永楽帝 ドラマのネタバレとあらすじ 全話一覧

永楽帝 あらすじ・ネタバレ 中国時代劇あらすじ

中国ドラマ「永楽帝~大明天下の輝き~」あらすじとネタバレの紹介です。

明朝の初期を舞台に壮大な夢を持ち明朝最大の領土を獲得した第3代皇帝 永楽帝

その永楽帝の激動の生涯をドラマ化した時代劇。

永楽帝 朱棣(しゅ てい)を演じるのはウィリアム・フォン。
朱棣を支える皇后 徐妙雲(じょ みょううん) にはイン・アル。

ドラマ「永楽帝~大明天下の輝き~」に登場する人物とキャストを紹介します。

 

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ドラマ永楽帝 番組情報

原題:山河月明
別名:江山紀
英題:The Imperial Age
2022年、中国
全45話

 

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永楽帝 時代背景とあらすじ

14世紀の終わりごろ。

明の建国者 洪武帝 朱元璋(しゅ・げんしょう)の四男、燕王 朱棣(しゅ・てい)は名将 徐達(じょ・たつ)とともに戦場で戦い、有能な武将になりました。朱棣は宮廷での争いを経験して政治家としても成長します。

洪武帝 朱元璋は明の建国後。地位が固まるとともに明を建国した功臣たちを次々と粛清。独裁政治を初めます。

洪武帝の死後、即位したのは甥の建文帝 朱允炆でした。建文帝は側近の斉泰たちから諸藩の力を削るように迫られました。周王 朱橚、湘王 朱柏たちが力を失います。

皇族へのひどい仕打ちに怒りに燃える朱棣はついに挙兵。「靖難の変」と呼ばれる戦いを引き起こしました。4年に渡る戦いの末、朱棣は軍を率いて応天府に入り皇帝として即位。元号を「永楽」と改めました。永楽帝の誕生です。

永楽帝は元に匹敵する領土を夢見て、在位22年の間に何度も西域遠征と5回の北方遠征を行い、都を北京に移して紫禁城を建設。明の基礎を作るとともに明史上最大の領土を獲得しました。

それでも打倒元への執念は死の直前まで衰えることはなく、元を討つために年老いた身体で最後の遠征に向かうのでした。

 

ドラマ永楽帝 主要人物

・朱棣(しゅ・てい)/永楽帝/燕王
演:馮紹峰(ウィリアム・フォン)

・徐妙雲(じょ・みょううん)/仁孝文皇后
縁:穎児(イン・アル)

・朱元璋(しゅ・げんしょう)/洪武帝
演:陳宝国(チェン・パオグオ)

・馬(ば)皇后/孝慈高皇后
演:王姫(ワン・ジー)

・朱標(しゅ・ひょう)/懿文太子
演:何晟銘

・常妃/皇太子妃
演:劉曉潔

・朱樉(しゅ・そう)/秦王
演:錢泳辰

・王月憫(おう・げつせん)/秦王妃
演:張墨錫

・朱棡(しゅ・こう)/晋王
演:李雨軒

・朱允炆(しゅ・いんぶん)/建文帝
演:陳奕丞

・徐達(じょ・たつ)
演:張豊毅

・李善長(り・ぜんちょう)
演:王慶祥

・胡惟庸(こ・いよう)
演:杜源

・李景隆(り・けいりゅう)
演:韓承羽

・ココテムル(擴廓帖木児)/王保保/斉王
演:張光北(チャン・グァンベイ)

・バヤルンハイベ(伯雅倫海別)
演:張芷溪(チャン・ジージー)

・オルジェイテムル(本雅失里)/第23代モンゴル帝国可汗。
演:蘇雅拉圖

 

ドラマ永楽帝 全話一覧と簡単なあらすじ

→1・2・3・4話を見る

第1話 血塗られた漠北
第2話 婿殿への洗礼
第3話 公主の密命
第4話 飴と鞭

洪武帝 朱元璋は北征軍を派遣するも敗退。藍玉はココテルムの妃を死なせてしまいます。燕王 朱棣は宮殿を抜け出し偽名で入隊、バレて杖刑に。北元軍に包囲され食料の尽きた耿炳文は捕虜と引きかえに交渉。増長する淮西派の重臣に洪武帝は警告するとともに、胡惟庸を宰相に任命するのでした。
歴史的出来事:
洪武3年(1370年)。徐達・李文忠がモンゴル遠征。ココテムル率いる北元軍と戦う。

 

→5・6・7・8話を見る

第5話 草原を去る時
第6話 色目の僧
第7話 夜更けの提言
第8話 逃れられぬ宿命

朱棣と李景隆はバヤルンハイベを連れて都に戻りました。その途中、僧の姚広孝と色目人の鉄鉉に出会います。宮中に入ったバヤルンハイベは寧国公主に馬術を教えることに。朱棣と徐妙雲の婚儀が行われたものの初夜から気まずい雰囲気に。
歴史的出来事:
洪武9年(1376年)。朱棣と徐達の長女が結婚。

 

→9・10・11・12を見る

第9話 成婚の日
第10話 百戸の妻
第11話 悪徳役人
第12話 皇子たちの軍才

朱棣は百戸の身分で鳳陽に派遣され。劉基は辞職して故郷に帰りました。そのころ北元の襲撃で補給部隊が襲われ北平が食糧不足に。洪武帝は対策を命じるのですが。鳳陽の朱棣は役人を捕らえたものの逆に投獄されてしまいます。その後、三人の皇子が演習で競い朱棣が勝利するのでした。
歴史的出来事:
洪武3年(1370年)。燕王になり鳳陽を視察。
ドラマの燕王の鳳陽行きは史実とはかなり違います。

→13・14・15・16を見る

第13話 新たな任務
第14話 張り巡らせた罠
第15話 疑獄の波紋
第16話 錦衣衛の威勢

第二皇子と第三皇子が藩王として任務につく一方、朱棣は都に残り新たな任務を与えられます。朱棣に長男 朱高熾が誕生。錦衣衛を率いる朱棣は不正を働く官吏を取り締まるのですが。強引なやり方には周囲から不満も。
歴史的出来事:
洪武9年(1376年)。空印の案

 

→17・18・19・20を見る

第17話 好機の到来
第18話 空印の業
第19話 兄弟の情
第20話 悲運の連鎖

朱棣は拘束されるものの許され。僧の道衍からある情報を聞きます。そして錦衣衛を使って大量の官吏を逮捕。朱元璋は粛清を行うのでした。空印事件の発生です。
歴史的出来事:
洪武9年(1376年)。空印を持っていた官吏とか変わった役所が粛清される。「空印の案」
洪武13年(1380年)。胡惟庸たちが粛清される。「胡惟庸の獄」

ドラマでは空印の案と胡惟庸の獄のふたつの粛清事件が一つにまとめられています。

 

→第21・22・23・24話を見る

第21話 去り行く両雄
第22話 北征の主将
第23話 賞罰の均衡
第24話 2つの詔

ココテムルが亡くなり、徐達が重病となりました。朱棣は徐達から兵権を任されます。そして徐達が死亡。洪武帝が北征の主将に任命したのは藍玉でした。北征で手柄をたてた藍玉は横暴になり、耿炳文が藍玉を弾劾。朱棣と藍玉の溝が深まる中、二人は北征を任されます。
歴史的出来事:
洪武18年(1385年)徐達が死亡。

 

→第25・26・27・28話を見る。

第25話 無血の勝利
第26話 旧友との決裂
第27話  獄中の詩
第28話 祈りの時

燕王 朱棣はナルプファを降伏させ。朝廷では洪武帝が李善長たちを投獄。李善長たちは賜死となり再び粛清が行われました。そして太子 朱標が突然の病死。
歴史的出来事:
洪武23年(1390年)。李善長たちが粛清される。「李善長の獄」
洪武25年(1392年)。皇太子 朱標が病死。

 

→第29・30・31・32話を見る。

第29話 残された謎
第30話 燕王の敗北
第31話 皇太孫の叔父
第32話 名将の末路

太子の残した謎をめぐり様々な憶測が流れます。後継者をめぐり重臣の意見が対立。朱棣は野心を持ちますが。洪武帝が皇位継承者に選んだのは朱標の子・允炆でした。その直後。藍玉が錦衣衛に捕らえられ粛清されます。
歴史的出来事:
洪武25年(1392年)。朱允炆が皇太孫になる。
洪武26年(1393年)。藍玉たちが粛清される。「藍玉の獄」

 

→第33・34・35・36話を見る。

第33話 切なる願い
第34話 新政の始まり
第35話 決断の時
第36話 火中の栗

洪武帝 朱元璋が崩御。朱棣は都に戻れません。新たに即位した建文帝 朱允炆は藩王を削減。起こった湘王は自殺。北平は官軍に囲まれ、ついに朱棣が反乱を起こします。少数の燕王軍に官軍は苦戦。顧成が燕王に寝返り、耿炳文は解任されるのでした。
歴史的出来事:
洪武31年(1398年)。洪武帝崩御。建文帝即位。
建文元年(1399年)。朱棣が挙兵。「靖難の変」

 

→第37・38・39・40話を見る。

第37話 援軍を求めて
第38話 死戦への覚悟
第39話 果てなき攻防
第40話 決意の南下

北平に官軍が迫り、留守を守る徐妙雲と朱高熾が城を守りました。官軍は連敗。朱棣は済南城を攻撃するものの苦戦。張玉が戦死します。そして燕軍は南京に進軍するのでした。
歴史的出来事:
ひきつづき「靖難の変」が続いています。
建文2年(1400年)。鉄鉉が守る斉南城を攻撃して苦戦。張玉が戦死。
建文4年(1402年)。燕王軍が南下開始。

 

→第41・42・43話を見る。

第41話 永楽の光と影
第42話 財政の再建
第43話 安らかなる別れ

燕王 朱棣は南京に入りますが、建文帝 朱允炆が行方不明。そして朱棣が皇帝に即位。年号を永楽とします。永楽帝 朱棣のもと新たな政治が始まり。鄭和が航海に出ます。徐妙雲が逝去。
歴史的出来事:
建文4年(1402年)。南京陥落。建文帝が行方不明に。永楽帝即位。
永楽5年(1407年)。徐皇后が死去。

 

→44・45(最終回)を見る。

第44話 親征の決意
第45話 後世への願い

北方では北元の勢力が復活。永楽帝は軍を派遣しますが敗北。そして自ら北元の残党を討つことを決意。重臣の反対を押し切り遠征するのですが。子どもたちに夢を託し遠征途上で息を引き取るのでした。
歴史的出来事:
永楽22年(1424年)。第5回モンゴル遠征。永楽帝死去。享年65。

 

 

 

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