中国ドラマ「黒豊と白夕(こくほうとはくせき)天下を守る恋人たち」の第25・26・27・28話 あらすじとネタバレ・感想紹介記事です。
良城の節度使 于鳴はやってきたのが豊蘭息だと知り警戒。豊蘭息も警戒されているのを知っているのですんなりとは于鳴の要求に答えません。
白風夕は于鳴が良城の民を虐げているのを知りました。義侠心の強い彼女は于鳴を許せません。そして白風夕たちの手によって于鳴は始末され。良城は豊蘭息の手にわたるのでした。
この記事はDVD/動画配信版の内容をもとに書いています。
テレビ放送の際には編集されて一部内容が変わっている場合があります。ご注意ください。
黒豊と白夕(こくほうとはくせき)主要人物
・黒豊息(こく ほうしょく)/豊蘭息(ほうらんしょく)
演:楊洋(ヤン・ヤン)
黒豊息は民間の情報組織 隠泉水榭(いんせんすいしゃ)の榭主(しゃしゅ)
その正体は天下四大公子の一人。雍州の第二王子・豊蘭息
・白風夕(はく ほうせき)/風惜雲(ふう せきうん)
演:趙露思(チャオ・ルースー)
白風夕は天霜門(てんそうもん)の女侠。
その正体は青州の公主(王女)
・皇朝(こう ちょう)
演:頼芸(ライ・イー)
冀州の世子。
・玉無緣(ぎょく・むえん)
演:張昊唯
・華純然(か・じゅんぜん)/大東天女
演:安悦溪
幽州公主
第25話 陰の立て役者
華純然の野心
華純然は大東皇帝に仏舎利を献上。皇帝から「大東天女」の封号が与えられました。この名は華純然がどうしても欲しかったものです。というのも天女の名を手に入れれば皇朝たち王子と対等になり、交渉などでも有利になるからです。
「大東天女」がどういうものかよく分かりませんが、少なくとも皇朝や豊蘭息たち諸国の王子たちと同等の地位にはなるようです。皇帝の娘に匹敵する地位なのでしょうか。それにしても物で得られる地位ってどの程度のものなの?
彼女は幼いころ黒豊息、風惜雲、皇朝と会ったことがあります。当時から華純然は皇后になりたいと思っていました。そして次はそれにふさわしい婿が誰になるのかが問題になります。すでに諸国の王族の間では噂になっているようでした。
白風夕の正体
青州軍営の風写月のもとに白風夕がやってきまて風写月を「大哥(お兄様)」と言います。実は白風夕はかつて黒豊息が想っていた青州公主・風惜雲でした。白風夕は兄に豊蘭息と和睦するよう説得。豊蘭息は風写月と交渉の席に付き無事和睦はまとまりました。
豊蘭息は親しそうにする白風夕と風写月に嫉妬していました。白風夕の正体が風惜雲だと知りませんから仕方ありませんよね。
豊蘭息は白風夕がしばらくいないだけで心配していましたし、白風夕に風惜雲の面影があるからというだけでなく白風夕個人として好きになったのでしょうね。
第26話 天下太平の志
風写月の問いかけに豊蘭息は?
風写月は豊蘭息が民を大事にする名君になると思ったようです。となると次に気になるのが豊蘭息が白風夕と風惜雲のどちらかを選ぶのか?ということでした。風惜雲はこの世界では大東天女になった華純然と同じくらい美人で諸国の王子たちから注目されているというのです。でも豊蘭息は迷わず白風夕を選びました。風写月は王族の風惜雲ではなくこの世界では江湖の民にすぎない白風夕を選んだ豊蘭息をますます気に入ったようです。
そしてそれは豊蘭息は青州を味方につけたということになります。
冀州王と皇朝
一方、昏睡状態から目を覚ました冀州王ですが。重臣たちが陰謀を企んでいたことを知り皇朝を後継者として認めますが。しっかりクギをさすことも忘れません。
黒豊息を疑う雍州王
雍州王は隠泉水榭の黒豊息を警戒、部下に調べさせていました。どうも黒豊息は雍州王家と関係があるのではないかと疑っているようです。豊莒の陰謀も進んでいて、豊蘭息にとっては不味いことになりそうです。
第27話 隠泉水榭の主
華純然が皇朝にを助けを求める
大東天女となって華純然は天下の超有名人になってしまった華純然でしたが、幽州への帰りに早速襲撃されます。幸いにも無事だったものの襲ったのがなんと兄の幽州世子らしいとわかります。
幽州から大東天女が出れば幽州としても悪くない話なのに。ここで妹を狙うとは幽州世子も小物ですね。
その後も刺客に狙われる華純然は道中居合わせた皇朝に助けを求めました。皇朝にとっても華純然の婿選びに向かう途中だったので渡りに船です。皇朝は華純然を護衛することにするのでした。
隠泉水榭に迫る危機
豊蘭息と白風夕は心を通わせたのもつかの間、雍州の都で如玉軒の者が失踪したと聞いて雍州に向かいます。黒豊息はこの件には雍王が関係していると判断。
雍州王は隠泉水榭が想像以上に大きな組織だとわかり、隠泉水榭の破壊に乗り出すことにしました。
青州王は黒豊息と豊蘭息が同一人物だと知って認めているのに。実の父の雍州王は黒豊息の正体を知らず疎まれているという皮肉。まあ雍州王の立場なら仕方ないかもしれません。この手の組織はいつ反政府勢力になるかわかりませんし。歴史上も秘密結社が王朝の命運を左右した中国ならそういう話になってもおかしくありません。
でも謎なのはよく豊蘭息が一代で雍州王にも気づかれずにそんな組織作れたなと思います。そこは作り話ですね。
第28話 迫られた決断
追い詰められた豊蘭息
雍州王は隠泉水榭の榭主・黒豊息をおびき出すため、如玉軒の者を処刑すると豊莒に広めさせました。
豊蘭息は慎重に動くべきと考え豊莒と会って話をしていますが。その間にも白建徳が弟子とともに救出作戦を実行。待ち伏せていた禁軍に捕まってしまいました。
気持ちはわかるけど足を引っ張る味方のパターン。ドラマの中国王朝の警備ってザルだけど、こういうときだけきちんと仕事する。やる気と指揮官の違い?それとも任侠団体では相手にならないのでしょうか。
黒豊息の正体が明らかになる
ついに如玉軒ばかりか天霜門まで人質になってしまい、豊蘭息はついに雍州王に自分が黒豊息だと名乗りました。当然、雍州王は激怒。当然、跪いた程度で許されるはずがありません。もう自分の息子ではないと言わんばかりです。
雍州王は豊蘭息に内力を失わせる断殤酒を与え、幽州公主の婿選びに行くように命じました。華純然と結婚すれば江湖の者たちを解放すると言うのです。
内力とは中国武術家が体の中に持ってるとされる不思議な力ですね。この力を使えば人並み以上の力が出たり怪我が治りやすくなるとされます。それを失って豊蘭息はただの人、というより本当の病人になってしまいました。
豊蘭息が武力を失った玉無緣はさっそく彼を排除しようと考えてます。
人質をとられ力も失い望まない婿選びに参加することになった豊蘭息ですが。この危機をどう乗り切るのでしょうか。力がなくても知恵があると白風夕はいいますけれど。今後の展開が気になります。
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