『覆流年』第30話・最終回のあらすじをお届けします。
穆澤の反乱、安然の決断、そしてそれぞれの未来へ。長きにわたる因縁がついに終結しました。
最期に穆澤が選んだ道、そして安然と穆川が迎える別れ。この記事ではドラマの結末と、その後を描く番外編の内容まで紹介。復讐劇の果てに残ったものとは?心を締めつけるラストに注目です。
この記事で分かること
- 穆澤が反乱を起こすも失敗、自ら命を絶つ
- 陸安然は瀚京を離れ、穆川は皇太子となる
- 番外編:5年後、二人が再会し心を通わせる出来事
- 主要人物たちの結末とそれぞれの新しい道
覆流年(ふくりゅうねん)30話 最終回
陸安然に拒絶された穆澤は彼女の首を締めますが殺すことはできません。穆澤は全てを終わらせるため、眠っている陸安然を置いて皇宮へと向かいます。
穆澤は兵を率いて皇宮を襲撃。
陸安然は穆川に助けられ。反乱を阻止しようと皇宮に向かいます。
しかし穆澤は反乱は失敗。穆澤は傷つき、穆川に連れられて枯れ井戸まで来ました。穆澤はその場で自ら死を選びます。
穆澤の死後、皇帝は無辜の者を罰せず穆川は皇太子となりました。
陸安然は瀚京を去って蘇城に戻ることにします。でも穆川はいつまでも陸安然を待っていると約束。二人は笑顔で別れを告げ、再び出会うことを願いながら去っていくのでした。
その後。陸安然は夢の中で皇帝ではない穆川と一緒にいる光景を見るのでした。
終わり。
最終回を見た感想
最後まで穆澤には陸安然の憎しみがわかりませんでした。別次元で起きたことで恨まれてもどうしようもありませんけどね。
でも、大まかな流れでは陸安然がいた世界と似たようなことになっているので。この世界の穆澤もいずれは暴君になっていたのかもしれません。
それにしてもこの世界の皇帝は穆澤には甘くなったような。その優しさがもっと早くできていれば、穆澤もあそこまで歪まなかったのでしょうけど。やっぱり悪いのは皇帝ですよ。
陸安然は瀚京を去ってしまいました。もう瀚京にはいたくないだろうしね。前世の復讐を果たした彼女には何が残されているのでしょうか。虚しい復讐だったようにも思えます。
覆流年 番外編
本編では省略されていましたが。DVDボックス(3巻)に入っている、その後のエピソードを紹介します。
穆澤の反乱から5年後。
陸安然は大瀚の蘇城で太子が改良した稲が実っているのを知ります。
陸家は海運で栄えています。陸安然が陸府に戻ると陸輕舟が出迎えました。長い間、穆川と会っていないと冷やかすのでした。
沈長青と冬青の結婚式。もちろん陸安然も出席。穆川も招待されました。
ところが陸安然が賊に誘拐され、助けに行った穆川も誘拐されます。でもそれは沈長青が二人が一緒にいられるようにと仕組んだ芝居でした。
陸安然は穆川が忙しい太子になってもこうして一緒にいられることに満足感をおぼえ。もう過去にとらわれるのを止め、穆川をもう二度と手放したくないと願うのでした。
主要人物たちの結末
陸安然
慶王妃としての激動の人生を歩んだ彼女は穆澤の死を見届けた後、再び慶王府へと足を運びます。前世と今生で起きたすべてを一つひとつ確かめ愛した人も憎んだ仇も、すべてが過去になったことを受け入れました。
そうして彼女は住み慣れた瀚京を去る決意を固めます。最後に向かったのは故郷の蘇城。誰かの妻や野望の道具としてではなく、自分自身の名前で生きていく道を選びました。
穆澤
野望を胸に謀反を起こし、皇宮へと攻め込みましたが、激しい戦いの中で深手を負います。最期は穆川に付き添われ母が眠る枯れ井戸の前で自ら命を絶ちました。
死の間際、彼は陸安然へ離縁状を遺しています。最後まで彼女を縛り付けるのではなく、自由にする道を選んだのでしょう。
一生をかけて追い求めた周囲からの承認は、ついに得られないままその生涯に幕を下ろしました。
穆川
兄である穆澤の暴走を止められなかった後悔を抱えつつ、彼の最期に寄り添いました。兄の死後、父である皇帝から皇太子に指名され、正式な後継者となります。
深い悲しみは消えませんが、国と民を守るという重い責任を背負う覚悟を決めました。愛する陸安然とは違う道を歩むことになり、彼は瀚京に残って公務に励みます。
皇帝
穆澤の反乱によって息子を一人失うという悲劇に見舞われました。しかし慶王府に残された妻たちや使用人までを罰することはしません。
反乱への厳しい処罰と父親としての情愛の間で葛藤した末、無関係な人々を巻き込まない慈悲の道を選びました。そして、未来を穆川に託し、彼を皇太子へと据えます。
衫越
穆川の側近として、陸安然から預かった木彫りのウサギの灯籠を穆川の手へと届けます。彼女の覚悟と切実な願いを伝えた後、彼は再び彼女を探すために旅立ちました。最後まで二人の心をつなぎ留める、大切な橋渡し役としての役割を全うしています。
南星
穆澤に仕えた兵士。穆澤は部下を巻き込むまいと一人で死ぬつもりでしたが、南星は決して彼を見捨てませんでした。最後まで主君と共に戦い抜く道を選びます。彼の存在は穆澤の人生が決して孤独なだけではなかったことを物語っていました。
覆流年を完走して:苦難の末に掴んだ復讐劇の光と影
復讐劇の爽快感が少ない
ドラマ1話の赤く燃える宮殿で命を断つヒロイン。そこから始まる復讐劇というdけに「これは最高の復讐劇が始まるぞ!」と一気に引き込まれました。
でも、いざドラマ進んでみると主人公の安然がとにかく苦戦続きで……。彼女が何度も追い詰められる姿には、正直イライラが溜まりっぱなし。『そうじゃない、そういうのが見たいんじゃないんだよ』と思う場面が何度もありました。
意識だけ戻るタイムスリップの新パターン
中国ドラマは本当にタイムスリップものが多いですよね。最初は「またこのパターンか」なんて思ってしまったのですが、この作品はちょっと違いました。当局の規制もあってか「本人の意識だけが過去に戻る」という設定になっていて、これが新鮮でした。
自分だけは未来を知っているけれど、周りは誰も信じてくれないという孤独な戦い。この設定が生み出す心理戦には、今までにない面白さを感じました。
ある意味リアルで過酷な現実
ただ、過去に戻ったからといって安然が急に超人的な力を手に入れるわけじゃないんですよね。彼女だって宮中の陰謀をすべて把握していたわけではないし、いくら少し先のことがわかっても、時代の大きな流れを変えるのは本当に大変なこと。
結局、運命に抗えず追い込まれていく展開には「そんな……」と何度も肩を落としてしまいました。
多くの犠牲を払って、ようやく憎き穆澤を倒したときはやっと報われたという思いでした。でも、穆澤をあそこまで歪めてしまったのは、あの皇帝ですよね。そう思うと、皇帝が元気なうちはまだ油断できません。
穆川が即位して新しい国が始まるところまで見届けないと、本当の意味でスッキリしたとは言えない気がします。
シン・フェイさんには今後に期待
あと、正直なところヒロインを演じたシン・フェイさんについては、復讐に燃える女性としての凄みがもう少し欲しかったかな、と感じる部分もありました。ファンの方には申し訳ないのですが、演技の迫力という点では少し物足りなさが残ったのが本音です。
王道ドラマは飽きたという方へ
それでも、ボロボロにはなりますが最後に復讐を遂げて目的達成!となる。この落差が復讐ものの面白さだと思います。
王道の中国ドラマに少し飽きてしまったという方には、変化球としておすすめできる一作ではないでしょうか。
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