中国ドラマ「与君歌(よくんか)~乱世に舞う運命の姉妹~」の2・3話のネタバレとあらすじ感想の紹介記事です。
与君歌(よくんか)は唐をモデルにした大興王朝が舞台。
この国では宦官の仇子梁が権力を握っていました。皇帝 文宗は宰相の王陽とともに仇子梁を倒そうとしましたが失敗。
王陽の2人の孫娘は生き延び、名前と立場を変えて生き延びました。
妹のヒロイン・程若魚は皇帝の護衛剣士になり。姉の仇煙織は仇子梁の養子となっていました。
文宗の弟・斉焱が皇帝に即位。
成長した丁若魚は紫衣局に入り、皇帝を皇帝を守る執剣人になりました。
仇子梁は仇煙織を使って斉焱に毒入りの茶を飲ませようとするのですが。代わりに丁若魚が代わりに毒を飲んでしまいます。
与君歌(よくんか)の主要人物
・斉焱(せい えん)/武宗
演:成毅(チョン・イー)
・程若魚(てい じゃくぎょ)/淩泠/王若泠
演:張予曦(チャン・ユーシー)
・仇煙織(きゅう えんしょく)/王若清
演:宣璐(シュエン・ルー)
・珖王 斉宸(せい しん)/十三
演:韓棟(ハン・ドン)
・仇子梁(きゅう しりょう)
演:何晟銘(ミッキー・ホー)
・巌修(げん しゅう)
演:李俊逸(リー・ジュンイー)
第2話 執剣人と掌棋人
武宗 斉焱は狩りに出かけ、程若魚と仇煙織はお供をすることに。程若魚と仇煙織は賭けをすることになるのでした。
中国人は賭け事が好きだね。
賭け事はドラマによく出てくるシチュエーションですね。
でも正々堂々と勝負することはあまりない。たいていどちらかがズルします。
程若魚が勝てば仇煙織はもう斉焱の前に現れないという条件ですが。仇煙織が勝ってしまいます。買った獲物をカウントするのはズルいですが。程若魚は負けを認めてしまいました。
程若魚は仇煙織を警戒していますが。仇煙織は程若魚を排除する気はなさそう。仇煙織が国に忠誠を誓っているというのは本物のようですね。
斉焱は太皇太后に注意されたものの、また朝議には出ず狩りに出かけました。
皇帝といっても飾り物だしね。いなくても朝廷は動いてるし。
それでも朝議には顔を出すべきですけどね。飾りには飾りの役目があるし。
でも斉焱はそれが嫌なんでしょうね。
ここで斉焱を叱っている郭太皇太后は斉焱の祖母。郭太后のモデルは懿安皇太后 郭氏(いあんこうたいごう かくし)。唐朝の憲宗の正室、武宗(斉焱のモデル)の祖母です。
史実の武宗の時代には武宗の生母は生きてませんが兄たちの母が生きています。(敬宗の母 義安皇太后、文宗の母 積慶皇太后)それに祖母がいるものだから、実母はいないのに太后が3人もいるというおかしなことになってます。
ところが、狩りに出た先で刺客に襲われます。程若魚は仇煙織の仕業だと思うのですが。斉焱は誰かが仇煙織の仕業に見せかけたのだと言います。
一見すると仇煙織が怪しいように思えますよね。
仇煙織でないとすると、いったい誰が仇煙織を陥れるというのでしょう?程若魚たちではないようですが。仇子梁が養女の仇煙織を陥れるわけないし。
のんきに街に出て麺食べてる場合じゃないと思うのですがね。
この皇帝何考えているのでしょうか?
第3話 相次ぐ襲撃
お忍びで街に出かけた
武宗 斉焱はお忍びで恒安城の街に出て麺を食べていました。すると突然刺客に襲われます。
また程若魚が仇煙織を疑ってるね。
まあ仇煙織は仇子梁の部下ですから怪しいと思いますよね。
でもまあ仇子梁は斉焱を傀儡にすることで権力を得ているので、斉焱がいう事を聞いている限りは排除する理由はないですけどね。
程兮は仇煙織が斉焱の信頼を得るためにわざと襲撃させて斉焱を助けたふりをしていると疑いますが。証拠はありません。
仇煙織も程兮を疑ってるようですが、こちらも証拠はありません。
仇子梁の誕生日を祝う宴が開かれました。
これで59歳?嘘でしょ。
一応、白髪にして歳をとったみたいにしてますが。逆に見た目がビジュアル系っぽくなって、もはや年齢不詳。ファンタジー古装劇に出てくる悪の親玉みたい。
本当に効き目のある丹薬でも使ってるんでしょうか?
仇子梁を演じているミッキー・ホーは撮影時には46歳。まあこんなものでしょうか。
仇煙織は歳の割には若々しいと思えばいいのかな。
仇子梁のことを「家奴」と言いますが。宮廷の宦官は立場上は皇帝が所有している奴隷。「家奴」なのは間違いないです。でも力関係が逆転しているのが今の状況なんですね。
剣舞の最中。関嫵が仇子梁を暗殺するのですが。
残念。失敗。
というか、この場で刺殺は無謀だと思うのですが。まあ程若魚も似たようなこと考えてましたしね。よほど憎いのでしょうね。
話はそれますが。
中国ドラマって剣を手で掴む場面が多いですね。剣の切れ味がよほど悪いのでしょうか。剣が本物なら肉や腱が切れてズタボロになって手が使えなくなると思います。
ただの演出なのでそこまで考えてないでしょうね。
それはともかく。
関嫵は捉えられ、斉焱が黒幕だと言いますけど。自白するには簡単すぎるし程若魚としては信じられないでしょうね。
でも斉焱のとった態度は冷たい。
関嫵がよほど仇子梁に恨みがあるのは事実として、斉焱も関わっているようです。
程若魚じゃなくもショックだよ。
というか斉焱ってそんなひどいことしていたんですね。
人は見た目によらない。いや、仕方なかったのかな?
ちなみに義子とは擬似的な親子のこと。親分・子分の関係になることです。義兄弟の親子版。養子とは違って相続権がないのが普通です。だから仇子梁の義子になったからといって仇家の人間になるわけではありません。
だけどいくら仇子梁に権力があるからといって、そこまでするとは驚きですね。
改めて仇子梁のもつ力の大きさと。彼がどれだけ人々から憎まれているのかがわかりました。斉焱も仇子梁には義理があるし、簡単には逆らえない様子。
でも斉焱も本心では仇子梁を苦々しく感じていると思います。これからどうするつもりなのでしょうか。
第4話 第三の人物
仇煙織は紫衣局のための人材と費用が別の目的に使われているのを知り調査します。
一体誰が何のためにするの?
第三の人物がいて、今までの事件を起こしているようですね。仇煙織は誰かが斉焱と紫衣局を陥れようとしていると考えているようですが。将棋営ではないとすると一体誰なんでしょう。
仇子梁は斉焱が何かしようとしていると思ってるようですね。
武帝 斉焱は阿嫵の調査を打ち切り。程若魚は事件を再調査するよう求めますが。斉焱は激怒して宮中から追い出してしまいます。
庶人に落として追放って厳しいね。
斉焱はよほど知られたくないのでしょう。まあ、知られたくないでしょうね。彼自身も関わってるみたいですし。
程若魚は正義感が強いのはいいのですが。ちょっと考えが甘い。もっとうまい立ち回り方があると思いますが、よくこれで皇帝の護衛になれまたものです。
程若魚が蔡氏酒場で働いていると、斉焱が来てさらに刺客が襲ってきます。
斉焱はよく狙われるね。
皇帝なのに狙われそうなことばかりしてるんですよね。
刺客を倒したものの、口封じされたので黒幕はわからずじまい。毒の銀針を使ってるので、これが手がかりになりそうですが。
第5話 恩人との再会
程若魚は王揚の屋敷がの拠点になっているのを知ります。潜入すると鞍王が監禁されていました。
程若魚は鞍王を助けて逃げようとしますが、仇煙織に見つかってしまいます。
仇煙織は意外と逃がしてくれたんだね。
程若魚と鞍王を泳がせているんですね。程兮はそれに気がついたみたいで鞍王を珖王 斉宸のもとに移しました。
仇煙織は鞍王を斉焱の所に逃がすと思ってたようですが、斉宸の所に移すのは予想外だったようです。
斉宸は幼い程若魚を助けた人物だね。
斉宸は先帝の弟で、斉焱の叔父。
史実だと、唐の文宗 李昂、武宗 李炎の叔父になる光王 李忱ですね。粛清を恐れてひたすら大人しくしていた人物ですが、意外と有能な人物だったようです。
ドラマでも重要なキャラになりそうですね。
斉焱は程若魚をこの件から引かせようとしていますが、彼女は気が付きません。
ところで程若魚は鄭府や王揚で覆面の男と何度か会っているのですが、その正体が斉焱だとは気づいてません。
皇帝が変装してスパイみたいなことをしてるなんて。
斉焱は仇子梁をなんとかしたいと思ってますからね。頼りになる味方もほぼいないし。仕方ないんでしょうけど。ベタな設定ですね。
いちおう唐王朝をモデルにしつつもファンタジーっぽい作りのドラマですね。
さて。仇子梁・仇煙織たち将棋営と、程兮・程若魚たち紫衣局を対立させようとしている何者かがいるようですが。一体誰でしょうか?
仇煙織はそのことに気がついて調べようとしていますが。うまくいくでしょうか?
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