太宗 イバンウォン 11・12・13・14・15話 王妃カン氏の執念とバンウォンの絶望!

韓国ドラマ「太宗 イ・バンウォン~龍の国~」の第11・12・13・14・15話では、朝鮮の誕生直後に巻き起こる世子争いと親子の争いが描かれます。

建国の功労者にもかかわらず父に疎まれるイ・バンウォンと、わが子を次代の王に据えようと画策する王妃カン氏の対立が激化。愛する子供を失い父からも見放されたバンウォンはついに父への反抗を決めるのでした。

11~15話の内容

  • 第11話:王妃カン氏がチョン・ドジョンを抱き込み、幼いイ・バンソクを世子に据える。
  • 第12話:最愛の我が子を失ったバンウォンが屋敷に引きこもる中、カン氏は兄弟間の不和を煽るため巧妙な官職分配を行う。
  • 第13話:バンウォンは明に派遣され。国内では旧王族の粛清が行われる。
  • 第14話:バンウォンが危篤のカン氏と会った直後にカン氏が死亡。父と子の絆が完全に崩壊する。
  • 第15話:建国から7年、静かに暮らしていたバンウォンが妻ミン氏の言葉に突き動かされ、ついに挙兵のための秘密訓練を開始する。

この記事は全36話のバージョンで書いてます。
他のエピソードは 太宗イバンウォン あらすじ一覧 をご覧ください。

 

(見出しは当ブログが独自につけたものです)

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第11話 カン氏が王妃・バンソクが世子になる

あらすじ

チョン・ドジョンの心変わりとイ・バンソクの世子擁立

チョン・ドジョンは、当初はイ・バンソクを世子にすることに反対していました。しかしカン氏から「成人した息子たちは制御できないが、幼いバンソクなら志を受け継げる」と説得され、支持に転じます。

イ・バンウォンは兄たちに相談しました。でも兄たちはすでに闘志を失っていました。諦めるよう諭されるだけだったのです。

ミン・ジェの奔走とハ・リュンの予感

イ・バンウォンの義父であるミン・ジェは、劣勢を覆すために知略家のハ・リュンを訪ねました。

ハ・リュンは、カン氏がすでに盤石な体制を築いているため、今は阻止できないと告げます。ミン・ジェは肩を落として帰りました。

しかしハ・リュンは、ミン・ジェが再び自分を頼って来ると直感していたのでした。

イ・バンウォンの暴走とカン氏との対峙

チョン・ドジョンに協力を拒まれたイ・バンウォンは、父の屋敷へ強引に乗り込みました。

すでにカン氏の子らが父と同居している様子を見て、自分たちが騙されたと思い知ります。バンウォンは怒りのあまり、カン氏を手にかけようとしました。

妻のミン氏が必死に命乞いをしたことで放免されましたが、バンウォンは父のイ・ソンゲからも狂っていると言われ落胆します。

その後、バンウォンとミン氏の子供が死亡。二人は声を上げて泣き崩れるのでした。

 

カン氏の狙い通りに進んでいますね。モンジュ殺害で父の機嫌を損ねたイ・ソンゲはバンウォンたちハン氏の息子たちには冷たくなっているようです。そこまでしなくても、と思うのですが。カン氏の影響力がますます強くなっていきますね。

 

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第12話 世子指名とイ・バンウォンへの精鋭兵500戸

あらすじ

イ・バンウォンの隠遁とカン氏の王妃任命

イ・ソンゲは開国の功臣たちに恩賞を与え、カン氏を中殿(王妃)に、末子のイ・バンソクを世子に任命しました。

その頃、イ・バンウォンはミン氏とともに、亡くなった息子を山に埋葬します。イ・バンウォンは絶望しました。屋敷に引きこもり、外部との接触を断ったのです。

官職の分配とイ・ソンゲの迷い

イ・ソンゲはイ・バンウォンら兄弟たちにも役職を与えます。さらにイ・バンウォンには、私兵集団である家別抄の兵士を下賜しました。

しかしこれは、兄弟たちの不満を抑えるためのカン氏の計略でした。イ・バンソクの兄であるイ・バンボンも、自分を差し置いて弟が世子になったことに憤ります。家族の仲は険悪になっていきました。

カン氏の訪問と500戸の精鋭兵

カン氏は見舞いを装い、イ・バンウォンの屋敷を訪れました。しかしイ・バンウォンは強い嫌悪感を示します。妻のミン氏は夫をなだめ、本心を隠すよう説得しました。

イ・ソンゲはカン氏の説得もあり、ハン氏の息子たちに役職を与えます。そしてイ・バンウォンには精鋭部隊の家別抄の兵士を任せました。チョ・ヨンムが兵を引き連れて現れ、イ・バンウォンの指揮下に入ったのでした。

でもそれはカン氏は策略でした。三男 イ・バンウィ(李芳毅)と四男 イ・バンカン(李芳幹)はバンウォンが特別待遇を受けていると不満をもつのでした。

 

第13話 カン氏の罠とワン氏一族の非情な最期

あらすじ

カン氏の策略とイ・バンウの苦境

カン氏はイ・ソンゲの疲労を理由に、温泉旅行を勧めました。その裏でカン氏は、長男のイ・バンウの居場所をイ・バンウォンに教え、兄弟を会わせます。

バンウォンは長兄 イ・バンウに会いました。そこでバンウォンは兄がカン氏から「高麗の忠臣でい続けろ」と手紙をもらっていたことを知ります。

カン氏は怒ったバンウォンが挙兵すると考えましたが、ミン氏のおかげでカン氏の計画は失敗になります。

明への使臣派遣とカン氏の焦り

明から王子の派遣を要求されたイ・ソンゲは、生還が難しいこの任務にイ・バンウォンを選びました。イ・バンウォンはこれを受け入れ、明の皇帝を説得するために旅立ちます。

その間、カン氏はイ・バンウォンの妻であるミン氏の実家を監視させました。しかし世子嬪の不倫騒動が発覚し対応に追われます。

イ・バンウォンは明で朝鮮に侵攻の意図がないことを論理的に説明しました。

ワン氏一族の殺害とチョ・ヨンギュの苦悩

イ・ソンゲは旧王族であるワン氏の勢力を断つため、一族の殺害を命じました。さらに民の高麗への未練を断ち切るため漢陽への遷都を決めます。

任務を遂行したチョ・ヨンギュは、幼い子供まで手にかける凄惨な現場に衝撃を受けました。かつてチョン・モンジュを殺した記憶が蘇ります。自責の念から、官職を辞める決意をしたのでした。

 

注目点

史実ではさすがに李芳雨が高麗よりの態度をとったのはカン氏のせいではないと思います。このドラマのカン氏はやけに積極的に動いてますね。

ソンゲは明国から王子を派遣するよう要求され、悩んだ末にバンウォンを行かせるのでした。

歴史上も1394年。李芳遠は使者となって明に行き洪武帝 朱元璋や朱棣(後の永楽帝)に会ってます。朝鮮に実際に明を見た王子はいませんからいい経験になったでしょうね。

 

第14話 王妃カン氏の最期

あらすじ

イ・バンウォンの帰還とカン氏の危篤

イ・バンウォン(李芳遠)は半年間の務めを終えて朝鮮に戻りました。イ・バンウォンは半年にわたる明での使臣任務を終えて帰国しました。妻のミン氏に出迎えられたイ・バンウォンは、外の世界を見て見識を広め、朝鮮を強くするという決意を新たにします。

イ・ソンゲ(李成桂)はバンウォンが務めをはたしたことには満足ですが冷たい態度です。カン氏はさらに厳しい態度でした。

王宮での対峙とカン氏の死

カン氏が病に倒れました。イ・ソンゲが席を外したとき、イ・バンウォンはカン氏を見舞います。そして「世子には手を出さない」と告げました。

しかしカン氏はその言葉を信じません。イ・バンウォンを道連れにしようと、首を絞めました。

駆けつけたイ・ソンゲに引き離された直後、カン氏はこの世を去ります。イ・ソンゲは亡き妻を悼むあまり首を絞められた息子を気にかけません。放置したのでした。

父子の激突と断髪の儀

カン氏を失ったイ・ソンゲは世子を守るようイ・バンウォンに命じました。

イ・バンウォンは、父が後妻のカン氏ばかりを重んじ、生母であるハン氏を冷遇した過去を批判して反論します。

怒りに震えるイ・ソンゲは剣を抜きイ・バンウォンの髪冠を切り落としました。髪を乱した姿で屋敷に戻ったイ・バンウォン。その姿を見た側近のチョ・ヨンムらは、王との亀裂が深まったことに危機感を強めるのでした。

 

第15話 挙兵を企てるイ・バンウォン

あらすじ

7年間の沈黙を破るイ・バンウォンの決意

朝鮮建国から7年。イ・バンウォンは政務から遠ざかり、妻のミン氏との間に3人の息子をもうけて静かに暮らしていました。

しかし子供たちの未来を案じるミン氏の説得を受け、イ・バンウォンは王位を奪う決意を固めます。イ・バンウォンは密かに支持者を集め、王の軍隊に対抗するための兵力を整え始めました。

イ・ソンゲの怒りとイ・バンウォンの監禁

息子の不穏な動きを察知したイ・ソンゲは軍を訓練していた現場に乗り込みました。そしてイ・バンウォンに刀を突きつけます。

世子とチョン・ドジョンの仲裁でその場での殺害は免れましたが、イ・バンウォンはチョ・ヨンムの手で倉庫に監禁されました。ところがイ・バンウォンは監禁場所でチョ・ヨンムを味方に引き込もうとします。

チョン・ドジョンの提案と放たれたイ・バンウォン

イ・ソンゲは「イ・バンウォンはいつか世子を殺す」と確信。殺さなかったことを悔やみます。チョン・ドジョンは自らの手でイ・バンウォンを除去することをイ・ソンゲに申し出ました。

しかし明確な処罰の根拠がありません。そのためチョン・ドジョンは一度イ・バンウォンを釈放するのでした。

 

太宗イバンウォン 番組情報

太宗イバンウォン 主要人物

・イ・バンウォン(李芳遠)
明への使節を全うするものの父に冷遇され続け、家族を守るために王になることを誓う。

・イ・ソンゲ(李成桂)/ イ・バンウォンの父。朝鮮初代国王。
後妻カン氏と末子を溺愛するあまり、建国の功臣であるバンウォンを「狂人」と呼び、剣を向ける。

・ミン(閔)氏/ イ・バンウォンの正室。
絶望する夫を支え、時には冷徹な判断で彼を王道へと導く、のちの元敬王后。

・神徳王后カン(康)氏/ 朝鮮最初の王妃。
わが子を王にするためバンウォンを執拗に追い詰めるが、最期まで彼を恐れながら病死する。

・チョン・ドジョン(鄭道伝)新王朝の重鎮。
王権を制限するために幼い世子を支持し、バンウォンを排除しようと牙を剥く。

 

 

 

・太宗 イバンウォン あらすじ一覧

 

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韓国ドラマあらすじ
この記事を書いた人

歴史ブロガー・フミヤ

著者 自画像

京都在住。50本以上の中国歴史ドラマを視聴、レビュー記事を執筆。2017年より歴史サイトを運営。その経験を活かして他のサイトにはない歴史ネタや、分かりやすい解説を心がけています。

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