中国ドラマ「宮廷の諍い女(きゅうていのいさかいめ)」の第51~55話のあらすじ・ネタバレの紹介記事です。
18世紀の大清帝国。第5代皇帝・雍正帝の治世。
雍正帝が熱を出し寝込んでしまいました。皇太后は安陵容のせいだと怒りましたが、長とその日は甄嬛の誕生日だと聞き、甄嬛を許すことにしました。一方、祺嬪たちは安陵容が雍正帝の看病をするのを反対していました。皇后は安陵容と祺嬪が仲が悪いのを知ります。
果郡王は宮中にもどり雍正帝を見舞いました。すると雍正帝がうわ言で甄嬛の名を呼ぶのを聞いてしまいます。
皇后はしだいに安陵容が手に負えなくなってきたので祺嬪を使って安陵容を抑え込もうとします。
果郡王と甄嬛は山に行き毒蛇に噛まれた男を助けました。
宮廷の諍い女 登場人物
甄嬛(しんけい)
演:孫儷(スン・リー)
ヒロイン、雍正帝の側室
雍正帝(ようせいてい)
演:陳建斌(チェン・ジュンビン)
清朝の第5代皇帝
沈眉荘(しん・びそう)
演:斕曦(ラン・シー)
雍正帝の側室
安陵容(あん・りょうよう)
演:陶昕然(タオ・シンラン)
雍正帝の側室
皇后・烏拉那拉(ウラナラ)宜修(ぎしゅう)
演:蔡少芬(エイダ・チョイ)
雍正帝の皇后
果郡王(かぐんおう)
演:李東学(リー・トンシュエ)
雍正帝の異母弟
第51話 結ばれた心
果郡王と甄嬛は山で毒蛇に噛まれた男を助けました。甄嬛は男の言葉や特徴から彼が弓矢の名人だと考え、ジュンガルだと気づきます。彼は甄嬛に好意を持ったようでしたが、しばらく話したあと男は去っていきます。
雍正帝(ようせいてい)は円明園の葉瀾依(よう・らんい)を入宮させ答応に任命しました。その後、葉瀾依は果郡王と出会いました。葉瀾依はかつて重病を患い果郡王に助けられたことがあり、それ以来果郡王にあこがれていたのでした。
西蔵(チベット)で反乱が起きした。その反乱にはジュンガルが関係しいると疑いがあります。そこで雍正帝は果郡王にチベットに偵察に行くよう命じるのでした。
果郡王と甄嬛は結婚を誓いあい。果郡王は40日で戻ると約束して旅立っていきました。
するとその後、沈眉荘(しん・びそう)が甄嬛のもとを訪れます。
感想と解説
ジュンガルとはかつてモンゴル帝国の一員だった遊牧民族。元滅亡後は独立して独自の国を作っています。
また新しい側室がやってきましたね。葉瀾依は雍正帝には興味はないみたいですが。
第52話 皇后、独壇場
答応になった葉瀾依は他の妃嬪とは馴染もうとはせず。他の妃嬪たちも彼女を快く思っていません。
皇后は皇帝の寵愛を受ける葉答応が子を産めば自分たちの脅威になると斉妃をけしかけます。すると斉妃は葉氏にナツメの汁物を届けました。葉氏は異常に気が付きましたが我慢して薬を飲みました。その後、皇帝は葉氏が子を産めない身体になったのを知り激怒。斉妃は追い詰められてしまいます。斉妃は皇后に助けを求めるのですが冷たく見放され、斉妃は我が子を皇后に託して自害しました。これで皇后は第三皇子の育て親になります。
雍正帝とその周囲は斉妃が罪を恐れて自殺したと考え、彼女に封号は与えられませんでした。
沈眉庄は葉氏に同情し彼女を訪ねますが葉氏が皇帝の寵愛を得るつもりもないことを知るのでした。
皇后は後宮での地位がますます強くなり。皇太后は皇后の勢力の強さに不安を感じて注意しますが、皇后は皇太后の言葉も聞こうとしないのでした。
そして甄嬛はある重大なことを聞かされ衝撃を受けます。
感想と解説
皇后はますます冷酷になってきましたね。いや今まで隠れてやっていただけで、表には出てなかっただけなんですけど。そして果郡王の身におきたことは本当でしょうか?そう簡単に亡くなるとは考えられませんが、本当なら残念ですね。
第53話 一世一代の賭け
果郡王が死んだと聞かされ心に傷を負った甄嬛はお腹の子とと流刑先で重病になっている父を守り、果郡王の敵を討つため皇宮に戻ることにしました。でもそのためには雍正帝に合う必要があります。
槿汐(きんせき)は雍正帝に長く仕える太監 の蘇培盛(そ はいせい)なら雍正帝を動かせると考え。自分が蘇培盛と一緒になることを決意します。甄嬛は槿汐が自分を犠牲にしようとするのを止めさせようとしますが、槿汐の決意は変わりません。もともと槿汐が好きだった蘇培盛は甄嬛を助けると約束しました。
蘇培盛は太后への祈願を口実に雍正帝を甘露寺に参拝させました。甄嬛は雍正帝の関心を引くために巧みな手段を使いました。もともと甄嬛に未練のあった雍正帝は再び甄嬛に惹かれ。二人は寺で一夜を共にするのでした。
感想と解説
なんと槿汐がこのような決断をしてしまうとは。気の毒です。蘇培盛が悪人ではないのがせめてもの幸いです。それにしても雍正帝は意外とあっさり甄嬛を受け入れましたね。結局は未練があったのですね。
第54話 せめぎ合い
皇帝は宮殿に戻った後、甄嬛との密会を誰にも知られないように隠していました。間もなく甄嬛は自分が妊娠していることを伝えました。雍正帝は喜んで温実初に甄嬛の診察をさせます。温実初は甄嬛が復讐のために宮殿に戻廊としているのを知り、思いとどまらせようとします。でも彼女の決意は固く、温実初は彼女を助けることにするのでした。
雍正帝は甄嬛の妊娠を喜び彼女を宮殿に戻そうとします。しかし皇后は甄嬛の帰還を阻止しようと策略を巡らせ、安陵容を使って皇帝に吹き込んだり、欽天監に天象が不吉だと報告させます。雍正帝はそれらの出来事に動揺して甄嬛の帰還を延期することにしました。
四阿哥弘暦の食事に毒が盛られ、それを口にした乳母が命を落としてしまうのでした。それを知った雍正帝は・・・
感想と解説
果郡王との子は雍正帝の子にしてしまうんですね。バレたら大事ですが。大丈夫でしょうか。
第55話 別れ、そしていばらの道へ
皇太后、第四皇子 弘暦の毒殺未遂事件が皇后の仕業だと見抜き、皇帝と皇后を呼び出して問いただしました。そして甄嬛を宮殿に戻して後宮の勢力バランスを保ち皇后の力を抑えようと皇帝に言います。皇后は必死に阻止しようとしますが、皇太后の意志は固く皇后の訴えは聞き入れられませんでした。
甄嬛は允礼の生母・舒太妃を訪ね、自分が允礼の子を身ごもっていることを告げます。そして宮殿への復帰は允礼の仇を討つためであると打ち明けます。
雍正帝は甄嬛を宮殿に戻すために彼女に鈕祜禄(ニオフル)氏という姓を与え。熹妃という新しい封号を授けます。さらに甄嬛を皇四子弘暦の生母だと発表。甄嬛は晴れて宮殿へと戻ったのでした。
一方、死んだと思われていた果郡王が戻ってきました。甄嬛は久しぶりに果郡王と再会。でも互いの状況は大きく変わっていて、今さら二人が一緒になることはできません。
感想と解説
ここで甄嬛がニオフル氏になって第四皇子 弘暦の生母ということに。史実との辻褄を合わせてきましたね。
これからと思っていた所に、果郡王が帰還。このタイミングで戻ってくるとは間が悪すぎます。
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