中国ドラマ「与君歌(よくんか)~乱世に舞う運命の姉妹~」の42・43・44・45話のネタバレとあらすじ感想の紹介記事です。
程若魚は過去を知ってしまいました。斉焱を激しく恨むのものの、かといって斉焱を傷つけることはできません。
斉焱は自分の命を絶つことで償おうとしますが、程若魚はその場を去ってしまいます。
さらに程兮の陰謀が明らかになり麗蓉の死にも程兮が関わっていました。
程若魚の記憶が完全に戻り、姉と共闘するのか。斉焱と程若魚の関係はどのように変化していくのでしょうか?
それでは42話からお楽しみ下さい。
与君歌の主要人物
・斉焱(せい えん)/武宗
演:成毅(チョン・イー)
・程若魚(てい じゃくぎょ)/淩泠/王若泠
演:張予曦(チャン・ユーシー)
・仇煙織(きゅう えんしょく)/王若清
演:宣璐(シュエン・ルー)
・仇子梁(きゅう しりょう)
演:何晟銘(ミッキー・ホー)
・程兮(てい けい)
演:習雪
第42話 死を乞う愛
程若魚が再び昏睡状態から目を覚ますと、仇煙織が婚礼衣装を身にまとい、鏡の前で建っていました。それを見た程若魚は胸が苦しくなります。
程若魚は仇煙織に別れを告げ、幼いころに祖父ととも訪れた場所へと向かいます。
武宗 斉焱は珖王 斉宸を呼び出し、婚礼のときに毒酒を出して仇煙織と仇子梁を道連れにしようと言います。すると斉宸は反対。斉焱はその様子を見て仇煙織が王若清だと確信するのでした。
仇煙織は仇子梁に面会を求めますが、断られてしまいます。
仇煙織は程若魚を追う左車を捉えますが、左車は仇煙織と程若魚が姉妹なのを知っていました。仇煙織は仇子梁に正体がばれたと覚悟を決めるのでした。
第43話 飲めない祝い酒
仇煙織は韓岳が仇子梁を追い詰めたときになぜ殺せなかったのか後悔していました。そのために韓岳は命を無駄にして仇子梁に新たな機会を与えてしまい。そのせいで斉宸、程若鱼、斉焱は苦しむことになるのです。
斉焱と仇煙織の婚礼の日がやってきました。程若魚は二人を見て複雑な気持ちになり。厳修はやけ酒を飲んで酔いつぶれていました。
新婚の夜。斉焱は煙織との初夜を断りました。煙織がその場を去ろうとすると斉焱は王揚の孫娘・王若清だと暴露するのですが煙織は否定するのでした。
第44話 骨肉の争い
仇子梁は程兮を解放。程兮は麗容の遺骨を故郷に埋葬するため旅立ちましたが、将棋営の者に追われてしまいます。
程若魚が駆けつけて程兮を助けると程兮は仇煙織を批判。間もなく厳修が追いかけてきて、程若魚に程兮の言葉を信じるなと忠告するのですが、目を離したすきに程兮が自ら厳修の刃を受けました。
怒った程若魚は厳修に襲いかかるのですが。
斉焱は猫を持ち込んで仇煙織が王若清だと暴露。そこに復讐心に燃える程若魚がやってきて、仇煙織に襲いかかりました。その場は斉焱が止めると、仇煙織の正体を調べると行って程若魚を下がらせるのでした。
第45話 本心はどこにある
程若魚は玉娘が珖王 斉宸を救いに行ったと知り追いかけました。程若魚は玉娘に無茶なことはしないよう説得しますが、玉娘は決意を変えません。そこで程若魚は玉娘とともに斉宸の救出に向かいました。
しかし斉宸は救出を拒否。さらに程若魚は仇子梁の手下に見つかってしまいます。程若魚と玉娘は抜け道を使って脱出しようとしますが、仇子梁は神才軍を動かして程若魚たちを追わせました。程若魚たちは必死に戦うものの、数が多く追いつけられてしまいました。
仇煙織が出てきて程若魚の命乞いします。仇煙織の真意を問い詰める仇子梁。すると斉宸は匕首を抜いて左車を刺し、自らの胸に突きつけて脅します。仇子梁は仕方なく程若魚と玉娘を解放するのでした。
怒りの収まらない仇子梁は仇煙織と斉焱を明かりのない部屋に閉じ込めました。
一方、仇子梁は配下に李得昀を襲わせ、程若魚に罪をなすりつけ。斉焱に程若魚を処刑させようとするのですが。玉娘の活躍で失敗。
部屋から救出された斉焱は兵士たちに給与の削減は行わず、仇子梁の策略に惑わされないよう呼びかけるると兵士たちは跪きました。そして仇子梁を神才軍大将軍の職から解任すると発表するのでした。
唐の武宗は宰相の李徳裕とともに敵対する派閥の重臣を次々と追放。
危機感を持った仇士良は神策軍を煽動して李徳裕を失脚させようとしました。しかし武宗は歯向かうものは「一族もろとも処刑する」と将兵を脅し服従させると。兵士たちは恐れて抗議活動を中止。
長い間皇帝を操っていた仇士良は力を失い引退に追い込まれました。
ドラマもこの事件をモデルにしています。
さて仇子梁は史実の仇士良のようにこのまま消えてしまうのでしょうか?
45話までの感想
程兮の最期が印象的でしたね。長い間暗躍していた彼女ですが、その末路はあっさりしたものでした。
でもあっけない最期とは逆に程若魚に与えたインパクトは絶大。仇煙織への復讐心を燃やすことには成功しています。
でも程兮も程若魚と斉焱の関係の深さまでは打ち破ることはできないでしょう。斉焱の介入によって程若魚と仇煙織の最悪の事態は免れました。
程若魚にはもう少し賢くなって欲しいところですが、それほど程兮への想いが強いのでしょうね。
仇子梁に囚われ中の斉宸ですが、なかなかしたたかです。やはり囚われ続けているのは彼にも何かおもわくがあるのでしょうね。
今後の展開が楽しみです。
そしてついに斉焱の反撃が始まりました。仇子梁の権力の源といえる神才軍の将兵の心を彼から切り離すことに成功。しかしこのまま仇子梁が大人しく権力を手放すことはありえません。次の策を考えているはずです。
彼が何をしでかすのか楽しみですね。
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