中国ドラマ「恋心は玉の如き」の第16・17・18・19・20話あらすじとネタバレ感想です。
災害で被災した人々を救うため徐家では皇帝の命令で炊き出しを行っていました。ところがカビの生えた米が炊き出しに使われていることが分かりました。
カビが生えた米には張氏が関わっていました。張氏は羅十一娘に米のことが知られたと喬蓮房に事情を話します。喬蓮房は張氏の勝手な行いに怒りつつも何とかしようとするのですが。
羅十一娘も米の異変に気づき、備蓄米でしのごうとします。でもそれにも限りがあります。そこで嫁荷を使って米を購入。なんとかしのいでいました。ところが区家が被災民を扇動して騒ぎになってしまいます。
恋心は玉の如き 主要人物
・徐令宜(じょ れいぎ)
演:鐘漢良(ウォレス・チョン)
・羅十一娘(ら じゅういちじょう)
・喬蓮房(きょう れんほう)
演:何泓姍(ハー・ホンシャン)
第16話 夫の救援
粥の炊き出し所では区家の扇動で人々が騒ぎ出しました。民衆は食料を奪おうと小屋に突入。羅十一娘は暴徒に足を踏まれて怪我をしました。小屋の扁額が落ち、十一娘に当たりそうになりました。すると矢が飛んできて扁額の落ちる方向を変えたので十一娘は無事でした。徐令宜が助けに来たのです。彼が炊き出しは皇帝の命令によるもので問題を起こせば皇帝の命令に背くことになると告げると人々は大人しくなりました。
徐令宜は十一娘が怪我をしているのを見ると彼女を抱えあげ家に連れ帰るのでした。その途中十一娘は人目を気にするのですが、徐令宜は夫婦なのだからかまわないと言うのでした。
徐令宜と徐大夫人はカビた米を買って徐家を危機に陥れた張氏を追放しました。喬蓮房は乳母の張氏をかばおうとしますが、徐大夫人は喬蓮房から差配の権限を取り上げ今後は羅十一娘に任せるのを認めます。
一方、徐家の危機にも関わらず徐令寛(じょれいかん)は家に役者を招いて歌っていたばかりか、観劇を見るため外出していたことも分かりました。それを知った徐令宜は怒ります。
感想
なんとか無事収まってよかったですね。それにしても徐家が大変なことになってたのに。徐令寛たちの危機感のなさ。しらなかったと言えばそれまでですが。
第17話 銀子の誘惑
徐令宜は西跨院を訪問しました。侍女の冬青と琥珀は徐令宜を引き留めるために十一娘に沐湯をすることを提案。でも羅十一娘はにらみつけます。徐令宜はどうも歓迎されていないとがっかりしながら自分の居所に戻りました。羅十一娘はほっとしますが、冬青と琥珀はなぜ十一娘が寵愛を求めようとしないのか理解できず、徐令宜を怒らせるのではないかと心配しています。
一方、文姨娘は徐令宜が西跨院に泊まっていないことを知り、十一娘が差配しても徐令宜の心まではつかめていないと侮ります。文姨娘は喬蓮房を軽々と倒すことができたので上機嫌、文家も立て直せると期待するのでした。
翌日。羅十一娘は徐家に仕える者たちを集めて帳簿を確認。周氏は徐令宜の寵愛を受けていない十一娘を見下していました。十一娘はきちんを仕事をする李氏には褒美を与える一方で、横領していた周氏は役職を解任。奥向の主導権を握るのでした。
羅十一娘は帳簿を見て布の出入りを調べ、母の死に関係のありそうな者を探すことにしました。すると喬姨娘が差配すると文家への協力を協力を中断していたことがわかります。さらに文姨娘と喬姨娘、そして丹陽の数人が端午節前に同じ生地を受け取ったことに気づくのでした。
感想
名家に仕える使用人もプライドが高そうですね。従わせるのも大変そうです。差配人になって徐家の資料に目を通すこともできるようになり、犯人探しもはかどるといいのですが。
第18話 隠し子騒動
羅十一娘は仙綾閣の簡師匠のもとを訪れました。簡師匠は繡房と協力して被災民をひきとる計画を話、その人達に刺繍の教え手が不足していることを伝えました。そして羅十一娘に仙綾閣を手伝ってほしいと話します。簡師匠は人手が足りないという理由だけではなく、十一娘に仇を打つ以外の目的を盛って欲しいと思っていたのでした。師匠の想いを理解した羅十一娘は徐府には内緒にして変装して仙綾閣に通いました。
林世顕は仙綾閣で十一娘に出会いました。林世顕も出資者の一人なのです。林世顕は十一娘に待ち合わせに来なかった理由を聞きますが、十一娘ははっきりとは応えませんでした。
その後。徐令宜は鳳卿(ほうきょう)という少年を連れてきました。そして徐令宜は口が堅い使用人を数人見つけて面倒を見るようにと十一娘に命じるのでした。冬青と琥珀は鳳卿の素性に興味を持ち、徐令宜に似てると思いますが。十一娘は鳳卿の身元を素性を詮索せず、大切に育てるよう言い聞かせます。でも屋敷内はもちろん都の名家にも徐令宜の隠し子の噂が広まってしまいます。
十一娘は徐令宜ではなく、徐令寛の子ではないかと思うのですが。
感想
隠し子は徐令寛の子供でしたか。丹陽と結婚する前にできた子らしいですが。甘やかされて育ったとはいえ無責任な。丹陽に知られたら大変です。それに徐令宜や徐家にとっても大きな問題ですね。
第19話 石段に潜む罠わな
十一娘が目を覚ますと徐令宜に抱かれていることに気づき、すぐにそっと起き上がりました。でも徐令宜は彼女をわざとからかいます。二人は衣服を着る間、鳳卿について話し合いました。喬蓮房と秦石榴が鳳卿を育てたいと名乗り出ましたが、徐令宜は二人とも鳳卿を任せることはできないと思っています。
十一娘は頂怡真(ていいしん)が子供を可愛がっているのを見たことがあるので、頂怡真を提案しました。でも頂怡真はかつて子供を無くし心に傷をおっていたため、子育てには前向きになれなかったのです。
徐令宜は徐令寬を呼んで相談しました。すでに丹陽の父・定南侯には鳳卿のことが知られていました。区家のせいで鳳卿の存在が知られてしまったようです。徐令宜は徐令寬に定南侯に謝罪するように命じますが、徐令寬は定南侯を怖がって行こうとしません。徐令宜は怒って禁足にしてしまいます。
喬蓮房は鳳卿が徐令宜の子ではないと知り、丹陽に鳳卿が徐令寛の子供だと遠回しに伝えました。西跨院の石段は工事中でした。そこで身重の丹陽が転んで怪我をしてその責任を羅十一娘になすりつけようとしたのです。丹陽は鳳卿を確認しに西跨院に行って驚き、石段で転びそうになりました。そこに羅十一娘が通りがかり丹陽を助けます。
感想
喬蓮房は何を考えているのかわかりません。羅十一娘を陥れるにしても浅はかすぎますね。
徐令宜は徐令寬とは仲直りできたのかな?
第20話 恋の戸惑い
鳳卿の育て親を決める日が来ました。徐大夫人は一同を集めて話し合いました。徐令宜は羅十一娘に育てさせようと思っていましたが。羅十一娘に励まされた頂怡真が率先して自ら育てると名乗り出ました。徐大夫人と徐令宜は彼女なら大丈夫だろうと鳳卿を任せます。
鳳卿は徐嗣誡(じょしかい)と名付けられ戸籍上は頂怡真の亡き夫の子ということになりました。
徐令寬は羅十一娘に感謝します。そこで丹陽の刺繍を見たいとお願いしました。すると徐令寬は丹陽が作った香り袋を見せてくれます。でも母を殺した犯人を見つける手がかりにはなりそうもありませんでした。
羅十一娘は羅夫人が病気と聞き羅家に駆けつけました。羅夫人は十一娘を褒める一方で寵愛が得られないなら侍女を側室にするように言います。徐家に戻り、琥珀が羅夫人の手下だった事がわかりますが、羅十一娘は事情があって羅夫人に従っているのだろうと察します。
徐家では十一娘が来てから徐令宜が変わったと評判になっていました。ところが徐令宜は羅十一娘が密かに仙綾閣で刺繍を教えていることを知ります。
感想
鳳卿の問題はとりあえず解決かな。十一娘か徐家に内緒で外に出て刺繍を教えていることがバレてしまいました。今のところ徐令宜は好意的にみていますが。問題にならなければいいのですが。
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