鶴唳華亭(かくれいかてい) キャスト登場人物一覧

鶴唳華亭 あらすじ 中国時代劇あらすじ

中国ドラマ「鶴唳華亭(かくれいかてい)~Legend of Love~」の登場人物キャストの紹介記事です。

 

南斉国の皇太子・蕭定権(しょう・ていけん、演:ルオ・ジン)は政略結婚で生まれ、母の顧皇后を失った彼は寵愛を受けることなく育ちました。彼には母方の伯父・顧思林とその息子・顧逢恩、そして師匠・蘆世瑜が数少ない味方です。

兄の斉王・蕭定棠は皇帝の寵愛を集める趙貴妃の息子。彼は皇太子の座を狙っています。

あるとき蕭定権は陸文昔(りく・ぶんせき、演:リー・イートン)と出会います。彼女は蕭定権の妃候補でした。彼らは互いに惹かれますが蕭定権は彼女とその家族を守るため別の妃を選びます。しかし陸文昔の父と兄は陰謀に巻き込まれ命を落としてしまい。陸文昔は復讐のため顧阿宝と名を変え侍女になって宮中に潜入するのでした。

二人はさまざまな困難にあいながらも絆を深めていくのですが。

 

スポンサーリンク

鶴唳華亭 情報

原題:鶴唳華亭
英語:Royal Nirvana
2019年、中国
全57話

原作小説:鶴唳華亭
原作者:雪滿梁園

時代背景

架空人物のドラマ。
舞台になる国は南斉(なんせい)。皇帝一族が蕭氏なので5世紀の南北朝時代に存在した南斉のように思えます。

でも実在した南斉には科挙はありません。ドラマで再現されている衣装・組織・役職名・文化は12世紀前半の北宋末期のものです。劇中の命令書や書類は瘦金体(そうきんたい)という字体で書かれていますが。瘦金体は北宋の微宗が作ったもの。

北宋末期に金と争っていた時代をモデルにしているようです。

 

鶴唳華亭(かくれいかてい)の意味

古代中国の魏晋南北朝の逸話を集めた「世説新語」に登場するエピソードから。

呉の名門・陸氏の出身で有能な政治家だった陸機(りく き)は呉滅亡後、西晋に仕えました。しかし八王の乱に巻き込まれて処刑されました。

処刑の前、陸機はかつて華亭で遊び、鶴の声を聞いた楽しいひとときを思い出して後悔しました。

(唳(てい)は鶴や雁など大型鳥類の鳴き声の意味)

そこから「華亭鶴唳」は

引き際を見極めることの難しさ。
人生の不確かさ、危険さ。
思い出や郷愁を表す意味でも使われます。

その「華亭鶴唳」をヒントにつけられたのがこの小説・ドラマのタイトルです。

悲劇的な主人公の末路を暗示するかのようなタイトルです。

ドラマでは「華亭」と「鶴唳」の順番が逆になってますが。別荘で鶴の鳴き声を聞くに例えられる幸せな生活が実現するのか。それとも過去の思い出になってしまうのか。

ドラマの主人公がどうなるかは見てのお楽しみ。

 

スポンサーリンク

主要人物

蕭定権(しょう ていけん)/皇太子

演:羅晋(ルオ・ジン)

南斉国の皇太子。幼名:阿宝。字(あざな=通称):民成。一族内での愛称:三郎(さんろう)。

子供の頃に母(顧皇后)を亡くしました。儒家の教育を受け親を慕っていますが、皇帝である父からは愛情を受けずに育ちました。それでも子や臣下としての務めを果たそうとします。陸文昔と出会って彼女を愛するようになります。国のためには自分を犠牲にすることもいとわない皇子ですが、過酷な運命に巻き込まれます。

 

陸文昔(りく ぶんせき)/顧瑟瑟/阿宝

演:李一桐(リー・イートン)

茶馬御史 ・陸英の娘。陰謀に巻き込まれた父と兄の復讐のため、東宮の侍女になって顧阿宝と名乗ります。定権が太子妃を迎えた後も彼女は定権を見守り続けました。定権とともに様々な事件に立ち向かい、二人の関係は親密になっていくのですが。

 

スポンサーリンク

皇族

蕭睿鑑(しょう えいかん)/皇帝

演:黄志忠(ホァン・チーチョン)

南斉国の皇帝。蕭定権の父。妻(皇后)は顧思林の妹。しかし夫婦仲は冷めていました。
有力一族の顧家の力を借りて皇帝になりました。そのため義兄の顧思林は軍権を握り皇帝であっても迂闊に手が出せません。蕭定権は評判のいい皇子で顧家の後ろ盾もあります。そのため蕭定権を危険な存在と思っています。

 

蕭定棠(しょう ていとう)/斉王

演:金瀚(ジン・ハン)
皇帝の長男。蕭定権の兄。一族内での愛称:大郎(たいろう)。
母は寵姫・趙貴妃。

甘やかされて育ちったので自己中心的な性格。側室の子のため皇太子には選ばれませんでした。皇太子の座を狙って義父の中書令と共謀して何度も蕭定権を陥れます。

 

蕭定楷(しょう ていかい)/趙王

演:辛鵬

第五皇子。一族内での愛称:五郎(ごろう)。
父母からの愛情をうけていないと感じています。大相国寺で陸文昔と偶然出会い彼女が好きになってしまいます。そして皇太子が持つものを奪おうとするのでした。

 

趙貴妃/趙皇后

演:苗圃

皇帝の寵愛を受ける側室。斉王 蕭定棠と趙王 蕭定楷の母。
顧皇后の死後。皇后(孝端皇后)になります。

 

張念之/太子妃

演:程小蒙

皇太子妃。蕭定権の正妻。刑部尚書 張陸正の長女。蕭定権を深く愛していましたが。

 

顧皇后

演:王媛可

故人。孝敬皇后。
蕭定権の母。顧思林の妹。

 

顧家

顧逢恩(こ ほうおん)

演:鄭業成(ジェン・イェチョン)

嘉義伯。蕭定権の従兄弟。武徳侯・顧思林の息子。
蕭定権とは幼いころから共に育ちました。武門の家に生まれながらも太子を補佐するために科挙の文科試験に合格して役人になりました。しかし、過酷な運命に巻き込まれます。

 

顧思林(こ しりん)

演:劉德凱

武徳侯。蕭定権の伯父。

大きな力を持つ将軍。蕭定権をかわいがっていて彼を次の皇帝にしようとしています。一定の領土を持ち軍権を持っているので皇帝から恐れられていました。

 

顧承恩(こ しょうおん)

演:林琮軒

河陽伯。武徳侯の長男。顧逢恩の兄。
戦場で命を落とします。

 

朝廷の重臣・臣下たち

盧世瑜(ろ せいゆ)

演:王勁松

吏部尚書。太子太傅。太子の学問の師。

厳しい学者ですが太子に真摯な心で接しました。そのため太子は盧世瑜を尊敬、親子のように慕っています。盧世瑜は太子の地位を守るため、皇帝に対して太子の冠礼を行うよう強く提案しました。しかし蕭定権を守るため罪を一人で背負って命を落とします。

 

李重夔(り じゅうき)

演:郭鵬

殿帥。殿前都指揮使。
皇帝の腹心。護衛担当。

 

李柏舟(り はくしゅう)

演:張志堅

中書令。斉王妃の父親。斉王 蕭定棠の義父。
朝廷で力を持つ策略家。娘の斉王妃を溺愛。娘のためにも蕭定棠を皇太子にしようとします。

 

許昌平(きょ しょうへい)

演:王雨(ワン・ユー)

李柏舟に仕えていました。蕭定権とは最初は仲が悪かったのですがやがて和解。腹心になります。彼の出生には秘密があります。

 

陸英(りく えい)

演:邱心志

陸文昔の父。茶馬監察御史として四川や蜀で働いていました。盧尚書から皇太子を支えるため都に戻るように進められます。しかし謀反の罪をかけられ処刑されてしまいます。

 

張陸正(ちょう りくせい)

演:鮑大志

張念之の父。 刑部尚書。盧世瑜の弟子でしたが李柏舟と協力。陸英を陥れます。後に中書令。

 

宮人

張尚服

演:郝蕾

尚服局尚服(服を作る部署の責任者)。先の皇后に仕えていました。
蕭定権に仕え、彼を見守ってきました。
ドラマ冒頭の檄文を巡る事件で命を落とします。

呉内人

演:王瑞子

尚服局内人(服を作る部署の職員)。
斉王 蕭定棠に利用され、用がなくなると殺害されそうになりました。蕭定権から張尚服が実の母だったことを知らされショックを受けます。

姜尚宮

演:馮波

尚宮局尚宮。
後宮の女官を統括する総責任者。女官長。
趙貴妃に仕えています。

 

その他

陸文普

演:劉怡潼

陸英長の長男。陸文昔の兄。

陸文晋

演:楊浩天、子役:李慶誉

陸英の末子。陸文昔の弟。

 

盧夫人

演:呉玉芳

盧世瑜の妻。

趙壅

演:王継世

安平伯。
趙貴妃の父
斉王 蕭定棠の外祖父(母方の祖父)

 

鶴唳華亭 あらすじ全話一覧

 

鶴唳華亭 第1・2・3・4・5話のあらすじ

 

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました