大宋宮詞 第17・18・19・20話あらすじとネタバレ

大宋宮詞あらすじ・ネタバレ 中国時代劇あらすじ

中国ドラマ「大宋宮詞(だいそうきゅうし) ~愛と策謀の宮廷絵巻~」の第17・18・19・20話あらすじとネタバレ紹介記事です。

 

遼軍は澶淵に向けて南下。澶州東北にある徳清軍を攻めると張旦とその子・張利涉を捕虜にしました。蕭太后と聖宗 耶律 隆緒は二人に降伏するように言いますが。張旦たちは降伏を拒否します。

その後継を見た王継忠はその場を立ち去ろうとしました。そんな王継忠に蕭太后は和睦の手紙を書くように言うのでした。蕭太后も戦争継続は望んでいません。

そのころ宋軍も澶淵に向けて北上を続けていました。

真宗 趙恒は貴妃懐妊の知らせを聞いて激怒しますがとりあえず認めます。ところが遠征に同行していた文伽凌の容体が悪化。戻ることになりました。

 

大宋宮詞(だいそうぐうし) あらすじとネタバレ全話一覧

 

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大宋宮詞 情報

原題:大宋宮詞
英語:Palace of Devotion
2021、中国
全61話

キャスト

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劉娥(りゅう・が)
演:劉濤(リウ・タオ)

趙恒(ちょう・こう)/真宗
演:周渝民(ヴィック・チョウ)

郭清漪(かく・せいい)/章穆皇后
演:斉溪(チー・シー)

李婉児(り・えんじ)
演:劉聰(リウ・ツォン)

寇準(こう・じゅん)
演:梁冠華(リャン・グァンホア)

蘇義簡(そ・ぎかん)
演:曹磊(ツァオ・レイ)

 

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第17話

 

寇準と蘇義簡は真宗 趙恒が朝廷に戻るのを思いとどまるように説得。撤退を主張する潘良を叱りつけます。寇準たちの説得が効いて趙恒は澶淵にとどまることにしました。

釈放された曹利用は契丹の陣営に駆けつけて蕭太后に謁見を求めます。蕭太后は趙恒を捉えるまで待つようにと衛兵に命じて曹利用を監禁させましたが、その一方で丁重に扱うように指示しました。 曹利用は契丹の陣営で劉娥と会いました。

契丹軍が黄河の北側に到達。すると宋軍は橋を壊し氷を割って契丹軍の渡河を阻止することにしました。

趙恒はその間に澶淵に到着し黄龍旗を掲げ剣を抜いて城楼に登りました。それを見た兵たちは歓喜の声をあげます。

そのころ謀反を企む王超の大部隊が大名府に接近していました。王欽若はなんとか阻止しようと大名府の将軍・曹瑋にある提案をするのでした。

 

感想と解説

真宗 趙恒が到着。よかったね。もし来なかったら宋は終わってたよ。というか王超このタイミングで反乱起こす?国が負けてもいいの?

 

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第18話

 

宋軍の攻めてくる蕭撻凜めがけて弩を構えて狙いを定めました。矢は腕ほどの太さがある大きなものでした。李継隆の指揮のもと放たれた矢は轟音を立てて、そのうちの一本が蕭撻凜の胸に命中しました。

遼軍は警戒の声を上げ、契丹兵を盾で覆いましたがまたもや弩弓の矢が彼らを突き刺しました。太鼓の音とともに宋軍は四方八方から突撃。激闘の末、契丹軍を敗走させました。

契丹兵は蕭撻凜の遺体を見つけることができず、陣営に帰って蕭太后に報告。蕭太后は王継忠に命じて李継隆に手紙を書き、劉娥衛と蕭撻凜の遺体を交換するように命じました。

そして劉娥の身柄は宋に、蕭撻凜の遺体が遼に引き渡されました。

やがて、遼軍は再び澶淵に攻めてきました。しかも今回は燃えさかる巨大な鉢の上にはしごを立てて趙吉をはりつけにしていたのでした。

感想と解説

ここで蕭撻凜を倒せたのは宋にとっては大きかったですね。このドラマだけではなぜ遼の人々が蕭撻凜の死にショックを受けているのかわかりづらいかも。実際にはかなりの有力人物です。「燕雲台」も見ないと。

それにしても子供を盾にするとは。というかこの演出は変でしょう・・・。このドラマはわざとらしい演出が多いですね。そういうのが感情移入を妨げてる気がします。

というか。両軍合わせて数十万の大軍が戦うだだっ広い戦場で子供を貼り付けてもよく見えないんじゃないでしょうか。本物かどうかもわからないですし。宋の陣営にテレビ中継しているんですかね。

 

第19話

 

両軍の戦いは激しさを増していました。子供を捨てて攻撃を続行する真宗 に驚いた蕭太后は激戦になるのを避け、趙吉を下がらせ兵を退却させました。

真宗は攻撃を命じた潘良の役職を解き、寇準に趙吉を返すよう蕭太后に手紙を書くように頼みました。

蕭太后は趙恒の予想以上の抵抗に驚いていました。でも彼女の指揮下にある兵たちは蕭撻凜の弔い合戦のため戦っています。彼女は宋に屈するわけにはいきません。

しかし、遼の宰相・韓徳讓と王継忠はこれ以上戦えば双方に大きな犠牲が出ると考え蕭太后を説得して戦闘をやめさせようとします。

韓徳譲は木易を護衛につけて人質の趙吉を宋に逃がしました。しかし趙吉は戻ってきたもののまもなく死亡してしまいます。

韓徳譲の説得で蕭太后はようやく和睦を決意するのでした。

 

感想と解説

王継忠死んだ?ここで死ぬ人物じゃないはずだけど。本当は和平に貢献した人物だけどこういう死に方が用意されているとは気の毒。

趙吉が亡くなってしまいました。実在しないキャラを登場させておいてこの結末とは。というより、いなくなるのが決まってるからこうなったのでしょう。戦争の犠牲というより演出の都合で殺されだだけのように見えます。

それはともかく、和平が成立しそうでなにより。

 

第20話

真宗 趙恒のもとに蕭太后から講和を認める手紙が届きました。宋の陣営でも議論が行われましたが。講和を支持しているのは寇準だけでした。

韓徳讓が澶州にやってきて講和が結ばれました。この条約で遼は関南の領土を諦めること。貿易をすること、宋が歳弊として絹と銀を送ることでした。ここに「澶淵の盟」と呼ばれる宋と遼の和平条約が成立します。

条件交渉を終えた曹利用が戻ってきて30万両と報告。それでも真宗は講和ができて納得。功績のあった臣下たちに論功行賞が行われました。

戻ってきた劉娥は徳妃になり宮中に入るはずでしたが。先帝の遺言があると重臣たちが反対します。趙恒は反対する郭賢を流刑にしました。

さらに趙吉の位牌を太廟に置く件についても反対意見が出ます。すると寇準は妥協案を出し、劉娥が3年間先帝を供養すること入内できることになりました。

 

感想と解説

歴史上有名な「澶淵の盟」が結ばれました。

というかなんで 寇準 が率先して和平に賛成しているんだろう?和平に賛成したのが王欽若で、寇準は最後まで反対していたはずだけど。寇準はキャラぶれてるよ。

それはともかく。宋の国力からすれば年30万両で戦争が避けられるなら安い買い物ですよね。大国の遼と戦争したらその100倍以上の費用がかかりますからね。

史実では劉氏(ドラマの劉娥)は趙恒の即位と同時に入内。1004年には美人(四位)になってます。徳妃になるのは1012年ですからもっと後。

ドラマでは重臣たちが劉娥の入内に反対していますが理由が理解できませんね。もう太宗はいないし。いつまで反対しているんだろう。

 

 

 

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