永楽帝 ドラマ 37・38・39・40話のネタバレとあらすじ感想

永楽帝 あらすじ・ネタバレ 中国時代劇あらすじ

中国ドラマ「永楽帝~大明天下の輝き~」の第37・38・39・40話ネタバレとあらすじ感想の紹介記事です。

明朝の初期を舞台に明朝最大の領土を獲得した第3代皇帝 永楽帝のドラマ。

即位して間もない建文帝は次々に藩を削減。

建文帝の最大の目的は燕王 朱棣でした。追い詰められた朱棣はついに挙兵。雄県と莫州を攻略。

建文帝の命を受けた軍は出動しますが。叔父を殺したくないという建文帝の命令もあり苦戦。長興侯 耿炳文も朱棣に敗れ、顧成は寝返りました。帰りました。耿炳文は軍を立て直して朱棣の攻撃を耐えていましたが。なんと朝廷は耿炳文を解任して李景隆を後任の大将軍に任命してしまいます。

 

永楽帝 ドラマのネタバレとあらすじ 全話一覧

 

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永楽帝 主要人物

・朱棣(しゅ・てい)/燕王
演:馮紹峰(ウィリアム・フォン)
子役:成毅

・徐妙雲(じょ・みょううん)
演:穎児(イン・アル)
子役:雨婷児

・朱允炆(しゅ・いんぶん)/建文帝
演:陳喆倫

 

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第37話 援軍を求めて

援軍を求めて賭けに出る朱棣

李景隆が率いる大軍が北平に向かっていました。このままでは兵力差は圧倒的で負けるかもしれません。朱棣は北平の守りを世子の朱高熾に任せ、援軍を集めるため大寧に向かいました。

朱棣としては危険な掛けだったと思いますが、援軍もないのに圧倒的兵力差で籠城しても負けるだけです。朱棣と妙雲たちはもう会えないかもしれないという想いでしょうね。

必死に北平を守る朱高熾と徐妙雲

朱高熾は息子の朱瞻基を城門に連れていき、命がけで城を守る決意を表しました。敵に狙われる可能性の高い危険な行為ですが、おかげで将兵たちは奮い立ち北平を守り切ろうと皆で心を一つにするのでした。

李景隆は攻撃を開始しますが朱棣が北平にいるのかいないのかわからないでいましたが、斥候の報告で朱棣がいないと判断。

激しい戦いが続く中、徐妙雲は鎧を来て将兵の家族とともに城を守りました。弱気になる朱高煦ですが、朱高熾は体が弱いながらも最後まで守り抜くつもりでした。

燕王妃 徐氏が鎧を来て城を守っていたのは事実。日本の戦国時代の武将の妻も夫がいないときは城を守っていましたが。この時期の明もまだ戦乱の時代の雰囲気が残っているんでしょうね。

他のドラマでは頼りない描写が多い朱高熾ですが、ここでは兄としての自覚があるのか頼りがいのある王子として描かれています。記録やドラマでは朱棣や朱瞻基が美化されているせいでとばっちりを食ってる感じがする朱高熾ですが。実際にも朱高熾は無能ではなかったと思います。

 

第38話 死戦への覚悟

朱棣が燕軍を引き連れて到着

朱棣が大寧の援軍を従えて白河の対岸に到着。朝廷軍は騒然となりました。李景隆は本当は朱棣と戦いたくありませんが。ここで自分が引いても別の誰かが戦うだけですし。朱棣と戦う決意をします。

朝廷軍は大軍といえども多くが戦いの経験のない兵たち。李景隆自身も戦の経験はほとんどありません。それに対して燕軍の兵たちは建国以来ずっとモンゴル軍と戦ってきた強者揃い。質をみれば燕軍が有利ですが。それでも数の差は

朱棣vs李景隆

寒さで白河が凍結。すると燕軍は攻撃を開始。李景隆は不利と判断すると撤退を命令。1日めは燕軍有利でしたが、まだ勝敗は分かりません。2日め馬和の策略で朝廷軍が混乱。敗北しました。

朱棣は敵に情をかけるなとはいうものの、李景隆との戦いには迷いがあるように描かれています。実際の朱棣は容赦なかったと思いますが。このドラマでは朱棣と李景隆が親しそうに描かれているのでそういう描写になっているのでしょう。

それにしてもあれだけの大軍が敗北するとは。朝廷軍の人材の乏しさが明らかになりましたね。

 

第39話 果てなき攻防

済南城を守る鉄鉉たち

北平での戦いに勝った朱棣は朝廷軍の立てこもる済南を攻撃。しかし鉄鉉と盛庸が守る済南城の守りは堅くひと月たっても城は落ちません。

お互いに被害が増えて膠着状態になり。すると鉄鉉が降伏すると伝えてきます。朱棣は鉄鉉を信じて幸福を受け入れ済南城に向かいましたが。それは罠でした。暗殺されそうになりがらも朱棣はなんとか生き延びて帰還。激怒する鉄鉉は済南城に砲撃を加えますが。鐵鉉は城壁に朱家の位牌をかかげます。さらに奇襲で兵糧が失われ朱棣は撤退を決意。

鐵鉉の偽降伏から朱棣暗殺失敗までほぼ史実の内容どおり。城壁に位牌を掲げるというのは軍記小説にはありますが史実かどうかは怪しいです。でもそれで攻撃が止むと考えるのが祖先を崇拝する儒教の国らしいところ(位牌はもともと儒教のものです)。

その後の戦いでは張玉が戦死。負け戦の続く朝廷軍の中でこの時期の鉄鉉たちの頑張りは光ります。でもお互いに被害は大きく。両軍とも苦しい戦いだったのは間違いないでしょう。

 

第40話 決意の南下

燕軍が南京に向けて進軍

東昌の戦いで朝廷軍に敗北、張玉たちを失った朱棣はかつてないほど意気消沈。彼に20年近く仕える朱能もこんな朱棣はみたことありません。でも朱棣は徐妙雲に励まされて戦う気力を取り戻します。

その後も3年間戦いは続きました。燕軍は勝っているものの、さすがに朝廷軍はそう簡単には崩れません。これ以上戦いが長引くのは避けたい朱棣は直接南京を攻撃しようと決意。軍を南に進軍させます。本気の朱棣を止められるものはもういません。でもこのときも朱棣は済南は避けて軍を進めています。それだけ済南の守りが堅かったのでしょう。

南京陥落・建文帝の行方は?

朝廷軍相手に勝ち続ける燕軍はついに長江を渡り首都 金陵(南京)の直前まで来ました。金陵(南京)は大混乱。朱橞は李景隆を説得して寝返らせ、城門が開けられました。

徐允恭は朝廷を守るため朱棣と戦う決意をしますが。徐増寿は朱棣と密通していると疑われ処刑。そして朱棣が南京城の中まで入ってきました。

ついに朱棣は首都・金陵(南京)を陥落させました。徐允恭は最後まで戦いましたが。錯乱した建文帝は徐増寿を殺してしまいました。こうなると誰が敵か味方かわからなくなっているのでしょうね。最後は脆いものです。

実際には徐増寿は朱棣と内通していたので、建文帝の頭がおかしくなったわけではないようです。

さて建文帝はどうなったのでしょう。

長かった靖難の役もようやく終わりにさし掛かりました。いよいよ朱棣が皇帝になる日が近づいてきましたね。

 

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