中国ドラマ「星河長明・運命の妃と不滅の帝」の 第6・7・8・9・10話 ネタバレとあらすじ感想です。
葉凌霜は晁の捕虜になり。白露の名を与えられ欽天監に配属されました。
翼無憂は葉景清の遺言を受け、白露を守るために天啓へ向かいました。
白露は彧修明をうまく説き伏せ吉地を決定。彧修明は欽天監の主事に任命。
それに怒った界海天は白露に祭壇を建てる責任を押し付けるのでした。
世界観:九州とは
「九州」という架空の世界を舞台にした中華ファンタジー。東陸、北陸、西陸の3つの大陸に9つの州があるので「九州」といいいます。この世界には人間や羽を持った羽人などが暮らしています。時代によって支配する王朝が変わるので作品によって国名が違ったりします。
日本で見られるドラマ作品は「海上牧雲記」「九州縹緲録」「斛珠夫人」などがあります。
「星河長明」は九州世界で最初の統一王朝「晁」が舞台。
ドラマは新しいですが、描いている時代は「海上牧雲記」「九州縹緲録」「斛珠夫人」よりも古いです。
九州世界の地図
中州という大陸の中心地に皇帝の住む「天啓城」があります。夜北はその
星河長明 主要な登場人物
・彧修明/晁朝の高帝
演:馮紹峰(ウィリアム・フォン)
・葉凌霜/夜北の少女。疫病神と嫌われています。
演:彭小苒(ポン・シャオラン)
・七海蕊/夜北公主。葉凌霜の親友。
演:劉夢芮(リウ・モンルイ)
・七海怜/夜北長公主。
演:程小蒙(チョン・シアオモン)
・界諸嬰/大晁の重臣。
演:金沢灝(ジン・ゾーハオ)
・翼無憂(よく・むゆう)/羽臨空(う・りんくう)、羽族の王子。
演:朱正廷(ジュー・ジョンティン)
第6話
大晁 彧修明(いく しゅうめい)は各州に都護府を設置。大都護に兵権を与えると決定。界海天(かい かいてん)は大反対しました。
界海天の言い分は都督に兵権を与えたらかつての羽王のように反乱を起こすからというもの。
大都護というのは歴史上は唐の時代に設置された組織。トルファンやウイグルなど皇帝の直轄地でない地域を皇帝の代わりに統治する組織とその責任者。後の時代だと藩王がそれに近いかもしれません。確かに反乱の可能性はあります。でも領土が広くなりすぎると、結局は統治できないので難しいところです。
さらに間の悪いことに界海天が以前、勅命と偽って夜北の民を虐殺しようとしたことがバレてしまい彧修明が激怒。
息子の界諸嬰(かい しょかい)は急いで戻り両親の遺体を取り戻そうとしますが、彧修明は界諸嬰に会おうとしません。
界海天は処刑されてしまいました。彧修明の妻も自害します。家族には気の毒ですが自業自得です。
この世界が「九州」と呼ばれるのは大晁が9つの州を設置したから。という設定があります。九州世界の歴史に立ち会っているようなものですね。
第7話
白露は偶然にも七海伶に会いました。ところが七海伶は彧修明を暗殺しようとしていたのでした。七海伶にとっては親を殺されていますから無理もありません。
彧修明は不思議な力で守られているのですが、式典には不思議な力のない礼服で出席するそうです。その時を狙えば彧修明を倒せると考えているようです。
父を殺されたという点では界諸嬰も同じですが、父の手紙を読んだ界諸嬰は彧修明への復讐を諦めます。界諸嬰にとっては悔やみきれないでしょうね。
とはいうものの。彧修明には敵は多いみたいで、樊如晦は七海伶を利用して彧修明を殺害しようとしています。樊如晦は蔡騖と繋がっていて、結局は自分たちが権力を握りたいのですよね。七海伶が晁の権力争いに利用されてしまいそうで危ないですね。
第8話
白露(葉凌霜)は「逐鹿九州」という遊びを使い彧修明を試そうとします。葉凌霜は真師と彧修明が関係があるのではないかと思ってるんですね。彧修明の様子をみると何かがありそうなのですが。結局、よくわからないまま終わりました。でも彧修明はゲームがよほど楽しかったようで、白露は雲笈楼への出入りを許されます。
彧修明暗殺計画を進める七海伶でしたが。葉凌霜は気になることがあるようです。というのも七海伶が言うような界海天から恩を受けた武将は存在せず、七海伶は騙されているのではないかと心配するのです。でも七海伶は何が何でも暗殺を決行するつもり。危なっかしいです。
そこで葉凌霜は翼無憂に七海伶を助けてくれるようにお願いします。翼無憂はまさか葉凌霜が晁で役人になっているとは思いませんから驚きます。そりゃそうですね敵なのですから。翼無憂も無謀だと思っているようですが、葉凌霜にとっても彧修明は仇みたいなものですし、七海伶への協力をやめるわけにはいきませんよね。
第9話
彧修明暗殺決行の瞬間が近づいてきました。でも葉凌霜は計画が漏れているのではないかと心配になって七海怜に言いますが、七海怜の決意は変わりません。そこで脱出方法を用意していると打ち明けます。
そして星瀚大典が始まり七海怜は彧修明に襲いかかりますが、捕らえられてしまいました。彧修明は暗殺計画を事前に知っていて対策をしていたようです。霍陸は裏切りました。やはり七海怜は捨て駒でしたね。葉凌霜が用意していた策のおかげで七海怜は脱出できましたが、葉凌霜が捕まってしまいました。葉凌霜を心配して戻ってきた七海怜も捕まってしまいます。
界諸嬰は彧修明に七海怜の命乞い。彧修明はまさか信頼していた界諸嬰が自分の命を狙った七海怜を助けるとは思わなかったでしょう。彧修明は落胆したようですが、七海怜の星辰力を封印するように命じるのでした。七海怜は自分が無力になってがっかりでしょう。でも葉凌霜もその経験がありますから。今の七海怜の気持ちをわかってあげられるのは葉凌霜だけでしょうね。
第10話
七海怜は本来なら斬首になるところですが、彧修明によって言い分を述べる機会を与えられました。でも七海怜は謝罪するどころが敵意をあらわにします。もちろん重臣たちは七海怜を処刑するように言うのですが。彧修明は一族のことを考えるべきと七海怜は仕方なく膝混付いて謝罪。彧修明は七海怜を釈放、そして夜北の民は越州に移るよう命じるのでした。
確かに七海怜が恨みに思う気持ちは当然ですが。七海怜は一個人ではなく、民を代表する立場でもあるので。辛くてもここは我慢して民の命を第一に考えるべきなのでしょう。
白露(葉凌霜)は暗殺の共犯にされて処刑される事になりました。結局、葉凌霜は暗殺未遂の罪を一人で背負う形になったみたいで気の毒です。
でも彧修明は白露も真師に会ったことがあるのではないかと考え、処刑を止めさせ3ヶ月で真師を見つけるよう命じるのでした。
真師って神に近い存在のようですが、そんなに簡単に見つかるものでしょうか?
次を見る>
<前に戻る
コメント