中国ドラマ「始皇帝 天下統一」の46・47・48・49・50話ネタバレとあらすじ感想紹介記事です。
嫪毐が反乱を起こしました。
嫪毐は嬴政の息子・扶蘇を探していますが、見つかりません。嬴一族は扶蘇を守ろうと必死に戦っていました。
冬児や小妍も犠牲になってしまいます。
このドラマは嫪毐が大きくクローズアップされていて、嬴政を脅かす敵として描かれています。
嫪毐の反乱はまだ続いています。
嬴政はどのように終わらせるのでしょうか。
「始皇帝天下統一」のあらすじとネタバレ・感想を紹介します。
始皇帝天下統一 番組情報
原題:大秦賦
2020年、中国
全78話
原作小説:大秦帝國之東出
作者:孫皓暉
始皇帝天下統一の主要人物
・嬴政(えい せい)
秦の荘襄王の長男。後の始皇帝。
演:張魯一
・呂不韋(りょ ふい)
演:段奕宏
・趙姫(ちょうき)
演:朱珠
・嫪毐(ろうあい)
演:葉項明
第46話 加冠の儀
紀元前238年4月。咸陽城で盛大な冠礼が行われ、秦王政は冠を戴き、加冠の儀を行いました。
これで呂不韋が好き勝手できないようになりました。
嬴政は早速、嫪毐討伐の命令を出します。
しかもただの反乱ではありません。嬴政にとってはいくら憎んでも足りないほど腹が立つ相手でしょう。
そして母と子の愛情も断たれてしまいました。
一方、呂不韋たちが粘って嫪毐は劣勢になっていました。
第47話 親政の始まり
嫪毐は我が子を救おうと戻りますが、捉えられ車裂きの刑になってしまいます。
「車裂」は恐ろしく残酷な刑。斬首でも足りない極悪人がこの刑に処されます。
一般的には、5台の馬車に罪人の頭・両手・両足を縛りつけ。それぞれ5つの方向に引張るという処刑法。頭・両手・両足が胴体から引きちぎられて絶命するといいます。
馬車や荷車を使わず直接、牛や馬に引っ張らせる方法もあります。
ドラマでは直接牛に引かせる方法を採用しています。
日本では「八つ裂き」ともいいます。
太后も雍城に幽閉。嬴政は直接、呂不韋を追求しませんでしたが。呂不韋は朝廷を去ることにします。
ここで自ら引けば死罪は免れると思っているのでしょう。
いよいよ嬴政の親政が始まりました。
第48話 呂不韋の失脚
呂不韋が失脚。呂氏一族は、自分たちも責任を追求されるのではないかとビクビクしています。一方で、王族たちは新しい官職をもらおうと動き出しました。
王族は呂不韋の処刑を求めますが。嬴政は洛陽への異動にとどめました。
でも呂一族が下手な動きをしているので、呂不韋の立場がさらに悪くなりそうです。
嬴政としては天下統一をしたいので、国内の揉め事に時間を費やしたくないと思います。結局、華陽太后の力を借りました。なんだかんだ言ってもこの人、影響力ありますね。
第49話 次の波乱
呂不韋は咸陽を去りました。
一方、水利工事を指揮している鄭国が韓のスパイだと疑われます。
このドラマでは鄭国は韓王の命令で動いてますから。見つかったら命はないですね。
外国出身だからスパイと決めつけるのはどうかと思います。
事実、この頃の秦は外国人が多かったので疑いだしたらきりがないです。
外国人追放を訴えだしました。
結局、史実でもドラマのように国内の王族や貴族が中心になって外国人排除を訴えるんですね。
でも、そんなことをして大丈夫でしょうか?人材の乏しい秦は外国人を雇って国を運営していたのに。一気に人材不足になりますよ。
第50話 逐客
王族たちの主張がとおり、嬴政は外国人を追放。
ところが人材不足になった官庁では仕事が滞ってしまいます。
王族たちは自分たちだけでもできると張り切っていますが。ムリですね。
工事はうまく行かず、水路に水は流れません。
嬴傒自身はやる気もあるし無能ではないと思いますが。王族の皆がそうではありませんしね。
結局、鄭国の解決策を採用することに。
嬴政も王族が自分たちの過ちに気がつくのを待っていたのですね。
嫪毐の乱が終わり、呂不韋も失脚。
いよいよ嬴政が秦王として直接国を動かすときがやってきました。
嬴政がどのように天下統一していくのか楽しみですね。
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