中国ドラマ「黒豊と白夕(こくほう と はくせき)天下を守る恋人たち」の第9・10・11・12話 感想とあらすじネタバレ紹介記事です。
豊蘭息は河川改修に行く途中、豊莒たちの妨害にあって廉江に落ちてしまいましたが、白風夕たちに助けられました。
第二王子行方不明の知らせは王宮に届き。第一王子・豊萇が怪しまれます。王子の捜索は行われましたが、雍州王は生存の見込みが少ないと考え規模を縮小します。
一方。豊蘭息と白風夕たちは旅を続けますが。白風夕の師妹・白琅華が体調を崩してしまったので治療のために雍州に向かいました。医者の治療を受けた白琅華は命をとりとめるのでした。
この記事はDVD/動画配信版の内容をもとに書いています。
テレビ放送の際には編集されて一部内容が変わっている場合があります。ご注意ください。
黒豊と白夕 番組情報
原題:且試天下
英題: Who Rules The World
2022年、中国
日本語字幕放送版は 全38話。中国版、DVDは全40話
原作小説:且試天下
作者:傾泠月
主要人物
・黒豊息(こく ほうしょく)/豊蘭息(ほうらんしょく)
演:楊洋(ヤン・ヤン)
黒豊息は民間の情報組織 隠泉水榭(いんせんすいしゃ)の榭主(しゃしゅ)
その正体は天下四大公子の一人。雍州の第二王子・豊蘭息
・白風夕(はく ほうせき)/風惜雲(ふう せきうん)
演:趙露思(チャオ・ルースー)
白風夕は天霜門(てんそうもん)の女侠。
その正体は青州の公主(王女)
・皇朝(こう ちょう)
演:頼芸(ライ・イー)
冀州の世子。
第9話 花の海
豊蘭息が帰還
雍州王は豊蘭息の無事を祈り祈祷をしていたところ豊蘭息の亡骸が見つかったと報告が入ります。雍州王は豊蘭息が死んだと思い落胆しますが、そこに雍州都督 任如松が豊蘭息が生きて戻ってきたと報告。雍州王は豊蘭息と会いました。
豊蘭息は犯人は豊莒だと想っており、雍州王に自分を陥れた者を罰して欲しいと言いますが。雍州王の態度は冷たいものでした。豊蘭息に養生するようにと言い残し去ってしまいます。
雍州王は息子の無事を願っているようですが、なんだか本気で心配しているようには見えませんね。形だけのようにも思えます。結局は第三王子の豊莒が可愛いのでしょう。雍州王も豊蘭息に危害を加えたのは豊莒の側近だとわかっています。だから豊蘭息に犯人を罰して欲しいと言われても、簡単に処罰するとは言えません。
でも結局は王元が罪をかぶることになるのですけどね。
その一方で豊蘭息には冷たくしすぎたのかなと後ろめたく思ってる部分もありそうですね。愛情は薄いとは言えやはり実の息子ですから切り捨てることはできないませんよね。
第10話 意中の人
百里氏が宮殿に戻ってきました。雍州王は豊蘭息に王妃の百里氏に孝行を尽くすように言うと。また鳳栖梧は護衛将軍の孫明揚を処罰すべきと訴えます。雍州王は鞭打ちは厳しいので減俸を命じました。
雍州王は世間に百里氏と豊蘭息の仲のよい所を見せるため、王妃の百里氏の乗った馬車の御者を命じるのでした。
雍州王の生母はもとは宮奴で、雍州王も本来なら王になれる立場ではなかったようです。当時の世子が亡くなったので跡継ぎになったようです。だから百里氏から雍州王の母后が前朝の蕭氏の一族だと聞かされて大喜びだったようです。百里氏はやり手ですね。豊蘭息はこれから苦労することになるのでしょう。
雍州王と百里氏の思惑
雍州王は王宮に戻ると、百里氏に三王子の豊莒が兄の殺害をたくらんだことを伝え、このようなことがないように百里氏に厳しく言います。百里氏は豊莒に兄の命は狙うようなことはしないように言います。他の誰かが始末すればそれでいいというのです。
雍州王は自分が低い身分の母から生まれたのを気にしていたので、百里氏の子を見下している部分があり。高い身分の母から生まれた豊蘭息は疎ましく思っているようです。結局、雍州王が信じるのは権力だけのようです。だからといって子供同士が殺し合うことは望んでいません。
百里氏としても豊莒を後継者にしたいとはいえ。我が子に兄を討たせ王の怒りをかうような危ない真似はさせたくないのでしょう。汚れ役は他の誰かがすればいいというわけですね。
第11話 再び奪われた令牌
命を狙われる白風夕
白風夕は町中で黒衣の刺客に命を狙われます。暗殺を命じたのは豊萇でした。豊萇は白風夕が武術が得意で豊蘭息とも知り合いだと聞いて驚きます。豊萇は再び白風夕の暗殺を試みますが。白風夕は豊萇を見たことはないと言ってその場を切り抜けようとするのでした。
白風夕は以前、持病の発作を起こし豊萇を助けた事がありました。持病があるのを知られたくない豊萇は白風夕を亡きものにしようとしているのですが。知らないと言われても半信半疑ですよね。とりあえず本当に知らないのか様子を見ることにしたようですね。乱暴者ようにみえてどこか甘いところがありますね。
奪われた玄極令
皇朝は玄極令と共に六合の宴に出席するよう命じられましたが、途中で襲撃に遭ってしまいました。淳禧帝は大東将軍を救援に向かわせますが間に合いませんでした。黒豊息はそのことを知りある疑いをもちます。
というのも皇朝が手に入れたという玄極令は偽物。それが淳禧帝にバレると困るので、奪われることにしたというのですね。諸王たちは自分が盗んだと疑われたくないですし。皇朝はこの件を解決するために進んで淳禧帝に協力。諸王たちもそれに従う羽目になりました。
結局は皇朝の自作自演。皇朝はまんまと主導権を握ることに成功したわけですね。
第12話 不祥事
科挙の不正事件
科挙の試験が行われましたが。徐雨新がカンニングしていたことが発覚。調査が行われ大勢の人々が逮捕されました。
雍州王は激怒。大臣たちが慌てふためく中、鳳棲梧は豊蘭息に調査を担当させるべきと進言します。
大規模な不正事件がおきてしまい鳳棲梧の弟も巻き込まれているようですが。不正に使われたのは貴重な紙で大物も関わっているようでした。
白風夕を疑う白琅華と顧宇
白琅華は父と連絡がとれないため、白風夕が事実を隠していると思い怒って白風夕に詰め寄り、顧宇は白風夕が宗主の地位を狙っていると言います。白風夕は黒豊息に捜査を依頼しており、自分が宗主になることはないと言うのです。
白琅華が心配するのは分かるのですが。顧宇はもともと白風夕が宗主の代理を務めるのが嫌なのですね。だから何かと批判的なのですね。しかも顧宇は問題を引き起こしてしまいますし。あとあと大事にならなければいいのですが。
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