中国ドラマ 夢華録 1・2・3・4・5話ネタバレとあらすじ感想|趙盼児と顧千帆の出会い

夢華録 あらすじ 中国時代劇あらすじ

中国ドラマ「夢華録(むかろく)」第1・2・3・4・5話のネタバレとあらすじ感想の紹介記事です。

 

北宋の時代を舞台に。ヒロイン 趙盼児(ちょうふんじ)が様々な過去をもつ仲間とともに茶房を営み自立した女性を目指す時代劇。

茶房を営む趙盼児の前に現れたのは秘密警察 皇城司のエリート捜査官 顧千帆(こせんはん)。

人々から生き閻魔と恐れられる顧千帆は皇后を貶めようとする一派の取り調べを行なっていました。

顧千帆は皇后の秘密と関係があるというある絵を求めて趙盼児のいる町にやってきました。

趙盼児(ちょう・ふんじ)には「ムーラン」「ドラゴン・キングダム」のリウ・イーフェイ(劉亦菲)

顧千帆(こ・せんはん)には「独孤皇后」「月に咲く花の如く」のチェン・シャオ(陳曉)

二人は協力して難事件に挑みやがて心を通わせるのですが。

 

 

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夢華録(むかろく)の時代背景

北宋(979-1127年)の第3代 真宗皇帝(在位:997-1022年)の時代。

契丹との戦争も終わり、国内には平和が訪れ。経済や文化が栄えていました。

でも、平和になると国内では皇帝 真宗が道教に没頭。劉皇后が力をもち。

朝廷では皇后派と反皇后派が争っていました。

 

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夢華録(むかろく)の主要人物

・趙盼児(ちょうふんじ)ヒロイン
演:劉亦菲(リウ・イーフェイ)

・顧千帆(こせんはん)皇城司
演:陳曉(チェン・シャオ)

・孫三娘(そんさんじょう)/趙盼児の親友。
演:柳岩(リウ・イエン)

・宋引章(そんいんしょう)/趙盼児の親友。
演:林允(リン・ユン)

・欧陽旭(おうようきょく)/趙盼児の婚約者
演:徐海喬(シュー・ハイチャオ)

・周舍(しゅうしゃ)/宋引章の結婚相手
演:張翔

 

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第1話 銭塘の趙氏茶舗

 

北宋の都、東京(とうけい)。

皇城司では皇后を貶めようとする一派への拷問が行われていました。拷問に耐える者も顧千帆(こせんはん)を見ると怖くて思わず自白していしまいます。彼は都で「生き閻魔」と恐れられているのでした。

ネーミングセンスどうにかならないの?

中国語では「活閻羅」。他人が名付けたという設定なので。中国ではこのてのあだ名は多いですね。

 

この時代の皇后は劉皇后。「大宋宮詞」や「孤城閉」の劉娥と同じ人物。このドラマでは「劉婉」という名がついてます。道教に没頭して政治に無関心な真宗皇帝に代わり朝廷で権力をもっているのが劉皇后。彼女に反発する人たちがいるようです。

なにやら劉皇后の出自にかかわるような謎のようですが。どうやら銭塘(せんとう)という場所に手がかりがあるようです。この伏線がこのあとどうなるのか楽しみです。

杭州の銭塘では趙盼児(ちょう ふんじ)と孫三娘(そん さんじょう)が茶店を開いていました。

なかなかいい店だよね

元賤民の女性がこういう店が出せるとは!?いったいどういう世界なんでしょうか?本当に宋でしょうか?

父の友人とやらに助けてもらったのでは?

そこはあまり考えないようにしましょう。

 

そこに顧千帆と部下の賈江(かこう)がやってきます。さらに役人に追われた賊がやってきて騒ぎになりますが顧千帆が助けに入りました。

趙盼児は顧千帆が皇城司だと知って動揺しています。やはり皇城司は庶民にとって恐ろしい存在なのでしょう。

 

第2話 許婚の心変わり

 

顧千帆は楊知遠に夜宴図を渡せと迫りますが、そこに刺客が現れて楊家の者を殺害。同じころ趙盼児も用があって楊家を訪問。襲撃の場面にでくわしてしまいます。

楊家に火が放たれ楊家の者が大勢が殺される中、趙盼児と顧千帆はなんとか逃げ延びるのでした。

趙盼児のサバイバル能力凄いね

大勢の犠牲者が出る中でも生き延びるとは意外としぶといですね。

 

皇后の秘密が描かれているという夜宴図(やえんず)ですが。顧千帆が持っていたのは贋作でした。でもわざわざ刺客が襲うということは何か秘密を握っているのでしょう。刺客の正体はまだ分かりませんが、皇宮に関係ありそうです。

 

翌日。趙盼児と将来を誓い合っていた欧陽旭(おう ようきょく)の従者から、欧陽旭は科挙で3位合格したので官吏の娘と結婚するというのです。

「探花」というのは科挙で3位に合格した人のことです。真宗の時代には探花=3位ではありませんが。後の時代にはそういう意味になります。

欧陽旭って奴はヒドいな

確かに科挙に合格した途端、約束を破る欧陽旭はひどいです。

でも科挙合格者の地位が高い宋ならこういう人はいそうです。

欧陽旭を演じるのは「清越坊の女たち」で「任雪堂」を演じたシュー・ハイチャオ。ますます胡散臭さが漂います。

劇中でも語っていますが。儒教社会では士農工商の中では商人がもっとも卑しく軽蔑される存在。偏見をもたれて趙盼児は余計に悔しいですよね。

 

第3話 お尋ね者

 

川で女性が浮いているのが発見され。顧千帆が助けました。

助けられた孫三娘は事情を話します。彼女は夫の傅新貴と陶氏の不倫を目撃。孫三娘は夫から離縁すると言われ、息子にも裏切られました。

孫三娘の実家はすでに沒落、行くあてもなく川に身を投げたというのです。

孫三娘も苦労しているんだね。

気の毒に彼女は無気力な状態になってしまいます。

一方、鄭青田は顧千帆を指名手配。一転して追われる身になった顧千帆ですが。趙盼児と協力して対策を考えることにします。

何で地方役人なのにこんなに偉そうなの?

鄭青田は錢塘県県令(県知事)。都では恐れられる顧千帆も孤立無援の地方では分が悪いです。地方を牛耳っている役人とはいえ、これだけのことができるのですから鄭青田の背後には大物がいそうですね。

 

第4話 救出大作戦

 

周舎(しゅう しゃ)と一緒になった宋引章(そう いんしょう)でしたが。周舎は遊び人で金に困って宋引章を監禁虐待。趙盼児は顧千帆から金を借りて宋引章を救うことに。

だからやめときゃよかったのに。

確かに周舎は酷いですが。宋引章も浅はかな気がしますね。

でも苦しんでいる親友を放ってはおけないのが趙盼児のいいところ。念入りに準備をして周舎を罠にはめました。

趙盼児が借金の担保にしたのは夜宴図の真作でした。顧千帆は夜宴図を持ってひとまず都・東京に戻ります。

というかなんでそんな貴重な絵を趙盼児が持ってるんでしょうね。劇中でも事情を話していましたが、実はそんなに大した絵じゃないのでは?と思ってしまいます。

途中で知り合った陳廉を仲間にして調査を続ける顧千帆でしたが。皇城司の情報が漏れていることを知ります。

どうなってるの?皇城司大丈夫?

これは敵は皇城司の中にいるってことですよね。となると顧千帆も危ないのでは?

 

 

第5話 傾蓋の知己

 

顧千帆は親友の万奇(ばんき)の助けを借りるために訪問しました。ところが万奇は上層部から顧千帆の抹殺司令を受けてしまいます。命令には逆らえず顧千帆を殺害しようとするのですが。逆に顧千帆は万奇を殺害。華亭県に向かいます。

容赦ないね。仕方ないけど。

顧千帆や万奇が所属する皇城司は大きな組織。しかも皇帝直属の組織で司法警察組織の三衙の影響は受けません。皇城司の判断で消されても誰も文句言えません。明朝の錦衣衛みたいなものです。

命令とはいえ友を裏切った万奇も心苦しかったでしょうが、生き延びるためとはいえ裏切った友を殺せる顧千帆も冷徹な判断力をもってます。

一方、周舎は趙盼児の罠にハマり。宋引章を離縁しようとしますが、宋引章はさわいで自殺を図るとみせかけ。驚いた人々が集まってくるのでした。

趙盼児は元官妓という設定も影響しているのか今までの中国ドラマにあまりないタイプのヒロインですね。

しかし無事に趙盼児の作戦がハマったかと思われましたが。そう簡単には終わりそうにありません。いったいどうなるのでしょうか。

惜しい。もうちょっとだったのに。

ちなみに「傾蓋の知己」は「傾蓋知己(けいがいちこ)」という四字熟語が元ネタ。知り合ったばかりなのに古い友人のように親しくなること。趙盼児と顧千帆のことを言っているのでしょうね。

 

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