還のために軍を派遣することを決定します。この遠征軍の指揮を任されたのが後に李氏朝鮮を建国するイ・ソンゲでした。
しかし、李成桂は明との戦には反対でした。遠征の途中にあった鴨緑江の威化島で大雨による増水を理由に軍を撤退させ、都へと引き返すという決断を下します。
この「威化島回軍」と呼ばれる出来事がドラマが大きく動き出すきっかけになります。
主要な人物紹介
物語の中心となる主要な登場人物とその役割を簡単に紹介します。
- イ・バンウォン(李芳遠)
演:チュ・サンウク
李成桂の五男であり、本作の主人公。優れた頭脳と冷静な判断力を持ちますが、目的のためには手段を選ばない冷徹さも持ち合わせています。後に李氏朝鮮の第3代国王・太宗となります。 - イ・ソンゲ(李成桂)
演:キム・ヨンチョル
イ・バンウォンの父。高麗末期の武将で、数々の戦で功績を挙げ、民衆からの支持も厚い人物です。明との戦を避け、威化島回軍を敢行します。後に李氏朝鮮の初代国王・太祖となります。 - ミン(閔)氏 演:パク・チニ
イ・バンウォンの正室。聡明で大胆な性格の持ち主で、夫であるバンウォンを王にするために積極的に動きます。 - 神徳王后カン(康)氏
演:イェ・ジウォン
イ・ソンゲの継室。政治的な感覚に優れ、自身の息子を世子にしようと画策します。 - チョン・モンジュ(鄭夢周)
演:チェ・ジョンファン
高麗の忠臣であり、大学者。高麗を守ろうとする強い信念を持ち、李成桂一派と対立します。 - チョン・ドジョン(鄭道伝)
演:イ・グァンギ
李成桂の側近であり、優れた政治家。李氏朝鮮建国のために重要な役割を果たしますが、イ・バンウォンとは異なる理想を持つため、対立することになります。 - 禑王(ウワン)
演:イム・ジギュ
高麗の第32代国王。親元的な政策を取り、明との関係が悪化する中で、李成桂に遼東征伐を命じます。李成桂の威化島回軍によって退位させられます。 - 恭譲王(コンヤンワン)
演:パク・ヒョンジュン 高麗の第34代国王。
李成桂によって擁立されますが、実権はなく、李成桂一派の圧力に苦しみます。最終的に李氏朝鮮の建国により退位させられます。
これらの人物を中心に、高麗王朝の終焉と新たな王朝の誕生、そしてその過程で繰り広げられる権力闘争が描かれていきます。物語が進むにつれて、それぞれの人物の思惑や葛藤が明らかになっていきますので、ご注目ください。
番組情報
原題:태종 이방원(太宗 李芳遠)
2021年 韓国、KBS 1tv
全33話
太宗イバンウォン あらすじ
第1話
オープニングから様子がおかしいバンウォン
既に王位についている太宗イ・バンウォン(李芳遠)は世子に王位を譲ろうとしていました。

この王様、いきなり狂ってるよ。大丈夫?
バンウォンが王になっていて、それを譲ろうとするところから始まりますね。
しかも様子が変。狂ってます。
なんでこんな始まり方なんでしょうね。凄惨な人生を歩んできたといいたいのでしょうか。
なぜバンウォンがこんなになってしまったのか気になります。
高麗時代末期
時は遡り1388年の高麗。
禑王から明の遼東軍攻撃を命令された将軍イソンゲ(李成桂)は独断で撤退。開京に戻ろうとします。
怒った禑王はソンゲの家族を捕らえるよう命令。

こちらもいきなり撤退の場面からだよ
遼東攻めを命令されたイソンゲが命令違反して開京に戻るところからですね。バンウォンが主人公だから仕方ないですね。
今回のソンゲ役はキム・ヨンチョル。この人も王役が多いです。「私の国」と被りますが、「王女の男」首陽大君や「大王世宗」太宗のイメージが強いです。
都のバンウォンたちもピンチ
イバンウォン(李芳遠)は文官。都で仕事をしていました。すると兵士たちが捕まえに来ます。
事前に用意してあった馬に乗って逃げ切り、母と家族を連れて逃げるのでした。
ミン氏(閔氏)は実家に戻り、家族に家の武器を隠すように言います。

このミン氏、有能だね。
バンウォンの奥さん=ミン氏は「ホジュン 伝説の心医」のイェジン役パク・チニですね。今回は気の強い勇敢な女性のよう。イェジンとは正反対の役柄ですけどこちらの役も似合うかも。
バンウォンと母は兵に見つかり武器を奪われますが、カン氏(康氏)の協力で兵を倒しました。カン氏は開京に戻るべきといいます。
バンウォンとカン氏は協力して兵士を撃退。
このときカン氏はバンウォンの実母ではありませんが。このころはまだ協力的だったのですね。後の時代を知ってると感慨深いです。


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