中国ドラマ「始皇帝 天下統一」のあらすじ全話一覧紹介記事です。
古代中国の春秋戦国時代。周王室の権威は地に落ち7つの大国が勢力を争う時代になっていました。
魏や趙が強国といわれた時代は過ぎ、今は昭襄王 嬴稷が治める秦が最強といわれる時代。
紀元前260年の長平の戦いでは秦と趙が戦って趙が敗北。趙は領土の割譲を求められ兵を多く失い衰退します。
しかし趙国は約束を破り六城を秦に割譲しなかったため秦の昭襄王は趙を攻めました。3年に及ぶ邯鄲の戦いの始まります。
この最中に嬴政が邯鄲で生まれたのでした。後の始皇帝となる人物です。
「始皇帝天下統一」のあらすじとネタバレ・感想を紹介します。
始皇帝天下統一 番組情報
原題:大秦賦
2020年、中国
全78話
原作小説:大秦帝國之東出
作者:孫皓暉
主要人物
・嬴政(えい せい)
秦の荘襄王の長男。後の始皇帝。
演:張魯一、少年:李卓釗、子役:延鴻峰
・呂不韋(りょ ふい)
演:段奕宏
・趙姫(ちょうき)
演:朱珠
・嬴子楚/異人
演:辛柏青
・華陽夫人
演:鄔君梅
・嬴稷/昭襄王
演:王慶祥
・嬴柱/孝文王
演:馮暉
・嫪毐(ろうあい)
演:葉項明
時代背景
嬴政が生まれたころの中国の勢力図は以下の通り。
東周・西周の勢力は残っているものの。戦国七雄とよばれる大国が争っていました。戦国七雄の中ではすでに秦が最強国になっています。ドラマが始まったころは秦は趙を攻撃している最中。趙が何とか抵抗しているものの。かつての勢いはありません。
始皇帝天下統一 あらすじ全話一覧
第1話 邯鄲の少年
紀元前259年。趙国が秦との約束を破ったことから秦の昭襄王は趙を攻め、邯鄲の戦いが始まりました。その中で嬴政は邯鄲で生まれ、父の嬴異人は城中に拘束されていました。
いきなり1話から呂不韋と嬴異人の邯鄲脱出の場面です。歴史上は呂不韋と嬴異人が脱出して趙姫と嬴政が残されました。その経緯はドラマによって違いますが。この「始皇帝天下統一」では呂不韋が追っ手から嬴異人を守るため、あえて残したことになってます。
呂不韋と嬴異人は脱出に成功。秦の都に到着。
残された趙姫と嬴政の運命は・・・
続きはこちら。
→第1・2・3・4・5話を見る。
第1話 邯鄲の少年
第2話 脱出
第3話 子楚の加冠
第4話 天下を胸に
第5話 再会
呂不韋は華陽夫人に嬴異人を養子にするよう薦めました。嬴異人は華陽夫人の養子になり「子楚」と名を変えました。秦は西周を占領し王権の象徴・九鼎を手に入れますが河に沈んでしまいます。子楚は病に倒れ。昭王は崩御。趙は秦の王が交代する隙を狙って攻めこもうとしますが。呂不韋の策で趙は秦攻めを断念。趙姫と嬴政も秦に戻ります。
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第6話 王の剣
第7話 子楚の即位
第8話 丞相 呂不韋
第9話 東周滅亡
第10話 裁かれぬ宴
趙姫と嬴政は秦の都に入り。嬴政は父・子楚と対面。孝文王 嬴柱が即位するものの3日で崩御。荘襄王 子楚が即位。呂不韋が丞相になりました。呂不韋は兵を率いて東周討伐に向かい。東周はあっけなく滅亡。荘襄王は嬴政を太子にしようとしますが。華陽太后の策略で中断させられます。
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第11話 華陽の変
第12話 太子 政
第13話 若き秦王
第14話 奇才 李斯
第15話 独裁
嬴政は監禁され出自の噂を聞きショックを受けます。しかし呂不韋と和解。呂不韋は華陽太后の反乱を鎮圧するものの。荘襄王も息を引き取り嬴政が秦王に即位。呂不韋は相邦になりました。呂不韋は人材を求め李斯を見出す一方で独裁的な政治を行います。そのころ韓では改革を訴える韓非がいました。
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第16話 鄭国の使命
第17話 禍根
第18話 心志
第19話 趙偃の画策
第20話 心友 来る
韓王は秦の国力を弱めるため鄭国を送り込みました。秦では呂不韋が嫪毐を趙姫に合わせます。趙から人質として太子の趙佾がやって来ました。しかし趙王は秦を攻撃、やが低後を落とします。趙偃が新しい趙王になりました。
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第21話 亀裂
第22話 深まる対立
第23話 出会い
第24話 呂氏春秋
第25話 楚から来た花嫁
秦王 嬴政は燕の丹から趙の邯鄲攻めを提案され同意。しかし呂不韋は兵を出すのを渋り甘羅の策を実行。結果的に燕との約束を破ってしまい、嬴政は呂不韋に不信感をもちます。華陽太后は羋華を、趙姫は離秋を嬴政に嫁がせようと画策。嬴政は羋華を気に入るででした。
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第26話 敗局
第27話 合従軍の形成
第28話 守られた都
第29話 巻き狩り
第30話 勝ちは禍
楚の羋華と斉の離秋が秦王 嬴政の妻になるものの、嬴政は混乱を避けて王妃をたてないことに。趙佾は弟の趙偃から王座を奪うため秦の兵をつれて帰国。しかし策略にはまり失敗。秦に趙、楚、燕、魏、韓の5国連合が攻めてきました。嬴政は国を守ると親政に向けた準備をはじめます。
→31・32・33・34・35話を見る。
第31話 渦巻く懸念
第32話 仕組まれた謀叛
第33話 弟の死
第34話 太后のお気に入り
第35話 秘めた思い
韓と趙は嬴政を秦王から廃するため策略をめぐらし。呂不韋も嬴政の親政を遅らそうとしていました。嬴政は弟を守りたいと思いますが、成蟜は利用されて命を失います。趙姫は嫪毐を寵愛。呂不韋と関係は悪化するのでした。
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第36話 異なる備え
第37話 魏への条件
第38話 妥協
第39話 関内侯と呂不韋
第40話 怒りの頂点
趙姫のはからいで嫪毐は爵位と領地を手に入れ。力を得ました。嬴政は嫪毐の力を抑えるため呂不韋と妥協。嫪毐の横暴はエスカレートし、夫人を失った嬴傒は嫪毐殺害を誓います。
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第41話 秘密の露呈
第42話 王の布陣
第43話 王璽
第44話 漁夫の利
第45話 王子のゆくえ
嬴政は趙太后と嫪毐の間に2人の子供がいるのを目にし。危機を感じた嫪毐は嬴政暗殺を企みますが失敗。しかし嫪毐側は周辺国と通じ謀反を起こします。秦の都・咸陽は嫪毐軍に占領され、嬴政たちも危機に陥ります。
→46・47・48・49・50話を見る。
第46話 加冠の儀
第47話 親政の始まり
第48話 呂不韋の失脚
第49話 次の波乱
第50話 逐客
嫪毐の反乱が失敗。趙姫は地位を失い。嬴政は李斯をとりたて親政を始めました。呂不韋も連座で朝廷を離れました。呂一族と嬴一族が対立。嬴一族は嬴政に圧力をかけ、客臣を追い出しました。
→51・52・53・54・55話を見る。
第51話 対立を超えて
第52話 東進への道
第53話 割り切れぬ思い
第54話 誘拐
第55話 趙との盟約
逐客令を出して客臣を追放したもののうまく行かず。嬴政は逐客令を廃止。宗室と客臣の対立を乗り越えて東に向けて領土拡大を始めます。手始めに嬴政が狙うのは魏でした。しかし趙は趙太后を誘拐。母を見つけ出した嬴政は趙に策略をしかけることに。
→56・57・58・59・60話を見る。
第56話 疑念
第57話 それぞれの思惑
第58話 戦略
第59話 対趙攻防戦
第60話 趙王の死
秦王 嬴政は趙と盟約を結ぶため趙王 趙偃を咸陽に招待。しかし趙王は嬴政を暗殺しようとします。さらに燕の太子 姫丹は秦と趙の同盟を阻止しようとするものの失敗。嬴政は趙偃と盟約を結びます。趙は燕に攻撃をかけますが。燕は秦に助けを求めます。秦軍は趙軍を攻撃。趙王 趙偃は失意のうちに息を引き取ります。
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第61話 韓非の正体
第62話 秦篆
第63話 最後の決断
第64話 呂不韋の死
第65話 鄭国渠
嬴政は天下統一を見据え文字の統一を進めていました。韓非は秦に対抗するため6国の合従を呼びかけ秦に対抗。呂不韋のもとには諸国の使者が訪れ。反乱を危惧する嬴政は追放を命令。失意の呂不韋は自ら命を断つのでした。
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第66話 三晋からの移民
第67話 韓非の才
第68話 詭計
第69話 韓の滅亡
第70話 趙への侵攻
田畑を失った韓や魏の民が秦に流れ込み、秦は受け入れました。韓非は秦にやってきて嬴政に考えを説きます。韓非は韓を守ろうとするものの命を落とし。韓も滅亡しました。そして秦は趙に攻め込むのでした。
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第71話 邯鄲攻略
第72話 悲しき帰郷
第73話 揺れる4国
第74話 秦王暗殺
第75話 郡県制への道
李牧は命を落とし、秦軍は邯鄲を包囲。ついに趙は滅亡しました。嬴政は生まれ故郷を訪れます。残った4国は危機感を強め。秦王暗殺のため荊軻と秦舞陽を派遣。その後、秦は魏を攻めて滅ぼすのでした。
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第76話 裏切り
第77話 逆心の末路
第78話(最終回) 天下統一
秦王 嬴政は楚に狙いを定めたものの昌平君 羋啓が秦を裏切り、李信と蒙恬が率いる秦軍が敗退。王翦は軍を率いて楚を攻撃。楚も抵抗を続けていたもののついに滅亡。そして残るは秦と斉だけになるのでした。秦軍は斉の都を包囲。いよいよ天下統一のときが近づいていました。
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